リストランテ・ラ・プリムラ
念願叶って!というより、ホント、不義理で今までお邪魔できず「どうしよう~~」と思っていた所、お友達に誘って頂き、ようやくお邪魔する事ができました
実は、こちらのとってもステキなマダムとは、やはりワインを通じて知り合ったのですが(当時は、まだマダムのお仕事はなさってませんでした)、『ラ・プリムラ』が『リストランテ・ラ・プリムラ』としてお引越しなさった時から「行かなきゃ、行かなきゃ」と言いつつ、仲間がお邪魔した時にスケジュールが合わなかったりして今まで来てしまったのです
そして、もうお店は5年目に入られたという事なので…
なんて、不義理な私でしょ。反省。。。
あ~~。でもマダムは相変わらず、美しく、凛となさってらして…。でも可愛らしくて
私の永遠の憧れです
お店も、本当にステキなんです!インテリアも調度品も素晴らしいのです
居心地最高でした!
そして、なんと言っても渾川(にごりがわ)シェフのお料理です
久々に、ちょっとめまいが
どのお皿も、その繊細さと大胆さがミックスして、感動のお皿が続きました
私、お料理ってやっぱり火の通し加減と塩の塩梅だと思うのですが、完璧ですね
黒アワビさんの煮込みです。(すみません、正式名、メモしてません)
しっかり煮込みながらも歯ごたえを残して、美味でした。
下の、空豆とか白いんげんの煮込みも、最初からとってもステキな予感が!
あ。パンを撮り忘れたのですが、これまた、パン屋さんを開いて頂きたい!と思うものでした。
オマールエビさんです。お久しぶりです!思わずご挨拶しちゃいます
これが!手前の身の部分と、奥側にはお手手の先部分なのですが、身の部分は、その素材そのものを味わう感じで、ツメの部分はソースが添えてあって、その間に花ズッキーニのフライ(中にモッツァレッラとパンチェッタがはさんであります)一皿に三つの味を楽しめるのですが、それがうま~く繋がっているのです。
芸術作品だと思いました!
特に、エビの火入れ具合が絶妙でした
カ・デル・ボスコ キュヴェ・プレステージ (だと思うのです。写真忘れました)を合わせましたが、いやはや、最高のマリアージュでしたよ
この後、やってきた白が、又、美味しかったなぁ。
ピノビアンコ ヴォルベルグ 07 テルラン トレンティーノ・アルト・アディジェ州
いや、このピノビアンコ、美味しかったぁ!
私は、どうもピノビアンコという葡萄の個性って何なのかな?と日ごろ思うのですが、このワインを飲んで更にわからなくなりました。
このワインの持つパワーに圧倒されるというか…。華やかで凝縮感があって、ミネラルに溢れてるし、酸ももちろんしっかりとその個性を発揮していて。
「これって、ブラインドで出されたら何て答えるんだろうね?」と話していたのですが、うん。ピノ・ビアンコとは答えないんだろうな~。ま、ブラインド、常に外しますが
個性が無いのがピノ・ビアンコなのかな?とも思うのですが、このワインはとっても個性的。でも、それがどんな個性かというと、難しい個性です。わけわからん
きゃ~~~~!この組み合わせは多分初めてです。パスタなのですが、サマートリュフと白アスパラ。皆で話していたのですが、きっと白アスパラを歯触り残してしまうとサマートリュフとケンカするんじゃないか?って。敢えて、クタクタぐらいに火を通しているから、パスタ、サマートリュフ、白アスパラが一つのお皿になるんじゃないか?って。
凄いな~~~~~。
甘鯛。ちょっと、私のカメラの画像が悪いのですが、皮目のウロコを敢えて取らないで、パリッパリに揚げ焼きみたいにしてるのかな?すべてめくれるように立ってて、それがパリッパリ!初めての食感!そして、感動の一品でした
思わず、万歳三唱しちゃいます!
下のオルッツォ満載の付け合せも最高でした!
赤ワイン一本目はバルバレスコ 97 ブルーノ・ジャコーザ
やっぱり、ネッビオーロ系、そしてこのクラスになると最低でもこのくらい寝かさなければなりませんよね。ようやく、最初の飲み頃が来る感じでしょうか?
このバルバレスコ、まだまだ色合いも濃くて、次に逢いたいのはあと5年後くらいかなぁ?
この立派な羊さんを見よ!北海道からやってきた羊さんです。いや~~~。油が美味しい!言うまでも無く、焼き加減、塩加減、最高でした。
付け合せのカポナータ、アスパラソバージュもパクパク頂きました!
イル・ソダッチオ 97 モンテヴェルティーネ
モンテヴェルティーネ、久々に頂きました。
月並みですが美味しいですね。
こちらも97年とは思えないくらい、まだまだ若々しさも感じられました。
凄いなぁ。
こちらには、サンジョベーゼのほかにカナイオーロが入っているそうです。
デザートはプディングとこのエスプレッソのアイス。
そういえば、ブリュレ、イタリア語ではなんていうんだろ?
結構な大きさがありましたが、ペロリ!
一緒にグラッパ頂きました。
お久しぶりです。
先日、お逢いしました!そう。このおじい様、別に作り手さんでもなんでもないんですよね?
憶えてますよ!
でも、名前言われても覚えてなかったけどね
こちらもすべて完食!
最近は、小さなポーションを沢山出すのが流行りだとの事ですが、渾川(にごりがわ)シェフは、一皿一皿をしっかり出されるのだそうです。
好きです!
そのお皿を満喫できます!
渾川(にごりがわ)シェフは、イタリア東北部、フリウリ地方・ヴェネチア地方の料理にこだわりをもってらっしゃるとの事で、ちょっとエスニックな香りが効いたお料理も出されると伺っていたのですが、今回のお料理には、それが見受けられず、ちょぴり残念。
又、おいで~~~!との事ですね!
はい、お金貯めて、又「季節ごとに伺えたらいいね」と今回の仲間と話してました。
美味しいお料理、美味しいワインを楽しく愉快な仲間と心地良い空間で頂けるのは、本当に幸せな事です。
感謝感謝です