家と人、自分や仕事について

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センチメートル

2010年07月02日 | 考え方

少々会社を抜け出して、小学二年生の長女の授業参観に出席することができました。

授業は算数で、教えていたのは「cm」です。前回の授業で、粘土を細く伸ばして、班で一番長くできた人の粘土を、好きなものを使って・・例えば、鉛筆だったら何本分、ペットボトルの蓋だったら何個分、消しゴムだったら何個分みたいに・・・と数えておいたらしいのです。

そして今回の授業で班ごとに、鉛筆4本半分、ペットボトルの蓋21個分、消しゴム16個分と発表して行ったんですね。そして「どの班の粘土が一番長いか分かるひと~」と聞いたのですが、当然意見はバラバラです。

そんなやり取りで「測った物の長さが違うから、結局正しく比較ができない」ということを理解させていました。

そして、世界のどこに行っても正しく物の長さを測ることができる「cm」が刻まれた物差しが登場するんです。

うーん、なぜ「cm」が必要かを理解させるところから始めるところは、ホント素晴らしいですよね。それなら「覚えないといけない!」と強く認識させることができます。

それから、「1cmはどのくらい?」「5cmはどのくらい?」「20cmはどのくらい?」と指で長さを表現させます。体感と感覚で長さのイメージを植えつける練習ですね。そして「日常生活でも、お父さんやお母さんと長さの当てっこをしてみましょう。」と、楽しみながらできる訓練方法を伝えるんです。

自分がどのような授業を受けたか記憶にありませんが、分からない人に対して理解してもらう工夫として、大変勉強になりました。

今の授業なら、僕ももう少し勉強が好きになったかも知れないですね(人のせいにしちゃダメですね・・)。

写真は子供たちの書いた絵です。「少女漫画のような目は禁止」というルールで書いたそうです。絵を一つ描くのにも、しっかりとテーマを設けていることも素晴らしいです。

僕も、もっともっといろいろな立ち居地を意識しないといけませんね。努力します。<o:p></o:p>


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