カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

犬飼寺の銀杏

2021年11月06日 | 我が町

 

国道24号線を五條市から橋本方面へ車を走らせていますと、もうすぐ橋本市に近い所の左側に

緑の木の中に、鮮やかな黄色い銀杏の木が、最近目立ってよく見えるようになりました。

この町の季節の移り変わりを、捉えたく思っていましたので、今日は出かけてきました。

「明日もいい日でありますように」と昨日のブログの最後に書いた通り、犬飼寺で

とてもいいことがありました。

それは、後にして

逆光での撮影となりましたので、黄色い銀杏の美しさを

撮影できなくて残念です。

犬飼寺は、ウィキペディアから由来を頂きました。

 

弘仁6年(815年)、真言宗の開祖、弘法大師空海が42歳の時に、都であった平安京を離れて「修禅の為の道場を探したい」と言って旅に出た。 その旅の途中、大和国宇智郡(現在の奈良県五條市)にて道に迷う。その時「南山の犬飼」と名乗る一人の狩人が現れ、その狩人が連れていた白黒の二匹の犬(二匹とも黒色であったという伝もある)を空海に貸し与えて無事に目的の土地である高野山へとたどり着いたという伝承がある。

山門への石段は、私の膝にはかなり辛いものでしたが、手摺りを片手にストックをしっかり着き

ながらゆっくりと上りました。

丁度今山門を入りかけているご夫婦に、後程大変お世話になりました。

 

先程のご夫婦がこの場所から銀杏全体が綺麗に見えることを教えてもらいました。

そこに行くには石段だあって少しためらっていますと、奥さんが下りてきて、私の腕を

持って、登りやすいように助けてくれました。

その何気ない優しさが、とても嬉しいことでした。

ここで何枚か写真を撮ってもらい、暫く会話がっ弾みました。

その後、私の最後の職場の地であることから、ご住職の奥様と懐かしいお話をできたことが

この日の二つ目のいいことでした。

日頃は、まるで一人暮らしと同じように、1日中誰とも話すことのない日ですので、

こうしてお寺での会話の数々が、どんなにか幸せな時間を頂けたものかと

今 今日1日を振りかえって、いい日だったことを、感謝しながら明日を

迎えられそうな気がします。

 

 

 

 

コメント (4)
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