平成二十八年秋の本殿遷座祭に向けて式年造替に関わる特別公開が、春日大社で行われています。春日大社は古代から信仰の篤い御蓋山の麓に、奈良時代、日本の国の安泰と国民の幸せを願い創祀されました。
上記の四柱の神々が迎えられお祀りされたのが始まりです。(パンフレットより)
創建以来千二百年にわたって、御殿の建て替えと御神宝の新調がほぼ二十年に一度、繰り返しご奉仕されてきました。「今日あること」への感謝を伝える神事が式年造替です。
参拝マップと、矢印の順路案内に従ってお参りしました。南門から入り4柱の神様のお社後ろから、桜門を出ます。藤の花の頃には山藤の名所である、御蓋山の麓に沿った東回廊の外側の神域を荘厳な気持ちで歩みました。右側は現在大宮・ご本殿は御造替中の工事で覆い屋の中です。回廊の突当りには朱塗りの鳥居があり、御蓋山浮雲峰遥拝所で、768年に御本殿が建立されるまでは、神々様がお鎮まりになる神奈備の地として崇められ、現在も禁則地として、入山が厳しく制限されているそうです。
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