雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

 雨宮日記 3月24日(金)晴れ 行ってらっしゃい

2017年03月24日 15時36分37秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 3月24日(金)晴れ 行ってらっしゃい

 亜9時から、ケアマネさんと月1回の短時間の懇談。車椅子と起立補助具の2つを借りるためにだけ、月1回こなければいけないので、ケアマネさんもたいへんだ。

 10時から平和新聞の配達の仕分け。3人でしているのを、ボクは見ていて、しゃべるだけ。

 午後は則子さんは、長女のところへ。行ってらっしゃい。

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 今日のおんがく 14 モーツアルト「「歌劇 魔笛 Die Zauberflote K626」序曲」
 
 名曲「魔笛(まてき)」序曲ですが、日本語的には「魔法の笛」序曲とでもいうべきものと思います。「魔笛」では、聞いたとき「悪魔の笛」と勘違いしかねない。

新・本と映像の森 33(推理5) 江戸川乱歩『孤島の鬼』角川ホラー文庫、2009年

2017年03月24日 07時52分58秒 | 本と映像の森


 新・本と映像の森 33(推理5) 江戸川乱歩『孤島の鬼』角川ホラー文庫、2009年

 角川書店、江戸川乱歩セレクション⑦、336ページ、定価本体667円。

 原書1929年~1930年。

 主人公・箕浦は東京・丸ノ内の貿易商社で働く25才のサラリーマン。職場に入ってきた木崎初代と恋におち、婚約を誓う。

 だが箕浦の、大学時代の先輩・諸戸道雄が、なぜか木崎初代に結婚を申し込んできたのだ。諸戸は、学生時代に箕浦に愛を告白したのではなかったか、それがなぜ‥‥。

 同じ頃、おかしな老人が、周囲に出没し、不安を口にする初代。

 そして大正14年6月25日、最初の惨劇がおきた。初代が深夜に殺害されたのである。それも密室の中である。

 さらに、事件を調べはじめた友人の深木山幸吉が、海水浴客で賑わう鎌倉の海岸で白昼殺される。

 こうして物語は始まる。

 もちろん、本筋の「孤島」と「鬼」へ行き着くのだが。

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 この小説には、乱歩特有のグロ表現と、戦前のため今日では差別表現が、あります。いやな片刃読まないほうが賢明です。

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 江戸川さんは1965年に亡くなったため、没後50年の2015年に著作権フリートなりました。

 現在、ネットで読める青空文庫で江戸川乱歩さんの39作品が公開されていますが、「孤島の鬼」など81作品が作業中です。