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詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

見えない出口

2004年10月28日 | 20才~26才
同じことを何回も何回も考えて
そのことで何回も何回も悩んで
未だ答え出ず

このまま行くと
どんどん地におちるしか
わたしの人生は無いんじゃないか・・・

本当にわたしひとりなら
どんなに堕落しても
不良の限りをつくしても
どうということはない
が何の罪も無い無邪気なMを
不安定な方へ巻き込むわけにはいかない

だから負けられない
相手はわたし

82.2.19


未来視

2004年10月28日 | 20才~26才
世の中が段々凶暴になる
M、Nのような田舎の街にも
都会と同類の事件が沢山
はびこりつつある

自分が助かるには
自分で自分を守るしかない
少しボケッと歩いていると
どこから刃物が飛んできて
殺されるかもしれないのだ

こんな時代の中で
子供を育てる意義を
何人の親が考えているだろう

50年後の世の中を動かす今の子供達

隣り近所にいる子供達や親を見るだけでも
これからもっと世の中は危険に犯され
人の心は殺伐と貧しくなっていくのが
見えるような気がする

それを嘆いても事は変わらない
わたしはわたしで
しっかりやって行くしかないのだ

82.2.8


しかたないけど愚痴

2004年10月28日 | 20才~26才
今したいことがある
わたしは子持ちです

仮にひとりだとしたらここには居ない
あの人ともとっくに別れて(只今別居中)

今でなければ出来ないこと
若くなければ出来ないこと
独りじゃなきゃ出来ないこと
思いっきり
やる

やりたいという気持ち
この若さに挑戦したい
平凡に楽しく過ごしている
多くのジェネレーション達のように
世間の風潮に感化されっぱなしで生きるような
もったいないことはしない

わたしにはやる気がある 欲がある
エネルギーがある
それを使えない悔しさが
誰に解かろう
おそらく誰にも解かりはしない

時々ボケッと空を見るわたしの渇いた心境は
わたしにしか解かりえない

持って行き場のないいらいらを
ぶつける人も居ない

82.2.1


成人式に出れない

2004年10月28日 | 20才~26才
成人式が来る
10日後にせまっている
わたしは行きたい
けど着ていく服もなければ
それにあった靴もバックも何も無い

今あるお金が8万
ひと月をそれで過ごすだけでも大変なのに
買えば食べれなくなる

晴れ着姿の写真だって
一枚くらい残しておきたいが

今はできない

せっせと働けばお金も出来たろうけど
Mを預ける人も居ないし
いつか
背中でMの泣く声を聞きながら
働きに出なければならない日が
嫌でも必ず来るから
それまでは側にいてやりたくて
働くのを躊躇してきた

成人式の為にお金を貸してくれとは
口が裂けても言えない
わたしの意地が許さない

けど
わたしだってやっぱり
20才の娘のうちだから

82.1.5


せつない

2004年10月28日 | 20才~26才
スカートを買いに行ったはずが
Mの服と夕飯のおかずと生活用品を買って帰ってきた

貧乏な主婦になると
いつもこうなる
わたしだけではない
誰もがそう

自分のものを買おうと
意気揚々出かけても
子供服売り場へ
足が向いてしまう
そして生活用品売り場を一周して
地階の食料品売り場で食料仕入れて
終り

これが20才の人生かと思うと
切ない
いつになったら楽になるのだろう
普通の20才の娘がする普通の生活を
今してみたい

子を思う母の心とは別に
20才の娘としてそう思う
なんだか

せつない

82.1.3


世の中のあちらこちら

2004年10月28日 | 20才~26才
世の中のあちらこちらにバカな人がいる
世の中のあちらこちらにくだらない場所がある

それをすんなり受け入れるバカな人が
世の中のあちらこちらに大勢居過ぎる

歳月が重なるたびに
世の中のバカな人は増え
わたしも感化される可能性が
無いとは言い切れない

娘のMもまたしかり
なげかわしくも

でもわたしがわたしの考えを持っている限り
わたしもMも超ウルトラ快楽主義刹那主義利己主義をミックスしたバカの一員に
ならずに済むかもしれない

どれほど住みにくいと思っても
つき合いにくいと思っても
その気持ちを持っていればいい

類は友を呼ぶ

82.1.3