今朝の大雪に汗る

今朝の大雪は汗った。
大いに動揺して悲観的になった。
午後雪が止んで快晴になり、道の雪も解け始め、
これなら生きて行けるという天気になった。
歩いて20分ぐらいの専門店街に雪靴を履いて往復し、
ベーカリーでアイスコーヒーを飲んで
スーパーで日糧のローフパンの特売品90円を5個買って
満足して帰った。
帰りは月寒川の雪景色に沿って帰った。
去年のクリスマスに買ったコリン・ディヴィスの
シンフォニーズという好感度の高いボックスから、
シベリウスの交響曲を選んで迫力満点の堂々演奏を聞く。
外気と室温の気温差で頭がくらくらした。
明日の仕事の用意を済ませて、夜、肉豆腐うどん食べる。
頂いた絵皿ではピーター・ラビットが冬の贈り物をそりに乗せて
配って歩いている。
冬は贈与の精神で乗り切るしかない。
月や雪や塩のような毎日だ。

雪ぞりで配って歩く幸せを山高く乗せまず聖夜まで

また大雪に動揺する

一面、真っ白。今年初の本格的な大雪だ。

ずぼずぼの雪のなか明日から仕事行くの憂鬱だ。

こちらに来て数年経つが、毎年この時期に動揺している。

仕事はいろいろ壁もあるし、こんなブルージーな
シーズンはどう乗り越えればよいのだろう。

大雪、積雪、流雪注意報が出ている。
今日は日曜でよかったけど、明日から
スノーマンの季節が続くのだ。
早くホワイトクリスマスまでたどり着けば、いいのだが。
　
中国から船便で来る雪除けフェルト・ハット早く来てほしい。
山積する壁も沈静してほしい。
プルーストのＤＶＤも早く来てほしい。
ワルターも買ってしまおう。

私がさびしいとき、仏さまもさびしいの。
—金子みすず

英語で言えば
Heaven knows I'm miserable now...
(The Smiths)

一面に前が見えない大雪でこの憂鬱を天のみぞ知る