古代ブログ 109 地名 1 布自(ふじ)
布自(ふじ)とはいまの富士山の富士です。ただし8世紀の地名。
富士市伝法の東名富士インター南西の東平(ひがしだいら)遺跡で出土した墨書土器に「布自」と書かれていたのです。
土器は須恵器の坏(つき)の底に書かれていました。東平遺跡は郡衙と推定されています。つまり土器は「布自郡衙の備品だぞ。盗むな」という備品印でしょうか。
記事は『静岡新聞 2000年4月13日』(24)面の記事切り抜きによります。
ほんとうに「布自郡衙」といえるのかは推定というほかはありません。文字は「郡衙」以外で使っていてもおかしくはありません。
布自神社は三重県四日市などにあり、布自○○・・・神社は出雲とかにあります。富士山とのつながりはまだなんにも考えてません。だいたい四日市の布自神社で富士山は見えるんだろうか。