家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

パスポートを無くしたら③

2011年02月03日 | 考え方

パスポートを無くしたら、の続きをまた少し書きます。

 

なんだか書いていて情けなくなってきましたが、ここまで書いたので続きを・・・

 

大使館の日本人のおばさんの姿にホッとしながら、ことの成り行きを説明したところ、三日間有効な渡航書なら免許と写真があれば発行できると言うこと。

 

免許は持っていたのですが「写真がないです」と言うと「向かいに写真屋さんがあるよ。4時までだから急いで!」ただいまの時間3時59分・・

 

急いで向ったのですがシャッターは閉まっていて、ありがちなドラマのようにバンバン叩くも反応なし。

 

がっかりを絵に描いたような態度で大使館に戻ると、大使館のおばさんまでが外人さんポーズ・・・。

 

「あんた日本人でしょ」と心の中で突っ込みつつ、万事休すでそろそろ本気で泣いてやろうかと思いながらカバンの中をまさぐっていたら、いつ入れたのかわからない証明写真が出てきたのでした。

 

思わずガッツポーズをしたのですが、おばさんは渋い顔「何かご不満でも」と聞くと「ちょっと待って」と言って奥へ。

 

出てきたのはどうも偉い人みたいで「この写真小さすぎるから、本当はダメなんだよな・・俺、怒られるかも知れないけど、ま、困っているみたいだし、良いか。」

 

そんなんで良いのかわかりませんが、三つ折の茶色の画用紙みたいな渡航書に小さな写真を貼って大使が印を「ドン」と押してくれたので助かりました。

 

おばさんに「たまたま彼(大使?)がいて良かったね」と見送られ、待っていてくれたタクシーに乗って、三世さんと別れ際ブンブン握手をして戻ったのが四時半頃。

 

めでたし、めでたしとしたいのですが続きがあるのでまた次にします。

 

ちなみに再発行にかかった費用は20ドル程度だったかと思います。

 

タクシー代も20ドル程度だったと思うので、記憶が定かではありませんが、出費はコミコミ5,000円くらいで済んだと思います。

 

写真は北海道の硫黄山、パワースポットつながりと言うことで。