超人日記・作文

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

シエラザードと幻の写本

2019-10-09 20:10:03 | 無題
帰って、クリュイタンス没後50周年ボックス聞く。
曲を探すのが難しいな、と思っていたけど、被せる型の
厚手の上箱の側面にCD番号と曲目が書いてあるので、
一枚一枚取り出して見なくても、上箱の側面で曲を選んで
取り出して聞けば、簡単に好きな曲が聞ける。
と、いう訳で、上箱の側面でリムスキー=コルサコフの
シエラザードをみつけて、CD12を取り出して
シエラザードを聞いている。
大変、楽しく、また渋い演奏となっている。
この要領で、フォーレのレクイエムとか自在に
取り出してピックアップして楽しみたい。
晩ご飯にトリの照り焼きを食べて、食後に
専門店街に行き、服飾店で買い物をして、
足取りも軽く帰宅する。
秋物は今が着るシーズンで数週間すると
もう寒くて秋物は値下げして冬物の季節になる。
値下げまで待てばいいのだが、売れるのが心配で
今、買う。家族はデザイン等少々難ありと感じた
ようだが、慣れれば後悔しないと思う。
今日は、映画「薔薇の名前」は修道院で殺人事件が
連続して起こる話で、アリストテレスの「詩学」には
実は悲劇の他に喜劇の章があって、それが真面目過ぎる
修道士の神学者には許せないので、「詩学」の喜劇の写本に
毒を塗って、読んだ者が次々に死んでゆく話だと人に話す。
時代考証がしっかりしているので中世修道院の様子を窺い知るにはいい
と「対話で入門西洋史」に書いてあった。喜劇の写本読みたかった(笑)。

秋の夜にシエラザードを聞きながら現存しない写本夢見る
コメント
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