カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

駒形大重神社 葛城古道を歩くと

2010年09月22日 | ☆ ふるさと・大和

葛城古道を歩いて九品寺の裏までは歩いて行ったことがなかった。
この日彼岸花を求めてどこかにもう咲いているかと、山の方に歩いた。
彼岸花は見つからなかったが、もう山しかないと思っていた場所で、鬱蒼とした木の茂みに包まれたような鳥居を見つけた。
農作業の人も見えない寂しい道だったが、鳥居を目当てに進んだ。
そこにあったのが、神社・駒形大重神社の鳥居だった。


< 駒形大重神社>
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延喜式に登場する古社であると、上のリンク先に書かれているが、
その中で面白いと思ったのは、神社名を書き違えたというくだりである。
文字などある階級の人たちしか読み書きしなかった頃のことなので、
さもありなんと、何か微笑ましいような気がする。

とにかく、初めての足の向くままの葛城古道の行き着いた先の神社は、
今も村の人たちによって、大切に守られているのだろうと思いながら下山した。



山の中のお社から降りてきて、見慣れた風景を目にした時、ほっとした安心感に包まれた。
コメント (4)
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