Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ホタルイカのピッツァ

2019年03月11日 | 料理

ピッツァ

 

今晩はピッツァを作りました。

お菓子教室の方には口頭で、少し以前のことになりますが、すでに作り方をお伝えしたと思うのですが、作っておられますか?

 

今はホタルイカの季節です。この頃になると、去年食べた味を思い出し、又作って食べたくなります。冷凍や缶詰やその他のいつでも手に入る食材で作ったものは思い出さないのに、たった1回、2回食べただけの、料理を思い出すのは、これこそが料理と言えるものだからでしょう。食べ物と言えるものは、本来このようでなければならないのではと思います。       

 

ホタルイカのピッツァの作り方; 

強力粉、砂糖、塩にぬるま湯とイーストを入れてしっかりと、グルテンが出るまで捏ねます。3-4分でしょうか。オリーブオイルを入れてまた練ります。

(オイルはフィリングによってバージンオリーブオイルあるいは、ピュアオリーブオイルを使いますがここでは半々にしました。小麦粉は強力粉が基本ですが、これまたフィリングによって、全粒粉又は米粉又は薄力粉を10%程度入れます。)

       

生地を煉って少し休ませた後で、ローリングピンで上のように丸く、2㎜ 位の厚さに延ばします。小麦粉を140g 使って直径 36㎝ に延ばしたのが、上の絵です。オリーブオイルを塗ったオーブンの丸い鉄板に敷き込みます。2人分といったところでしょうか。家庭のオーブンは温度が高く上がらないので、ローマ式ピッツァと言えるような仕上がりになります。 (シシリー式に厚く仕上げる方法は又の機会にします。)

 

まず、トマトソースを作ります。鍋にオリーブオイルを入れてみじん切りのニンニクを炒めます。香りをオイルに移したところでトマトとイタリアンパセリ、ブラックペッパー、レッドチリを入れます。ペースト状になるまで加熱し、塩と胡椒で味を整えます。(パセリにするかオレガノにするかはフィリングによって選択します)

 

できたペーストをペイストの上に塗ります。30分くらいオーブンに入れて少し膨らませます。

      

季節のホタルイカの目玉を取って 1/2 のスペースに、サロミをスライスして 1/2 のスペースに入れて、その上にチーズを置きます。ゴーダ、マリボーを細切りにして市販のシュレッダーチーズと一緒に上に載せます。

           

240℃で約25分間焼きます。

 

         

 

右上側がホタルイカ、左下がサロミです。サロミではなくチョリソーの方が良かったかもしれません(というのが食後感です)がこの季節にしか食べられない味に仕上がりました。周りは茶色に焼けて、カリカリとローマ風です。中の方はほにょほにょとしてこれまた美味です。ホタルイカのお腹がブチュッとしていて、この季節ならではのピッツァになりました。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絵と料理 (モーリ様)
2019-03-18 19:26:23
絵と料理を同列に評価していただいて恐縮しています。絵は自分の存在を直接表現できる手段ですが、料理は中々に難しい立ち位置にいます。レシピの中にほんの少しでも自分の存在を感じていただければといつも思ってやってきました。大きな励ましとなる言葉を頂きました。本当にありがとうございます。
返信する
切り絵も表現方法は色々 (モーリ)
2019-03-17 09:46:09
コメント有難う御座います。 切り絵の表現方法は色々ですが、モノクロの世界でも和紙を重ねたり、パステルで色付けしたりとどう表現したらよりリアルで寄り立体感を出せるかと模索して創作しています。 ピザでも色々工夫されてるのt同じでオリジナリティの追求に一つの方法です。  これからも宜しくお願い致します。
返信する

コメントを投稿