四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

嵯峨を行く

2007-05-25 07:26:35 | 俳句
 ♪君が手もまじるなるべし花芒(はなすすき)  向井去来

芭蕉翁の高弟・去来(きょらい)の遺髪塚が、落柿舎の裏にありました。持参した線香を立てて挨拶をいたしました。彼は長崎、私は鹿児島の九州人同士です。
 古典『奥の細道』は芭蕉翁の死後に、去来の手で出版されました。芭蕉さんは自ら出版したのは実質的に無く、売名はしなかったのです。

 ♪凡(およ)そ天下に
         去来程の
           小さき墓に参りけり  高浜虚子

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