美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ I Get a Kick Out Of You をセッションで歌いました。

2017-11-29 | Jazz Vocal

フランク・シナトラの十八番の曲として、有名な『I Get a Kick Out Of You 』

(邦題「君にこそ心ときめく」)をアマチュアが参加できるジャズのセッションで

歌って録音しました。ピアノとベースはプロで、ドラムの人はアマチュアでした。

私の歌は、いつものように発音はよくないし、音程は外れているし、リズムに

乗れていないし、歌詞を間違えているなど、ひどい出来ですが、私としては

セッションで歌っている雰囲気だけは感じる録音なので、You Tube にアップして

公開しました。

もし、宜しければご覧くださいませ。ジャズ・アーティストの画像を多数使って

スライド映像にしています。


『I Get a Kick Out Of You 』について、少し。

この曲は、アメリカの偉大なコンポウザー、コール・ポーターが1934年に自ら

制作したブロードウェイ・ミュージカルの『Anything Goes』の劇中に歌う

挿入歌として作った曲で作詞もしています。

「Anything Goes」の初演では、エセル・マーマンが歌いました。

同じ「Anything Goes」のタイトルで2度映画化されています。

コール・ポーターは、自らミュージカルの制作を行い、演出や音楽監督を行い、

そのミュージカルで使う曲をたくさん書きました。

コール・ポーターは、ミュージカルや映画音楽の分野で、現在スタンダード・

ナンバーと云われる曲を多く残しています。

私達が、よく聴くスタンダード曲で、

·Begin The Beguine

·Night And Day

·You’d Be So Nice To Come Home To

·Love For Sale

·So In Love

·I’ve Got You Under My Skin

などもコール・ポーターが作った曲です。生涯で約870曲ほど作詞・作曲しています。

では、『I Get a Kick Out Of You 』を歌うアーテイストの映像をご紹介します。

まずは、何と云ってもフランク・シナトラですね。

テレビ放映の映像です。彼独特のフレージングがかっこいいです。毎回歌詞を少し

変えてユーモアたっぷりに歌うのもご愛嬌です。


次は女性アーティストで。

私の大好きなジョニー・ソマーズです。テレビドラマ「サンセット77」のワンシーンだ

と思います。なかなかに、いい感じで彼女の個性あふれる歌い方をしています。

古いモノクロの映像ですが、音声は鮮明です。


最後は、最近の映像を。イギリスの若きジャズシンガーで今 世界中で人気沸騰している

ジェイミー・カラム (Jamie Cullum) です。この曲に関しては、かなり激しいアレンジで

ピアノを弾きながら歌っています。初めてご覧になる人は、びっくりされると思います。

この人は、日本でも人気があり、2004年からほぼ毎年来日して公演しています。


< I Get a Kick Out Of You の歌詞と和訳 >

I Get a Kick Out Of You とは、「君に蹴ってもらう」と云う意味ではありません(笑) 

君にしびれる、君にときめく、君にワクワクする、君にドキドキする、君に刺激される

とかの意味で、その気持ちを相手に伝えたい時に使われる慣用句で、いわゆるスラングです。

日本語では、表現しにくい言葉が出てきますので殆ど意訳になりましたが、この曲の歌詞は

だいたいこんな感じだと思います。

My story is much too sad to be told
But practically everything leaves me totally cold
The only exception I know is the case
When I'm out on a quiet spree 
Fighting vainly the old ennui
And I suddenly turn and see  
Your fabulous face

I get no kick from champagne 
Mere alcohol doesn't thrill me, at all
So tell me, why should it be true 
That I get a kick out of you?

Some, they may go for cocaine 
I'm sure that if I took even one sniff
It would bore me terri - fically, too 
Yet I get a kick out of you

I get a kick every time
I see you standing there before me
I get a kick, though it's clear to see
you obviously do not adore me

I get no kick in a plane 
Flying too high with some gal in the sky
Is my idea of nothing to do 
Yet I get a kick 
You give me a boot 
I get a kick out of you

僕の人生は 話すには あまりにも悲しすぎる
実際 すべての事が 殆どまったくもって つまらない
だが 僕が思うただ一つの例外は
むだに退屈な過去と向き合っている時
急に振り向いて君の素敵な顔を見ると
静かに浮かれ出す事なんだ

シャンペンなんか飲んでもどうってことないね
ただのアルコールでは 全然スリルがない
だから教えてほしい なぜ君のことを思うと
僕の心はドキドキしてくるのだろう

コカインに手を出す人もいるけれど
たぶん 僕は一嗅ぎしただけで
そんなのには退屈してしまうと思う
僕が本当にときめくのは君だけなんだ

君が前に立っているだけで胸は高鳴る
僕なんか目に入ってないことくらい
百も承知なのに胸がドキドキしてる

飛行機に乗って空を飛んだとしても
それが他の女性と二人きりだとしても
それで心が動くような僕じゃない
なのに君だけには心ときめくんだ

☆彡 ♬ ★ ♪ ☆彡   ☆彡 ♬ ★ ♪ ☆彡


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2 コメント

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素晴らしい! (mako)
2017-11-30 22:49:53
セッションいいですね。
プロの演奏にボーカルも負けていません。
個性的な歌声で、聴いてて気持ちよかったです。
さすが~だと思いました。
返信する
makoさん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2017-11-30 23:49:17
はい、makoさんのブログを拝見して、ジャズ
を歌っておられるのをいつも手本にさせて
もらっています。

セッションで歌うのは緊張しますが、カラオケ
とは違ってスリリングですね。

お互いに頑張って、こらからもジャズを歌って
いきましょうね。
返信する

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