９月５日撮影
コキア畑で立ち話をした人が、「せっかく来たのだから、
この丘の向こうに彼岸花が咲いているのを、撮って帰ればいいですよ。」
と教えてくれました。彼岸花の咲くには少し早いと思っていたのですが、すぐ近くだということでしたので緩い坂を登って行きました。
左側の池の土手一面に、咲き始めた彼岸花が目に入って、嬉しくて
ドキドキしました。
土手を埋めるような咲き方ではなかったのですが、これからもっと密に
咲いてくることでしょう。
白い彼岸花が、２所に見えました。
秋の訪れを知らせてくれる彼岸花は、子供の頃から好きな花でした。
野原から摘んできては、ままごと遊びにしたり、首飾りをしたり、蕾で蝋燭を
作ったり、友達と彼岸花遊びをした懐かしい思い出が、この花を見るたび
思い出します。
母は彼岸花で遊んだあとは、石鹸でしっかり洗いなさいと、その度に
うるさいくらい注意されました。
母を思い出すのもこの花です。
もうすぐお彼岸になると、田の畦を美しく彩ることでしょう。
そんな楽しみの初めが、この彼岸花でした。
