ハッピー満載♪デリシャス満載♪(旧・心に花が咲く方へ)

心の赴く方へ歩いて行こう。
ワイン大好き♪
花組芝居大好き♪
Chageちゃん大好き♪

花組芝居30周年『いろは四谷怪談』

2017年09月11日 | flowers
反省したのに、またまた一年ぶりの更新~。
愛する花組芝居の30周年の公演ですものね。
しかも、卒業生の皆様のご出演もとなれば、きちんと書いておかねばでございます。

@下北沢ザ・スズナリ

【山組】
鶴屋南北    ★安冨順
高師直      谷山知宏   
塩冶判官     押田健史
民谷伊右衛門   美斉津恵友
お岩       秋葉陽司
お梅       秋葉陽司
お熊       八代進一
宅悦       小林大介
伊藤喜兵衛    磯村智彦
小玉田左衛門   松原綾央
小仏小平 大井靖彦
大星由良之助 原川浩明
利倉屋茂助 植本純米
宅配人黒根隼人  ゴージャスすぎる日替わりゲスト
葬儀屋 喪兵衛   30周年BOY 
世話人 若松屋栄  30周年BOY
酔漢 粕谷狸介  座員他日替わり

泣き女 おむく
★木原実(木・土&水の夜公演&日の昼公演)
★高荷邦彦(月・金&水の昼公演&日 )


【川組】
鶴屋南北     嶋倉雷象
高師直      八代進一
塩冶判官    ★各務立基 
民谷伊右衛門   丸川敬之
お岩       加納幸和       
お梅       加納幸和 
お熊       谷山知宏
宅悦       北沢洋
伊藤喜兵衛    横道毅
小玉田左衛門   桂憲一
小仏小平 押田健史
大星由良之助 ★佐藤誓
利倉屋茂助    山下禎啓
宅配人黒根隼人  ゴージャスすぎる日替わりゲスト
葬儀屋 喪兵衛   30周年BOY 
世話人 若松屋栄  30周年BOY
酔漢 粕谷狸介  座員他日替わり

泣き女 おむく
★木原実(木・土&水の夜公演&日の昼公演)
★高荷邦彦(月・金&水の昼公演&日 )


全てがエネルギッシュ!あっという間の2時間ちょっと。
20代だった彼ら、その芝居をお兄様達は50代後半でやっちゃうのですよ!
素晴らしい
元気を一杯頂きました。

そして、何よりも。
加納幸和という人は、『天才』です。
そして、この天才は、20代の頃から花開いていたのだな。
あ~。同年代だというのに、その存在を気づかなかったのが、悔やまれます。
でも、30年の半分以上は拝見できている幸せを神様に感謝

皆様への愛を、ここに認めておきませう。


鶴屋南北    ★安冨順
30年ぶりに演じられた安冨さま。加納さんとは高校時代からのお付き合い!
さすがの貫録、枯れ具合も絶妙な南北様でした。
大楽の酔漢、わたくし、古典が好きだったけどあまり得意ではなかったので、内容がむにゃむにゃでしたが、素敵でしたあの酔漢の講義を聴きたいです♪

高師直&お熊  谷山知宏
たにやん、どちらもキラキラ輝いてた!汗が気の毒な位流れてて!
基本的にどちらも、憎々しいお役だったのですが、カワイイ、そして飛び道具だけじゃない、たにやんを見せつけたと思います♪

高師直&お熊 八代進一
お熊さんの鞭を振り回すシーン!怖すぎます!(笑)ビシバシ、音も凄いし、お顔も怖いし!お岩さんはカワイイ印象で残るけど、特にヤッシーお熊ちゃんは怖すぎます←喜んでます(笑)高師直の憎々しさと塩冶判官が好きな乙女な部分、その落差もさすがのヤッシーなのであった。
そして、個人的には加納お岩ちゃんとのダブルお岩ちゃん、あそこが好きなのです
世田谷パブリックバージョンの大星由良之助とお岩ちゃんとの入れ替わりのシーンも好きだったのですが、あのお二人の2ショットが私には『萌え~~~』なのだ。

塩冶判官    ★各務立基 
りきちゃん、カムバーーーーーーック!!!!!
勿論、今の声優のお仕事大成功はめでたい!
しかし、あなたのあのキラキラしたお姿、板の上で、しかも花組の板の上での貴方は千両役者です!
どうか、どうか、そんな貴方のお姿を今後も魅せてくださいね

塩冶判官&小仏小平 押田健史
重要な役どころばかり当たりますね!
しかも、小平は今までの可愛らしい小平とは、変わって、ヘラクレス的な…。
うむ、私としては、セクシーすぎる小平さんでしたが、表情やら動きはキュートでした!大楽、ヒゲ剃って良かった~~と思いましたです。はい。

民谷伊右衛門   美斉津恵友
見目麗しき伊右衛門さま!ミーシャ君、お美しく、素敵でした。でも、ママにノーと言えず、判官を想うだけでは生きていけないし。欲と優しさ、そして基本的にはごくごく生真面目な青年伊右衛門。あ~~、でも、アキュバンお岩ちゃんとは、とっても素敵なカップル!なんだろう、あのしっくりいく2ショット~~

民谷伊右衛門   丸川敬之
こちらは、甘えん坊さん満載な伊右衛門様でした。お熊さんにも、お岩ちゃんにも甘えて、甘えさせてもらって愛されてたのでしょね、な良い意味での(演劇的にね)ダメダメ愛されキャラな伊右衛門。でも、お岩ちゃんは、きっとそんな伊右衛門がかっこつけて、中身無いのに(ほんとごめんなさい)偉ぶってるのも好きだったのね、なラストでした


お岩&お梅    秋葉陽司
最初、あきゅばんがお岩ちゃん~?と思いましたが、そうよね、
あきゅばんは、女形させたら、可愛さ全開です!
今回は、そこに哀しさ、寂しさ、恐ろしさが加わって、最後は私が抱きしめたくなるお岩ちゃんでした。
片や、お梅ちゃん。
んもうねぇ。反則でしょ!以上(笑)
クリスマスツリーをオークションに出したら良かったのに(ぼそっ)


お岩&お梅    加納幸和
世田谷パブリックにも通ったよなぁ。加納さんのお岩ちゃんは、カワイイ。そして哀しい。
伊右衛門をずっとずっと信じてたのでしょうねぇ。だから、化けて出たのでしょ。花組バージョンでは化けてでないけど。
世田谷パブリックバージョンの最後のシーンも大好きで、何度も何度もDVDを見てはホレボレしましたが、伝説のこのバージョン、良いなぁ。加納さんのお岩ちゃんの可愛さにはやられます。抱きしめたくなります。
いつもいつも私を幸せにしてくださってありがとう

宅悦       小林大介
セクシーな宅悦さんでしたねぇ。男っぽくてねぇ。伊右衛門より素敵なんじゃないの?(それは私の趣味だけど(笑))そんな、ワイルドだろ?な宅悦さんだったのですが、お岩ちゃんの赤ちゃんをあやすお姿の優しさとか一つ一つの演技が細かく丁寧で、またまた惚れ直しました

宅悦       北沢洋
大介さんとは、対照的にコミカルな宅悦さん。でもホッとする宅悦さん『男』な大介さんの宅悦さんとすると洋さんの宅悦さんは『ザ・人間』人間の優しさ、可愛さ、あさましさ、哀しさ、さすがは洋さんでした!

伊藤喜兵衛    磯村智彦
良いよ、良い!イソップ!良かった!(上から目線で申し訳ございません)憎々しく、図々しく、冷酷な伊藤様。
イソップったらば、本当はそんな男じゃないの?なくらいの悪漢ぶりでした!

伊藤喜兵衛    横道毅
貫録ある伊藤様でしたねぇ。横道さん、良い人キャラが多いので、悪漢な横道さん、新鮮でした。
イソップ伊藤様は、意外にも無慈悲さに溢れていたのだけど、横道伊藤様は、優しさも垣間見えた気がしました。
どこか、可愛らしかったのかな?

小玉田左衛門   松原綾央
最初、この配役を聞いて、どんな感じになるかをある意味一番楽しみにしていたかもしれない。世田谷パブリックバージョンの小玉田様の桂さんが、とにかく大人気であったから、プレッシャーだとは思ったけれど、松原さんの小玉田様は、サラリーマン的哀愁溢れる感じが絶妙でしたの。中間管理職の哀愁っていうの?なんか心に刺さったわ

小玉田左衛門   桂憲一
もうね。このお役は。桂さんの魅力全開なお役ですね。世界中の女子が守って「ん~もう~、しょうがないんだから~」と守ってあげたくなる小玉田さまね。もちょっと頑張ろうか、しっかりしようか、と背中も叩きたくなるのだが(笑)

小仏小平 大井靖彦
この方、不老長寿の薬飲んでらっしゃるとしか思えません。お肌もつやつや。エンジェルになったそのお姿は、たるみもなく、お腹も出てないし、だって、だって大学生のパパでしょ?いつまでも少年のお役、普通できないでしょ?少年にしか見えなかった。そして、もう、しぐさも可愛いし。不老長寿的なサプリメントとかのCM来ますように

大星由良之助 原川浩明
こういったお役は、もう原川さんの独り舞台ですよねぇ!いや~。アッパレなくらいかっこよかったですよ~!
観客が引くくらい(これ褒め言葉です!)のパワー!これぞ、原川浩明でしょ~~~!私の母が最前列で拝見したのですが、更に原川さんのファンになった模様

大星由良之助 ★佐藤誓
私、初めて花組芝居を知ったのは加納さんがNHK朝ドラの『あすか』に出られたのがきっかけ。そしてビデオを取り寄せて、佐藤誓さんのファンになったのでした。しかし、私が晴れて生花組芝居を観にいった『泉鏡花の海神別荘』そこに誓さんのお姿は無く、退団のお知らせを茫然と眺めたのでした。それから、誓さんの舞台は拝見していたのですが、まさか、花組芝居の舞台で誓さんのお姿を拝見できる日が来るとは!!!
人間、あきらめてはいけないのね
もうね。誓さんのかっこよさったらば!!!キレのあるダンス、動き、そして歯切れの良さ!BOYS従えての暴君ぶり!全てがかっこよすぎて、めまいしそうでしたよ!
ううう。又、花組芝居の舞台に立ってくださいね。それを楽しみに生きて行きます

利倉屋茂助 植本純米
小玉田様が、ゲストとの絡み、そして大星様が客席をワイワイさせた中登場するこのお役って難しいですよねぇ。
盛り上がっている所、更に持っていく!さすがは純米さま。ゲストのお話も取り混ぜながらね~!頭いいのね。純米さんは、やっぱり、そこよね。と納得な私でした

利倉屋茂助    山下禎啓
純米さんに比べて、正統派で攻める山下さん山下さんはね、美しいのよね。そして、品のある佇まい、素敵です純米さんもなんだけど、もちょっと出番があれば良かったな~

泣き女 おむく  ★木原実
今や、気象予報士と言えば、木原さん。その昔も早いうちから気象予報のお仕事あったので「八時半の男」としてご出演だったとか。今回は、おむくもでしたが、酔漢さんも!さすがのトーク!投げたソラジロウ、私はゲットできなかったけど、お友達が二つゲットして、一つもらっちゃった

泣き女 おむく ★高荷邦彦
「らぞーにゃ!」という謎の芸をご披露なさった高荷さんそのお顔が嬉しそうで、私までハッピーに!んもう!みんな戻ってきて~! 

そして、30周年BOYS
生き生きとして素敵ね~~~!
最初は、6名のうち3名は同じ顔にしか、見えませんでした。
今でも、多分自信ありません
でも、12月も頑張ってね。楽しみにしてます

ゲストの皆様
やはり、さすがですね。皆様、素晴らしかった!


という事で。
語りつくせない。
幸せでした!
夏休み、と称して、一杯観ちゃった!チケット一杯取ってしまった。
あ~、でも、売れすぎて、観たかった方も観られなかったとか。
なんだか申し訳なかったけれど。

いつ、観られなくなるかわからないし。

と自分に言い聞かせる。


さ、あと30周年、あと一つですか!


『黒蜥蜴』楽しみにしてますね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花組芝居・実験浄瑠璃劇『毛皮のマリー』梅組

2015年12月18日 | flowers
作:    寺山修司
脚本・演出:加納幸和
監修:   寺山偏陸
作曲:   鶴澤津賀寿 杵屋邦寿


毛皮のマリー 谷山知宏
欣也 丸川敬之
紋白 堀越涼
下男 原川浩明
鏡の精 松原綾央
名もない水夫 押田健史
金城かつ子 大井靖彦
鶏姦詩人 兄梅之丞 山下禎啓
〃     弟梅之助 二瓶拓也
快楽の雫 桂憲一
トラック野郎 桂憲一

大衆食堂の女店員達
北沢洋
横道毅
磯村智彦
小林大介

【五人悪婦女】
クレオパトラ  横道毅
北条政子    大井靖彦
西太后     北沢洋
エリザベス一世 磯村智彦
阿部定     小林大介


過去にさかのぼり、感想を。(現在3月)

梅組

谷やんのマリーさん。
想像していたマリーさんより、エキセントリックでした。
メラメラしていた。
感情がストレートに伝わってきた。
結構意外。谷やんがマリーさんをこう捉えていたのか~~、非常に興味深かったです。

マルちゃんは、切なかった~~。
気弱で愛に飢えた欣也さん。妖精みたいでしたね。

紋白のりょんりょん。
頭が良くて、回転早くて、キレのある魅力的な紋白ちゃん。
オキャンで可愛かった~~!

下男さん。原川さん。
客席がざわざわ。そうですよねぇ。似てますねェ。麿さんに!
生き生きと下男さん演じられる原川さん、惚れ直しました~~!

鏡の精、綾央さん。
綾央さんは、本当に万能な役者さんよのう~~。失礼ながら最初に彼を拝見した時は「むむむ?大丈夫?」だったけど、今や、安心感のある役者さんですもの。どれだけ努力なさったのでしょ。アッパレ!

かつこさん。大井さん。
したたかで可愛い女子演じたら、そりゃ、彼に勝つ役者、いんや!女優だっていないでしょ。
ううう。最悪、この女!と思わせて頂きましたよ、今回も~~!


鶏姦詩人兄弟。山下さんの踊りの美しさ、そして、見目麗しく~!さすがです~。
そんな山下さんと一緒に踊られたたっくん。頑張ったねぇ。これからもっともっと大きくなるでしょ。


五人悪婦女な皆様、

それぞれ、もうねぇ。反則技?

クレオパトラなフルボディな(笑)横道さん

北条政子、賢くて残忍で~な感じがぞわっと怖くてステキな大井さん

西太后にそっくりと話題だったらしいですぜ。北沢さん。この方も万能ですねぇ、

エリザベス一世は、反則でしょ~~!イソップくん!似合いすぎな衣装でした~!

阿部定ときましたか。大介くん艶っぽくてステキざ~~ましたよ

も一度、観たいなぁ~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花組芝居・実験浄瑠璃劇『毛皮のマリー』菊組

2015年12月17日 | flowers
@東池袋あうるすぽっと


作:寺山修司
脚本・演出:加納幸和
監修:寺山偏陸
作曲:鶴澤津賀寿 杵屋邦寿

【菊組】  
毛皮のマリー 秋葉陽司
欣也      美斉津恵友
紋白     加納幸和
下男 山下禎啓
鏡の精     北沢洋
名もない水夫 押田健史
金城かつ子 二瓶拓也
鶏姦詩人 兄梅之丞 横道毅
〃   弟梅之助   松原綾央
快楽の雫・トラック野郎 桂憲一

大衆食堂の女店員達
原川浩明
大井靖彦
磯村智彦
小林大介

【衆道五人男】
ソクラテス     原川浩明
漢の武帝      二瓶拓也
世阿弥       大井靖彦
森蘭丸       磯村智彦
チャイコフスキー  小林大介

加納幸和という人は、私がこの世に生まれて良かった!この人と巡り逢えて!と思う人の一人ですが。
今回は、更にその天才過ぎる才能に惚れ直した作品となりました

独特な世界観だし、これをどうやって料理なさるのか。

勿論、寺山ワールドなのですが、歌舞いてました!そして何より花組芝居でした!
まさに歌舞伎だった!

義太夫の小気味よさ、そして怪しい調べ。

マリーの入浴、欣也のお留守番。五人男えとせとら~~~!

秋葉さんのマリー。
え~~!マリ~!と聞いて最初は驚いたけれど、キュートで浮世離れして、悲しいマリーでした。新境地ですね~!

美斉津くんの欣也は填まるだろうとは思ったけど、期待通りでしたね~!美しく切ないかこわれた少年。そのピュアさゆえの狂気。

加納さんの紋白は、可愛すぎました!キュート!私のうちにも遊びに来て!下世話なのだけど、上品なの。それは加納さんだからこそ表現できるのよねぇ。とうっとり。

下男な山下さん。うむぅ。あの紋白を支えられるのは、あなたしかいないよね。な頼もしくて、でも狂気の中で生きている妖精感。
さすがです!

鏡の精、洋さん。洋さんも男女自在でらっしゃるのだけれど、この世とは別に存在する物体?人物?填まってた~!

かつ子さん。私がもっとも理解できない種類の女性なわけですが、逞しさとしたたかさ。これは、全女性が奥に持っている恐ろしさなのかなぁ。と。
そんな女性演じさせたら、ぴか一~~!頑張れたっくん♪

そして入座おめでとうございます、おっしー様。
ダンサーだったにしろ、その肉体美は、きっと頑張って作ったのよね?
素晴らしい~!
かっこいいのに、どこか残念!なキャラとして花組芝居の重要な役どころ押さえてね!

桂さんはご出演なさらないと思っていたので、台詞なくても、お身体をさらされても(笑)眼福でしたよん

あのね。
この衆道五人男、お腹よじれましたよ~!

チャイコフスキーな大ちゃん。お尻が魅力的でした(笑)
そして、大ちゃんファンでもある(彼女は気が多いので(笑))母は、大ちゃんがチャイコフスキーってわからず、「大介君出てた~?」と残念な結果に~!

あ~~。花組芝居ってどれだけ素晴らしいのじゃ~~~!(愛を叫ぶ!)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『夜の姉妹』

2015年12月14日 | flowers
@品川プリンスホテル クラブeⅩ

脚本・演出わかぎゑふ

出演
山本裕典
彩乃かなみ 佐藤永典
平野良 宮下雄也 原嶋元久
田中崇士 中野咲希
菊地美香 黄川田将也 
八代進一
近江谷太朗
粟根まこと

あらすじ
19世紀初頭のドイツ、バーデン大公国。
そこへフランスからオペラ「椿姫」を書いた
アレクサンドル・デュマという女流作家がやってくる。
そこで、バーデン大公国の皇太子、ラインハルトに出会い、
やがて親友になっていく。
ラインハルトは恋人ローザとの結婚を
両親、特に母親のマルガレーテ王妃から反対されていた。
王妃と大公はラインハルトを跡取りにしたくないという動きもあり・・・

皇太子の身に起きたとてつもない血の悲劇。
巻き込まれた女流作家、デュマがこの謎に挑む!

(ネルケプランニングHPより

男女入れ替えなこの舞台。

八代さんの美しさに心奪われたこの舞台でございました!
女形として活躍なさってらっしゃる唯一の役者さん。
やっぱり、風格が違います~~。

でも、他の皆様も素晴らしかったぁ。
女性も男性も素敵でした。

そして。
あっと驚くカーテンコール!
たまりませんでした~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WAKUプロデュースvol20『ただいま またね』

2015年12月02日 | flowers
作演出 TARAKO




【team月】: 桂憲一(花組芝居)、四大海(劇団S.W.A.T !)、斉藤佑介、伊藤つかさ、山口美砂、斎藤健二、森屋正太郎(劇団S.W.A.T !)、木原実優、鹿島良太



【team星】: 木原実、吉野悠我、しおつかこうへい、TARAKO、柳沢三千代、佐野貴之、飯田利信、荒嶽恵、鹿島良太


だめです~~!TARAKOさん!
バスタオル必要だったじゃないですか!

霊が出てくる、ペットが絡む。
もう~~!
泣くに決まってるぅ、

ある男。
高校生くらいの女の子と住んでいる。
娘じゃない、子供でもない、恋人でもない。

その関係にも、女の子の心にも、男の心にも泣けるのだ。

二組共に拝見させて頂き、それぞれの良さがありました。

キャストによってこんなに変わるのねぇ。
二組観させるなんてズルい!と思いましたが(笑)観て良かった~~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西瓜糖第四回公演『モデル』

2015年11月27日 | flowers
@テアトルBONBON

作・秋之桜子 
演出・松本祐子

キャスト
山像かおり
山賀晴代
西地修哉
有川マコト
斎藤歩
小林大介
釈八子
弘中麻紀
奥山美代子

ああ。日本語ってステキです。
綺麗ですよね。特に大正から昭和初期の日本語。

とても礼儀正しく、上品。

そんな頃のお話。

舞台は軽井沢。

切なくて、悲しくて、美しいお話でした。

山像さん、芯は強いのだけれど、時代ですよね、自分に課せられた人生を歩む悲しい女性をたおやかに演じてらっしゃいました。
奥山さんは、『ザ・昭和の女優』な風格があります。ウットリでした。

大ちゃん。
ステキ~~!弘中さん演ずる少女に愛される男、そりゃ、惚れちゃうよねぇ。


濃いお話でした。
女性が一人の人間として認められなかったあの時代に、あがいて過ごした女性の美しさ、
「良いな~」なんて思ったりするけれど、辛いですよね。

そんな皆さまが戦って下さった事が私たちの今を産んでくださったのですね。

感謝、感謝。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たちかわ創造舎オープニング公演Theatre Ort『草稿・銀河鉄道の夜』

2015年10月30日 | flowers
2014年に上演されたこの舞台。

私の中で2014年のベスト作品と言っても過言でないくらいの舞台でした。
それが、再演!

が~~しか~~し!!!
にゃにゃにゃんと!

立川で
行けないかもと思いましたが、気合で仕事の後にダッシュでまいりました。
途中、花組芝居友達に逢って良かったです。
変な所で降りて迷子になる所でした。はい、駅から更にバスで移動~~~。

前置き長くなりました。


@たちかわ創造舎

作:北村想
演出:倉迫康史
出演:小林至(双数姉妹)、代田正彦(北区 AKT SATGE)
   舘智子(タテヨコ企画)、藤谷みき、八代進一(花組芝居)


学校なんですよ~。
懐かしいこの感じ。

音楽室をどのように劇場にしたかを、最初に倉迫さんが語ってくださるのです。
それだけでココロわしづかみ。


お芝居の中身は、前回と同じ。いや、パワーアップしている!!!

特に、代田さんのジョバンニ。このピュアな子供感はどこから出てくるのだ!
あれは、なんなのでしょ。
もう、乗りうつってってるんじゃない?なくらい。
思わず抱きしめたくなっちゃいましたよ。

八代さんもねぇ。
カンパネルラ。
そう、あなたがいなくなったら、学校になんか行きたくなくなっちゃうよ。
耐えられないよ~~~!(号泣)))
なくらい、頼もしくて少年のスーパースターでしたよ、八代さん!

小林さんにしろ、舘さんにしろ、藤谷さんにしろ、もうね。
こんな素人から言われても「へ」でしょうが、上手い!上手すぎる!

演劇の楽しさってこういうところだな~と心から想える作品。

又、再演希望です!


ぜひぜひ宜しくお願い致します!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花組HON-YOMI芝居 「かもめ」(ネタバレ)

2015年08月14日 | flowers
@セーヌ・フルリ

原作/アントン・チェーホフ

訳/神西清

構成・演出/加納幸和

出演/アルカジーナ・加納幸和 コースチャ・美斉津恵友
   ソーリン・磯村智彦 ニーナ・二瓶拓也
   シャムラーエフ・秋葉陽司 ポリーナ・松原綾央 マーシャ・堀越涼
   トリゴーリン・小林大介 ドールン・桂憲一 メドヴェジェンコ・押田健史(研修生)





HON-YOMI芝居第一回がこの『かもめ』だった。

あれはもう11年前だそうな。
しかも、クリスマスだったのだそうな。

あの時の記憶は、大井さんのコースチャしか覚えていない私なのです。
文学少女でない私は『かもめ』がこのようなお話とは知らず、このお芝居で理解したのですが、ま、最後が最後ですからね。
あの透明感のある青年がピッタリな大井さんの表情とかは、いまでも鮮明に覚えています。

配役/ アルカージナ:秋葉陽司 ポリーナ:横道毅     
    コースチャ:大井靖彦 マーシャ:嶋倉雷象
    ソーリン:鈴木信貴 トリゴーリン:加納幸和
    ニーナ:松原綾央 ドールン:水下きよし
    シャムラーエフ:磯村智彦 メドヴェジェーンコ:近藤英輝


そして今回のHON-YOMI芝居。
最初のHON-YOMI芝居はまさにリーディングでした。
立ったりはしたけど、動かなかった

今は、もはや、リーディングとは言わない。
本を持って動く

劇中でも出てくるけれど、「どこもかしこも恋だらけ」(言葉は違うかも)

良いなぁ~~。
人は恋をしなくちゃいけません

辛かったり、悲しかったりするけれど、人を愛する心を忘れてはいけないわね~。


今年は猛暑ざ~ます。

そんな中、ロシアの避暑地?避暑じゃなくて、ぎゃくにヴァケーションを楽しむ夏を感じられる場所での物語。
森や自然の音が心地よく、稽古場の鏡がとても良い効果となり、蝋燭やライトの使い方も絶妙。

その空間にすっぽりと入りこみ、しばし浮世から離れる快感、これこそ演劇の魅力ですよね。

加納さんは、まさにはまり役。息子は可愛いけれど、女。そして女優なアルカジーナ。最高でした。

コースチャ、演ずるミーシャ君、大井さんとは又違う透明感。愛に飢える寂しい青年、填まりますよね。

イソップ君、この役は今まで観たお役の中でナンバーワンかも!彼の存在が舞台を引き締めていた感♪

二瓶君、可愛いですよねぇ。トリゴーリンとのシーンはジェラシーすら覚えるくらい切なかったです。

シャムラーエフってうざいですよね(笑)そんなうざいおじさんの役、秋葉さんは女形も大好きなのだけれど、ホント老若男女自在ですね~!

綾央さんって、なんであんなに年増がお上手なのでしょうか。色っぽくて悲しい女が填まるのですよねぇ。

涼君、屈折しまくりのマーシャ、コースチャを見る目が切なくて心がズッキンきちゃいました。

大介さんったら、もう、ああいった女を惑わす男、ますますお似合いになってきた年頃ですね。危険危険!

桂さん、もう村中の女性はきっと手付けてるだろうと思います。(おい。(笑))村に住みたいです。

研修生の押田さん、あんなにカッコいいのに、あんなに情けなくて悲しい男、好演でしたねぇ、これからのご活躍が楽しみ!頑張ってくださいね



今回は、甥っ子が海外から帰国するので、最初の方に2回しか観られないと思っていたのですが、本日、いきなり甥っ子に振られ、もう一回拝見できることに。

ステキな夏の夜の夢をもう一度拝見できて幸せ一杯でした!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもに見せたい舞台 vol.9「アンデルセン童話集」

2015年08月09日 | flowers
脚本・演出・音楽 糸井幸之介
出演         深井順子/日啓介/鯉和鮎美/高橋義和
            澤田慎司/平佐喜子/谷山知宏
            榊原毅/山崎皓司/井上みな


愛する花組芝居の役者さん達の出演率の高いこのシリーズ、今回は昨年に引き続き谷山さんがご出演!

昨年は、花組芝居座長の加納さんが演出!子供だからといって、子供向けにはしない、ん?でも子供はそれなりに感じられたであろう『マクベス』であった。

今年はググッと子供向け(?)なアンデルセンでした。


そして、我が谷やんはタイトルロールです!

アンデルセンがまだ売れない頃のお話としていて。お月様が夜に遊びに来て、二人はそれぞれ色々なお話をする。

お月様がとっても魅力的。もちろん、アンデルセンも素晴らしい~!

裸の王様、人魚姫、マッチ売りの少女、えとせとら。

歌と踊り満載。

衣装が可愛い!

お隣に座っていた1歳になってるのかなぁ、な女の子はノリノリでした。

客席の子供達の反応が楽しかった、そんなステキな時間でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花組博覧会その2♪

2015年07月15日 | flowers
見逃している、というか同じ時代を生きてきたのに、気づかずにヘラヘラ遊んでた私。

バカバカばか~~~~ぁ!

生で観たかった!

しかし、全く観られなかったよりはいいじゃないか。
それが人生なのだ。


と言い聞かせ、1987年版と1994年版拝見!

私は2004年の新しいバージョンを拝見して、今でも大好きなのだけれど、この加納幸和の才能爆裂なオリジナルバージョンは語り継がれるべき、というか上演され続けるべきですよね!

しかし。
そうでしょ、そうでしょ、だって何年前ですか?
まだ、うら若き女の子でしたよ。あ。女の子ではないか

1987年。



それにしても、加納さんはこの頃から加納さんだ。
というか、もう完成されている加納さんだ。もちろん進化しているのだけれど、加納さんは二十代から加納さんなのだ。(と他のご贔屓さんも言ってたから、それは間違いない。加納さんは最初から天才で、そして、進化し続けているのだ)

さすがに87年は知らない方も多く、歴史を感じました。

そして、まだ劇団にいらっしゃる皆様とか、テレビで拝見させて頂いている皆さまとか、じんわり~~と歴史を考えながら拝見しました!


1994年に、加納さんはこのお芝居を封印しました。

しないで~~!なその当時のご贔屓の皆様の悲痛な叫び声が聞こえてくるようです。
うんまぁ。素晴らしいでしょ。
なぜか愛する八代さんがご出演じゃなかったけれど

同じ芝居なのですが、それぞれに役者も違うだけでなく、もちろん加納さんの演出も変わっていて。

でも、それぞれに噛めば噛むほど旨味が出てくるようなお芝居。


あ~~~。幸せ!


なんだか、再演ありそうですよね?
そんな気になってらっしゃる気が・・

それを夢見ながら、次回を待つとしましょ。


最後に、学芸員さんやチケット売り(?)、そして、トークのお兄様達を書き留めておきましょう。
すぐ忘れちゃうからね~~。

初日の夜は
チケット係・大介さん 物販・研修生・押田さん、学芸員さん・八代さん
トークは大野さんと八代さん

楽(?)
昼の部
チケット係・押田さん、物販・磯村さん、学芸員さん・桂さん
トークは大野さんと加納さん

夜の部
チケット係・磯村さん、物販・押田さん、学芸員さん・桂さん
トークは最後だから数で勝負です(ば~いおおにょさん)
大野さん、加納さん、桂さん、磯村さん、押田さん


幸せだった~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする