何を見ているの
君は気に入ったかい
この街の風景が
旅する君は素適だよ
でも疲れてやしないかい
僕はいいんだ
君が気に入っているのなら
ここで暮らそう
君とならどこだって
僕は嬉しいんだ
毎日散歩しよう
君の好きな道を
一緒に
居ておくれ。
L氏の作品に
何を見ているの
君は気に入ったかい
この街の風景が
旅する君は素適だよ
でも疲れてやしないかい
僕はいいんだ
君が気に入っているのなら
ここで暮らそう
君とならどこだって
僕は嬉しいんだ
毎日散歩しよう
君の好きな道を
一緒に
居ておくれ。
L氏の作品に
君と行こうか
旅に、行こうか
君となら独りでもなく
二人でもなく
半人前のわたしには丁度いい相棒かもしれない
車がいいね
君となら
宿がなくても
君と一緒なら車で寝て充分だ
人と話さなくてもいい
君が居れば
怖くないよ
不安じゃないよ
君の暖かな眼が、体が、心が
わたしを包んでくれるから
君と行こうか
何処か知らない街へ
一緒に、行こうか。
L氏の作品に
透き通る事ばかりが得意って
透き通ってしまうのだもの
いつの間に居たのね
一番居たい場所に
どこが一番居心地いいかって
此処よ
何もかもが硬質の最早鉱物の
雨に冷たいひび割れたblue
其処がベッド
憧れのベッド
わたしが眠りたい場所
いつまでも眠りたい青
吐く息までがブルーになって
やがてこの石に溶けて・・・
L氏の作品に
地べたに這いつくばって粘着しているのがわたしで
今回浮いているのは箱
箱の中身は一杯なんだよ
早く摑まえなきゃ
一致しなきゃ
煙草が無いね
買いに行けない
崩れきったままの形で粘着して
動こうとすると
考えようとすると
脳が反応するんだ
止めろよ
って
それに逆らって世界に乗ろうとして
失敗ばかりだ
地面以下に落ちそうだ・・・
早く乗らなきゃ。