美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ Have Yourself A Merry Little Christmas を録音

2015-12-17 | Christmas

1944年(昭和19年)に公開された映画『Meet Me in St. Louis』

(邦題 : 若草の頃)の中でジュディー・ガーランドが歌った、素晴ら

しいクリスマスソング「Have Yourself A Merry Little Christmas」

を歌って録音しました。

スライド画像は、数年前に撮影した長崎にあるハウステンボスの

クリスマスイルミネーション画像を使っています。


この曲は、ラルフ・ブレイン(Ralph Blane)が作詞し、ヒュー・マーティン

(Hugh Martin)が作曲しました。歌詞は、何とオリジナルから2回も書き換え

られています。

最初の歌詞は、第二次大戦で戦う兵士たちへの想いを込めて書かれたもの

でしたが、映画の中でジュディ・ガーランド(エスター役)が幼い妹

(トゥーティ役のマーガレット・オブライエン)に歌うのは、余りに暗く

重い内容なので希望が持てる内容に書き直されました。

そして、後年にフランク・シナトラがレコーディングする際に一部歌詞を

書き換えました。

現在では、シナトラが歌った歌詞で歌うアーティストが多いです。

映画の舞台は、1903年から1904年、万国博覧会を控えた古きよき時代のア

メリカ、セントルイス。弁護士一家の人間模様を描く作品で、ゆったりと

した情景を美しいカラー映像で描写し、戦争の暗い世相に疲れた人々の心に

響いて大ヒットしました。

映画のラストで父親の仕事の関係で慣れ親しんだセント・ルイスを

離れなければならないと言われた子供たちが、悲しみを隠しきれずに

いる展開になります。

一家はセント・ルイスを離れることになり、まだ幼い末娘が

「遠くに行ったら、サンタさんが私の家がわからなくなる」と泣き、

姉役のジュディー・ガーランドが慰めるように「大丈夫。サンタさんは

何でもご存知よ」と言って、歌い出すのがこの歌です。


監督のヴィンセント・ミネリはこの映画を観て感激し、ジュディー・ガーランドに

求婚しました。二人の間に生まれたのがライザ・ミネリですね。


<歌詞>
映画の中でジュディ・ガーランドが歌った歌詞です。

Have yourself a merry little Christmas,
Let your heart be light,
Next year all our troubles will be out of sight,

Have yourself a merry little Christmas
Make the yule-tide gay
Next year all our troubles will be miles away,

Once again as in olden days
Happy golden days of yore
Faithful friends who were near to us
Will be dear to us once more

Someday soon, we all will be together
If the Fates allow
Until then, we'll have to muddle through somehow
So have yourself a merry little Christmas now.


ささやかなクリスマスをあなたもお祝いしてね 
心に灯をともして 
年が明けたら、全ての悩み事なんか目の前から
消えてしまうでしょう

お祝いしましょう、ささやかなクリスマスを
主イエスの降誕節を陽気に楽しく盛り上げて
年が明けたら、悩み事なんか遥かかなたへ

もう一度、懐かしい日々のように
幸せで輝いていた かつての日々のように
心を許しあった友達と
もう一度集まろうね

そのうちすぐ、みんな一緒になれるわ
運命の女神がお許しになれば
その時まで何とか乗り切らなくてはいけないの 
だから 祝いましょう ささやかなクリスマスを
今は...


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