カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

リバーサイドホテルの6階レストランからの眺め

2014年12月23日 | 我が町

 

  

昨日22日は「歌の会」の今年最後の練習日でした。練習は午後からなので昼食は、ささやかな忘年会の会食でした。

忘年会の会場のホテルリバーサイドの1階でしたが、始まるまでに6階のレストランからの眺望を、カメラに撮っておきたくて6階までのエレベーターで上に上りました。

 

  

結婚式場のカーテンが清楚な白で輝いているように見えました。突き当りの窓の外には東側の景色が見えます。

 

 

お昼にはまだ早い時刻なので、昼食のお客様が見えないので、レストランの中に入れてもらいました。

「御予約席」のプレートのあるテーブルがいくつかありましたので、迷惑が掛からないように大急ぎで撮った画像です。左中央から斜め上の道路がR24号線です、側道が広くなって道路も走りやすくなりましたが、途中でまだできていないところがあります。

アーチが道路の右から左にありますが、道路拡張工事の前は、24号を跨いでアーチの上の部分が残っていました。拡張を機に上の部分はなくなっています。

これが、「幻の五新鉄道」の遺構です。いつも思うのですが太平洋戦争がなかったら、五条駅から、新宮市まで繋がったはずの鉄道で、このアーチ部分だけは絶対に残してほしい、この町の戦争に対する無念のつまったものだと思っています。平和への願いの象徴として語り継いでいってほしいと思います。

 

 

吉野川を渡って鉄道は続くはずでしたが、川の名がに橋脚だけを残して鉄道は敷かれませんでした。その橋脚もいつの間にか取り外されています。吉野川の対岸からは西吉野町へ向けて鉄道の敷地だけは、確保されて一時は、バス路線にもなっていましたが、採算が取れなくて、すでに廃線になり、先日そのお別れ会のイベントが行われたと聞きました。

 

  

吉野川は五條市を東西に流れていますが、写真のようにこの二見地区で流れが南北に曲り、その曲がったところが、私の小さいころは「曲淵」と呼ばれ深い淵になって濃い緑が、不気味な淀みになっていました。この美しい川での砂利採りの採取工事が始まったころから、川は以前の美しさを失っていきました。何かが行われれば何かが失われ自然が変わっていくのは、気づいた時には、取り戻すのが難しい川になっていましたが、近年川を自然の昔のような美しさに戻そうという、取り組みが行われるようになってきています。

コメント (14)
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