超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">マーラーとメンゲルベルク・コレクションを思う</span>

2016-04-09 18:03:10 | 無題

友人がグレン・グールドもウィレム・メンゲルベルクが大好きだったと教えてくれた。
アメリカの原典至上主義者がトスカニーニで楽譜改変主義者がストコフスキーで
グールドはストコフスキーの熱烈な支持者だけど、ヨーロッパの
原典至上主義者ワインガルトナーも楽譜改変主義者のメンゲルベルクも
なぜか両方好きだったという話である。
メンゲルベルク・コレクションはアマゾンでだいぶ値下げした。
発売日が他店より10日ぐらい遅いが値下げの魅力には勝てない。
今日はベルティーニのマーラー6番9番を聞いて美感を味わった。
同じケルンのギュルツェニヒ管の全集が買えないので
ケルン放送響のベルティーニで代用して聞いた。
だがマーラーは基本一曲1枚でお願いしたいので
クーベリックのマーラー全集へと結局原点回帰して聞くことになる。
クーベリックは速いテンポだが音色に独特の渋さがあり
これはこれで十二分に満足できる名演奏である。
マーラー3番も一枚で聞きたいという無茶な欲求には
ミトロプーロスのマラ3が応えてくれる。
ここ数日でエド・デ・ワールト、ヘルマン・シェルヘン、
レイフ・セーゲルスタム、ガリ・ベルティーニ、
ラファエル・クーベリックと多様なマーラー録音を聞いた。
ギュルツェニヒ管を控えるための苦肉の策である。
今日は川沿いの桜を見て豆大福を食べて帰ってきた。
クーベリックの渋い音色のマーラーで春のうさを晴らそう。
前途には明るい未来が待っていると信じたい今日この頃である。


マーラーを山積みにして耐え難い暗礁を抜け春を乗り切る



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <span itemprop="headline">... | トップ | <span itemprop="headline">... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿