雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2019年5月24日(金) 暑い日、来週の天気が気になる

2019年05月24日 21時26分16秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年5月24日(金) 暑い日、来週の天気が気になる

 今日は夜、則子さんとボクとNくんの3人で平和行進交流会の準備をする。

 主に被爆の紙芝居の最終調整。セリフ直しをする。則子さんが語りをする。

 20分の基地ビデオは、まだこれから微調整。当日まで直すつもり。

 今週は来週の平和行進浜松の日、28日から30日の天気が気になる。いまのところ、、28日がすこし雨、29日と30日は曇りのようです。まあまあかな。

 快晴よりは曇りのほうがいいです.

 ☆

 国会は丸山議員(維新が除名)の「戦争!」「女!」発言の収拾。2つの発言は別のことではないと思う。綿密につながっていると思う。

 


新・本と映像の森 266 高良勉『沖縄生活誌』<岩波新書>、2005年

2019年05月24日 11時01分36秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 266 高良勉『沖縄生活誌』<岩波新書>、2005年

 たからべん。岩波書店。211ページ、定価本体700円。浜松市立中央図書館蔵書。

 沖縄を季節に分けて、民俗と歴史と政治を語ってくれる良書。ボクは推薦します。著者は1976年に静岡大学理学部を卒業、沖縄県立高校で教師となる。

 詩人でもあり、詩集・著書多数。

 項目でボクがおもしろいと思ったものを上げておく。

  をなり神    をなり(姉妹)が兄弟の守り神であるという琉球孤の信仰(p11)
  旧正月と豚 沖縄では戦後も豚や山羊を1頭丸々自分たちで料理して利用した
  グソーの正月  グソー(後生)とは死んだ人々。
  鬼餅 「鬼餅の神話」がすごいです。(p32~33)
  ウタキとグスク 集落ごとのウタキ(御嶽)もグスク(城)も沖縄の聖地。
  清明祭 シーミー際。ウシーミー。4月
  チャンプルー  語源はインドネシア語かも知れない(p64)
  スクだより スクはアイゴという魚の稚魚。毎年夏の大潮の日にやってくる
  カジマヤー カジマヤーとは風車。「カジマヤーの祝い」は97才の祝い。

 著者はこう書いています。

 「戦後沖縄の歴史で、「島ぐるみ闘争」と呼ばれる闘いが4回ありました。」(p110)

 1回目は1956年~1958年。

 2回目は1960年代の「祖国復帰運動」。

 「第3の島ぐるみ闘争は、1971年に2度のゼネラルストライキとして爆発しました。これらのゼネストは、復帰運動の延長としての側面もありますが、日本の歴史の中で2度もゼネストを決行したのは沖縄だけですので、特筆に値すると思われます。」(p111)

 2ページあまりの叙述ですので著者の「2」と「3」を分ける意味が不明ですが、やはり「3」は「2」の発展形と見なすべきではないでしょうか。

 著者のいう「第4【ボクの言う第3】の島ぐるみ闘争が1995年に起きました。」(p112)

 問題はこの1995年に始まった島ぐるみ闘争が2019年のいままで続いていると言っていいかどうか。続いているとしたら、その中でどう変化があるのかどうかです。

 1995年から現在まで24年、やはり沖縄県知事のところが頂上かなあと。

 引き続き考えます。