カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

春日大社・第六十次式年造替へ向けての特別公開

2014年10月03日 | 世界遺産

 

 

 

平成二十八年秋の本殿遷座祭に向けて式年造替に関わる特別公開が、春日大社で行われています。春日大社は古代から信仰の篤い御蓋山の麓に、奈良時代、日本の国の安泰と国民の幸せを願い創祀されました。

 

上記の四柱の神々が迎えられお祀りされたのが始まりです。(パンフレットより)

創建以来千二百年にわたって、御殿の建て替えと御神宝の新調がほぼ二十年に一度、繰り返しご奉仕されてきました。「今日あること」への感謝を伝える神事が式年造替です。

 

 

参拝マップと、矢印の順路案内に従ってお参りしました。南門から入り4柱の神様のお社後ろから、桜門を出ます。藤の花の頃には山藤の名所である、御蓋山の麓に沿った東回廊の外側の神域を荘厳な気持ちで歩みました。右側は現在大宮・ご本殿は御造替中の工事で覆い屋の中です。回廊の突当りには朱塗りの鳥居があり、御蓋山浮雲峰遥拝所で、768年に御本殿が建立されるまでは、神々様がお鎮まりになる神奈備の地として崇められ、現在も禁則地として、入山が厳しく制限されているそうです。
後殿(うしろどの)御門は明治維新以来長く閉ざされたままになっていましたが、第60次式年造替を機におよそ140年ぶりに開門されたと先日テレビで放映されていました。

春日大社は、燈籠が沢山あることが有名ですが、平安時代から現在までに約3000基が奉納されているそうです。ことに吊り灯籠の彫が美しく、2月の節分お盆の8月14・15日の万灯篭の夜は幽玄の美の世界です。その1部を再現している「藤浪之屋」を観ることもできます。

カメラが禁止の所もありましたので、頂いたパンフレットで写真の代わりとしてUPしました。

デジブックでは、上の文での説明がいくらかアルバムにすることができました。ご覧いただければ幸甚です。 

デジブック 『春日大社』

 

 

コメント (8)
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