超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

オルガン交響曲で光が差す

2019-10-08 16:30:52 | 無題
アンドレ・クリュイタンス指揮の田園と
サン=サーンズのオルガン付き交響曲を聞いている。
クリュイタンス没後50周年ボックスは、
半分ぐらいは録音が古く、知らないフランスの
作曲家の曲が多く、だいぶマニアックな箱物だが、
一枚一枚の音が渋く、大人向きの音楽で、
大人が憩うのには最適とも言える。
ただ、私は有名な交響曲が好きなので、
その割合が少ないところはご愛嬌である。
その代わり知らない曲が多く入っていて、
手持ちのCDとの重複が少ないのは嬉しい。
後半、録音が時代とともにどんどん良くなる筈なので、
ますます楽しみである。
暇を見て、アンセルムスの
「なぜ神は人になり給いしか」を熟考するつもり。
ジャック・ル・ゴフの『煉獄の誕生』を読んだ。
煉獄が浮上するのは12世紀だと書いてあって、
私の知ってる教皇革命の始まりは11世紀後半なので
若干、ずれている。
おそらく、どれをもって煉獄の誕生とするかの
資料の選び方の違いなのだろう。
グレゴリウス7世の教皇革命の頃、
煉獄の問題が浮上したとされるので、
11世紀後半から火種はあったに違いない。
Heaven,heaven is the place,the place where nothing,
nothing ever happened...(Talking heads)

最終の裁きの前に煉獄で罪を償い天に召される
コメント
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