雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 38(SF6) 半村良『石の血脈』角川文庫、1975年

2017年03月28日 10時36分12秒 | 本と映像の森

 新・本と映像の森 38(SF6) 半村良『石の血脈』角川文庫、1975年

 角川書店、572ページ、540円。後、集英社文庫(2007年)

 半村さんの初期のSF小説。

 主人公のひとり・隅田賢也は、夏木建設の新進課長で、会社の折賀専務の娘・比沙子と結婚したばかりだった。

 突然、比沙子さんが何の前触れもなく、失踪する。

 隅田は、旧知の会沢やカメラマン・伊丹英一とともに、探索を開始する。

 そこに浮かび上がってきたのは、古代から続く歴史の謎であり、歴史の裏に生息する謎の一族である。

 暗殺教団やら、シュリーマンやら、吸血鬼やら、狼男伝説やら、いっぱい出てきます。


第1章  アトランテイスの壺
第2章  内腿の指跡
第3章  赤い酒場
第4章  メガリスの原郷
第5章  大和朝廷巨石信仰説
第6章  甘い吐息
第7章  不滅計画
第8章  地獄の番犬
第9章 地下のピラミッド
第10章 灰色の世界
第11章 狼瘡(エリテマトーデス)
第12章 蜜月の狂宴(サバト)
第13章 サン・ジェルマン伯爵
第14章 血の提供者
第15章 吸血鬼伝
第16章 男漁りのライセンス
第17章 偶像破壊(イコノクラスム)