@あうるすぽっと
作 アントン・チェーホフ
英訳 マイケル・フレイン
翻訳 小田島恒志
脚本・演出 山崎清介
照明 山口暁
音響 角張正雄
美術 松岡泉
衣裳 三大寺志保美
1幕
『ドラマ』伊沢磨紀 山口雅義 山田ひとみ
『外国もの』佐藤誓 戸谷昌弘
『熊』山口雅義 三咲順子 伊沢磨紀
2幕
『タバコの害悪について』 佐藤誓
『白鳥の歌』 伊沢磨紀 山口雅義
『プロポーズ』戸谷昌弘 佐藤誓 山田ひとみ
噂のあうるすぽっとへ行って来ました~。
豊島区立の劇場です。
とっても観やすい劇場なり。
駅直だしね
ただ。
あのエレベーターはいただけません。
二基のみ。
それも、上が図書館だから、利用者が劇場だけじゃない。
エスカレーターも、なんと階段も無い。
帰りは、階段を開放するのだが、行きはドアが開かないのだ。
入口は二階なんだから、専用の階段ぐらい造れば良かったのに~
さてさて。本題。
山崎さんはじめ、ほとんどが『子供のためのシェイクスピアカンパニー』メンバー。
こまつ座&シスカンパニー『ロマンス』を拝見して以来、チェーホフのイメージはかなり変わったのだが、今回、本当にイメージが変わりました!
ホント、ボードビルを愛したチェーホフらしい作品。
こんなにとんでもない人達が出てきて、且つ、おかしな事をしている。
でも、「人間って、そうなのよ。あるあるある」的な話なんだよね。
「人間って、なんて愛すべき生き物なんだろ」
そんなお話が多いのだ。
今年は、チェーホフを読んでみますか
これらのお話は、ある家族の話で繋がるように、山崎さんが演出なさっている。
ん?この人とこの人が繋がるの?で?あ、でもこれはお芝居だったの?この人達は旅役者?家族?とあれやこれやしてるうち、不思議の国に次第に引きずり込まれ、気がつくとお話に自分自身がスッポリ迷い込んだ感じになるのであった。
又ほら、このカンパニーは本当に芸達者揃いだしね。
特に、ピカイチは伊沢さんです『ドラマ』の夫人といい、『白鳥の歌』の老役者といい、んもう、アッパレです
老役者は、おじいさんですよ。彼女はよく男性の役をなさるけど、ホント、お上手なのよね。そんな中でも、今回の老役者は、なんか息を飲む迫力でした。でも、うまい具合に抜くところは抜いてね。凄いなぁ~~としみじみ。
ご主人の花組芝居の大井さんも男女自在でらっしゃるから、ぜひ、ご夫婦で、男女入れ替えてお芝居していただきたいわ
そして、佐藤さんです。
『タバコの害悪について』は一人芝居。
あの、なんともいえない悲哀といいますか、あの男性の日頃の生活、朝起きてから夜寝るまで、すべて想像できちゃいそうなくらい創りあげてらしたなぁ。
『外国もの』の雇い主も、ホント、やな奴具合がステキでした。
すんごく嫌な奴なんだけど、とっても品があるのね。
『プロポーズ』のお父さん(実は雇い主と繋がるんだけど)も、あの飄々とした雰囲気が最高なんです。
いやはや、上質なコメディ(ここでは敢えてボードビルと呼んだ方が良いのでしょうか)には欠かせない役者さんとなっていかれるのでしょうね
終演後には山崎さんと翻訳の小田島さん(息子さんの方)のトークショーあり。
満喫しました~~!
この短編集の題になっている『くしゃみ』は上演していないが、これは台詞無しのお芝居だそうだ。
「これは無理」と山崎さんは思われたとか。
ちなみに、ウェストエンドで上演された『くしゃみ~The Sneeze~』を演じたのは。ミスター・ビーンで御馴染みのローワン・アトキンソンだそうです
観たい!
作 アントン・チェーホフ
英訳 マイケル・フレイン
翻訳 小田島恒志
脚本・演出 山崎清介
照明 山口暁
音響 角張正雄
美術 松岡泉
衣裳 三大寺志保美
1幕
『ドラマ』伊沢磨紀 山口雅義 山田ひとみ
『外国もの』佐藤誓 戸谷昌弘
『熊』山口雅義 三咲順子 伊沢磨紀
2幕
『タバコの害悪について』 佐藤誓
『白鳥の歌』 伊沢磨紀 山口雅義
『プロポーズ』戸谷昌弘 佐藤誓 山田ひとみ
噂のあうるすぽっとへ行って来ました~。
豊島区立の劇場です。
とっても観やすい劇場なり。
駅直だしね
ただ。
あのエレベーターはいただけません。
二基のみ。
それも、上が図書館だから、利用者が劇場だけじゃない。
エスカレーターも、なんと階段も無い。
帰りは、階段を開放するのだが、行きはドアが開かないのだ。
入口は二階なんだから、専用の階段ぐらい造れば良かったのに~
さてさて。本題。
山崎さんはじめ、ほとんどが『子供のためのシェイクスピアカンパニー』メンバー。
こまつ座&シスカンパニー『ロマンス』を拝見して以来、チェーホフのイメージはかなり変わったのだが、今回、本当にイメージが変わりました!
ホント、ボードビルを愛したチェーホフらしい作品。
こんなにとんでもない人達が出てきて、且つ、おかしな事をしている。
でも、「人間って、そうなのよ。あるあるある」的な話なんだよね。
「人間って、なんて愛すべき生き物なんだろ」
そんなお話が多いのだ。
今年は、チェーホフを読んでみますか
これらのお話は、ある家族の話で繋がるように、山崎さんが演出なさっている。
ん?この人とこの人が繋がるの?で?あ、でもこれはお芝居だったの?この人達は旅役者?家族?とあれやこれやしてるうち、不思議の国に次第に引きずり込まれ、気がつくとお話に自分自身がスッポリ迷い込んだ感じになるのであった。
又ほら、このカンパニーは本当に芸達者揃いだしね。
特に、ピカイチは伊沢さんです『ドラマ』の夫人といい、『白鳥の歌』の老役者といい、んもう、アッパレです
老役者は、おじいさんですよ。彼女はよく男性の役をなさるけど、ホント、お上手なのよね。そんな中でも、今回の老役者は、なんか息を飲む迫力でした。でも、うまい具合に抜くところは抜いてね。凄いなぁ~~としみじみ。
ご主人の花組芝居の大井さんも男女自在でらっしゃるから、ぜひ、ご夫婦で、男女入れ替えてお芝居していただきたいわ
そして、佐藤さんです。
『タバコの害悪について』は一人芝居。
あの、なんともいえない悲哀といいますか、あの男性の日頃の生活、朝起きてから夜寝るまで、すべて想像できちゃいそうなくらい創りあげてらしたなぁ。
『外国もの』の雇い主も、ホント、やな奴具合がステキでした。
すんごく嫌な奴なんだけど、とっても品があるのね。
『プロポーズ』のお父さん(実は雇い主と繋がるんだけど)も、あの飄々とした雰囲気が最高なんです。
いやはや、上質なコメディ(ここでは敢えてボードビルと呼んだ方が良いのでしょうか)には欠かせない役者さんとなっていかれるのでしょうね
終演後には山崎さんと翻訳の小田島さん(息子さんの方)のトークショーあり。
満喫しました~~!
この短編集の題になっている『くしゃみ』は上演していないが、これは台詞無しのお芝居だそうだ。
「これは無理」と山崎さんは思われたとか。
ちなみに、ウェストエンドで上演された『くしゃみ~The Sneeze~』を演じたのは。ミスター・ビーンで御馴染みのローワン・アトキンソンだそうです
観たい!