超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

見出された時を求めて

2019-11-14 10:36:03 | 無題
昨日の夜はマリ・クレール・アランのバッハオルガン全集を数枚聞く。
今は、クラウディオ・アラウのフィリップス録音全集から、ベートーヴェン
のピアノソナタの旧録音の10番から18番を聞いている。

マルセル・プルーストの「失われた時を求めて」の最終巻、
「見出された時」の実写版映画が中古で売っていて見てみたい気がする。
多分、全巻の断片が回想場面として、フラッシュバックで出てくるだろうと思う。
小説全巻を読みとおす気力がないので、映画「見出された時」で
プルーストの美意識に触れられたらよい機会だろう。
ただ、レビューでは小説の細部まで知っている人向けの
選ばれた人のための映画だと書いてあったので、敷居が高いかも知れない。


アラウの月光ソナタが雪の晴れ間に静かに鳴っている。

片隅の記憶の欠片北国の雪の晴れ間に浮んでは消え
コメント
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