詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

その日

2004年12月15日 | うたかた 2004 宇宙よりの
その一点で動きを維持しているだけのわたしは
他のナンピトも受け付けない
他の何をも受け付けない

人が居るだけでわたしが壊れていく
その在り様は
ありのままと言えばこれほどのありのままもないだろう

人の群れた顔の蠢きとその思念の見えない波は
辛かったよ
駅で待つ30分は泣きたかったよ

電車の中という空間の違和も
知らない街をぐるぐる廻っていたテイタラクも
情けなかったよ

役に立たなくてごめんね
カラダの不調は人には見苦しいだけ
そんなのさらしてごめんね

ごめんなさい
本当に
ごめんなさい。

04.12.15 am11:42








2 コメント

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5年生存率って、重い言葉ですね。 (たかはし)
2004-12-15 18:12:28
5年生存率って、重い言葉ですね。

完治を待っていると時期を逸してしまうのですね。

なんともつらい状況ですね。

何か原動力がほしいですね。前に進むための。

最終的には、それは自分の心にあるのは分かっている。

やぶれかぶれで、前に進んでみますか。

進むのではなく、倒れ込むということで。

誰かがそれを支えてくれるかもしれない。

地面にたたきつけられるかもしれない。

でも、どうせやぶれかぶれ、どっちでもいい。

私は、そういう心境です。

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たかはしさん♪ (ao)
2004-12-16 08:45:17
たかはしさん♪

やぶれかぶれで、前へ倒れこむ・・
いいですね。

ぐっときました。
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