「詳説世界史研究」のメモから、要点をまとめてみたい。
預言者ムハンマドに啓示されたイスラム教は、その教えコーランを聖典とし、
中東を初め世界各地に広まり、アッバース朝を中心とするイスラム教圏を建設した。
アッバース朝の衰退後、オスマン帝国が大帝国に発展した。
一方、キリスト教圏では西ローマ崩壊後、東ローマのビザンツ帝国が長期にわたって
存続した。そこでローマ法大全がユスティニアヌス(1世)によってまとめられた。
西ローマ崩壊後、ヨーロッパ世界はゲルマン民族が多くの地域を支配した。
フランスの前身であるフランク王国はカール大帝のもとでカロリング・ルネッサンス
を迎えた。中世キリスト教世界は封建領主制と教会の下で栄えた。
アンセルムスからトマス・アクィナスの神学大全に至るキリスト教神学が支柱となった。
中世神学では普遍論争で実念論と唯名論が議論し、唯名論に傾いた。
イスラム教に支配された聖地奪回を目指す十字軍の出費と黒死病が中世ヨーロッパを
疲弊させた。十字軍で盛んになった東西貿易の経済的恩恵を受けたイタリアの
各都市が栄えた。ルネッサンスがのちに花開く。
続き
一方、フランスとイギリスは百年戦争で争い、ジャンヌ・ダルクによってフランスは
一時、盛り返した。それからイギリス国内ではばら戦争で争いが続いた。
イギリスでは議会が徐々に発達し、王党派と議会派の対立が続いたが、
クロムウェルの指揮するピューリタン革命と、権利宣言を受け入れたメアリ2世と
ウィリアム3世を迎え入れた名誉革命を成し遂げた。
フランスは絶対王政が続き、ルイ14世太陽王が王権神授説を唱えた。
ルイ16世の時代、圧制への抵抗が高まり、バスティーユ襲撃などで
フランス革命へ向かった。人権宣言を採択したフランス革命のあと、
革命指導者だったロベスピエールの恐怖政治が一時支配したが、
その状況を打破したのがナポレオンだった。
イギリスでは綿工業や蒸気機関の発達で産業革命を達成し、近代化をいち早く遂げた。
駆け足で世界通史の要点をまとめた。西洋史が中心である。覚え書き。
世界史の要所要所を書き留めて頭のなかに歴史まとめる
預言者ムハンマドに啓示されたイスラム教は、その教えコーランを聖典とし、
中東を初め世界各地に広まり、アッバース朝を中心とするイスラム教圏を建設した。
アッバース朝の衰退後、オスマン帝国が大帝国に発展した。
一方、キリスト教圏では西ローマ崩壊後、東ローマのビザンツ帝国が長期にわたって
存続した。そこでローマ法大全がユスティニアヌス(1世)によってまとめられた。
西ローマ崩壊後、ヨーロッパ世界はゲルマン民族が多くの地域を支配した。
フランスの前身であるフランク王国はカール大帝のもとでカロリング・ルネッサンス
を迎えた。中世キリスト教世界は封建領主制と教会の下で栄えた。
アンセルムスからトマス・アクィナスの神学大全に至るキリスト教神学が支柱となった。
中世神学では普遍論争で実念論と唯名論が議論し、唯名論に傾いた。
イスラム教に支配された聖地奪回を目指す十字軍の出費と黒死病が中世ヨーロッパを
疲弊させた。十字軍で盛んになった東西貿易の経済的恩恵を受けたイタリアの
各都市が栄えた。ルネッサンスがのちに花開く。
続き
一方、フランスとイギリスは百年戦争で争い、ジャンヌ・ダルクによってフランスは
一時、盛り返した。それからイギリス国内ではばら戦争で争いが続いた。
イギリスでは議会が徐々に発達し、王党派と議会派の対立が続いたが、
クロムウェルの指揮するピューリタン革命と、権利宣言を受け入れたメアリ2世と
ウィリアム3世を迎え入れた名誉革命を成し遂げた。
フランスは絶対王政が続き、ルイ14世太陽王が王権神授説を唱えた。
ルイ16世の時代、圧制への抵抗が高まり、バスティーユ襲撃などで
フランス革命へ向かった。人権宣言を採択したフランス革命のあと、
革命指導者だったロベスピエールの恐怖政治が一時支配したが、
その状況を打破したのがナポレオンだった。
イギリスでは綿工業や蒸気機関の発達で産業革命を達成し、近代化をいち早く遂げた。
駆け足で世界通史の要点をまとめた。西洋史が中心である。覚え書き。
世界史の要所要所を書き留めて頭のなかに歴史まとめる