仕事での人間関係は、プライベートと分けて考えなくてはいけません。
会社の規模や役職で、表情や態度を段階的に使い分ける人がいます。
もしかしたら、そのような人がほとんどと考えた方が良いのかも知れません。
もっと言うと、そのようなことが上手にできる人ほど出世する社会なのかも知れません。
それはそれで仕方が無いことだと思っています。
役職や規模でランク分けする人が悪いということではなくて、そのようにされる側が勘違いしてしまうことが多いと言うことに危機を感じるんです。
だから、自分はそのようにしたくないし、そのような人を見極めることができる人でいたいと強く思います。
地位が上がるほど、対外的にどうしてもちやほやされます。
それが普通になって行くと、そのようにされない人の気持ちがわからなくなってしまうことがあります。
歳を重ねるというだけでも、そのようなことがおきることがあります。
自分の経験が大事になり、新しい仕組みや情報から離れてしまうことが多くなって、判断の幅が狭まる可能性が高まります。
もちろん、そうじゃない人もいます。
いくつになっても、どんなに偉くなっても、些細なことに耳を傾け、膝を折り、目線を合わせて語りかける人もいたりします。
そんな、心の声が聞ける人間になりたいと、そんな人間になるんだと、努力するしかありません。
世の中は、責任感が強くて、誠実で、良心的な人ほど苦しんでいることが多いように感じます。
力をつけて、そのような人達と一緒に歩める会社や組織をもっと強く、早く、広く、作って行く努力を続けます。
写真は函館奉行所の大広間、レポートは後日致します。