カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

取り残されて

2009年11月20日 | ☆季節

葉をみんな落として、重そうに枝をたわめている柿が、野道の方にせり出している。
この柿は塀の中ではどうなっているのだろうかと、通る度に気にかかる。
きっとこの木を植えた頃には、秋になって色づくのを待って、子どものお八つになったのだろうが、今はもう食べられることなく、いつか野鳥のご馳走になるか、熟して下の道に落ちてしまうのだろうなぁと柿の実の行く末を思う。
それにしても、緑の木を背景にして美しいものだ。

コメント (4)
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