四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

冬のうた(令和元年)

2020-01-05 15:10:46 | 俳句

横浜の正月は伝統の大学箱根駅伝の応援からです。時間をみはからい横浜駅ちかくで待ち構え一瞬の走者へ「ガンバレ」の絶叫。ハイスピードなので一瞬間の声援です。

青山学院大のワンチームとなった凄さが後続チームとの差、時間と距離で推し量られて圧倒的な強さがわかります。監督の手腕、部員の血を吐く努力に脱帽するばかりでした。選手の父母・親戚はハラハラドキドキ見ておられないでしょうね。


 さて、去年のわたくしの「冬の句」をご披露します。精一杯の作品です。


〇バス停に先客のあり寒すずめ

〇巨人・たまご焼の兄の法要冬ぬくし

〇くれなゐにとろける冬の苺かな


〇はみだしてゐる初刷を引き抜きぬ

〇水餅のかめの暗がり母の忌日

〇片雪駄かまはず担ぐ春祭

〇空覚えの良寛のうた草青む

以 上


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