それはある意味ショッキングな出来事であった。
金土日、仕事が入る予定が白紙になったのであ~~る
サラリーマンだった頃はねぇ。仕事がキャンセルになっても決まったお給料は入ってきてたわけだから「ラッキー
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」くらいの感じでしたがね。
夏はただでさえワインのお仕事は少ないのに、土日すら無いって
という事で、気を取り直して~
昨日は、いつものA師匠のワイン勉強会へ。。。
いや~~~、先月もでしたが、今月も凹みますね~~。
ワインは難しすぎます
いえ。
それは、ブラインドでワインを分析しよう~と想うからであって、普通に飲めば、全て美味しい!
楽しい!
ただ、Mな人たちは、「わからない。だから楽しい」とそんな状態を「苦しいの」と言いながら、楽しんでるわけですね
そして、今日。
日曜日に全く何も予定が無い…というのは100年ぶりと言っても過言ではありません。(100年じゃないだろ)
前の会社にいた頃から、日曜日に休みというのは貴重であったから、家族に逢ったり、友人に逢ったり、芝居を観たりしていた。(特に千穐楽はこの日が多いからね)
だから、今日だって数日前にフリー
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って聞かされたあとは、友人に連絡して、どこかに遊びに行こうか?と思ったのですよ。
でも。
「ちびまる子ちゃんと、サザエさんが生で観たい」
・・・・・・・・
なんて小市民?な私…
生でサザエさんとジャンケンがしたくてたまらなくなった私です。。。
っていうか、暫く見ていなかったら、ちびまる子ちゃんのエンディングソングは桑田さんに!サザエさんもエンディングの画像が変わってた~~!遅いの?私
日曜日のお昼間にテレビを観るのも久々で、楽しくテレビ鑑賞。←甥っ子に「テレビばっかり見て!
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」なんて言えない言えない
気が済んだ私は(笑)
午後は(ちびまるこちゃんまでね)アマゾンから届いた『ぼくのワイン』金井一郎・祐子著
編集室屋上
を読むことに。
一気に読破
金井一郎さん祐子さんご夫妻は山梨県山梨市万力で50周年を迎える『金井醸造場』さんの3代目さんご夫妻です。
実は、この本にも登場する一郎さんのすぐ上のお姉さまが私のワイン仲間
ワイン学校で知り合った当初、「これまた、才色兼備を絵に描いたようなお嬢様
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」なお姉さま
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当初は「弟さんが継がないんだったら、貴方が継げばいいのに~」なんて言ってたあの頃…。
その後も、私のブログでもおなじみのA師匠のワイン会仲間として、とっても仲良くして頂いていて…。
ある日、このお姉さんがA師匠に一郎さんを逢わせたことが、今日の一郎さんを産んだと言っても過言でないのです
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(詳しい事は本を読んでね
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)
一郎さんの畑に、みんなで行った時の事は忘れません。
有機栽培を始めて、まだそんなには経っていなかった頃だろうとは思うけれど、その微生物が住むフカフカの畑に感動したのを今でも覚えています。。。
お姉ちゃんたちでさえ、あまり手に入らなくなってしまった一郎さんのワイン。
良き伴侶を得て、更に輝きを増し、今や日本の自然派ワインと言えば…と言われるまでになられた一郎さん。
でも、この本を読んで感じたのは、カリスマ的な存在として扱われる一郎さんですが、常にニュートラルな気持ちを忘れず、葡萄と向き合ってらっしゃるのだな~という事。
ナントカ農法では無い、『ぼくのワイン』を造ろうと日々真摯に葡萄やワインと向き合ってらっしゃるその姿は、やはりブルゴーニュに嫁いだ友人と話をしたり、聴いたりした時にも感じる事。
物の本や、学説、諸々あるけれど、自然と向き合って生活し、それを生業として食べて行く農家として、醸造家として、葡萄やワインと共存共栄していく事はマニュアルやら教本では書き表せないし、そこにどれだけの努力や苦労があるか…。
それを想像すると「このワインはこうだ」「この年は良くないからね~~」なんて言えないのだ。。。。
ワインはまさに『自然の恵み』そして忘れてならないのが『人々の愛の結晶』なのだ
だから、一杯のワインを頂く時、ラベルを見ながら「このワインはどんな所でどんな人に育てられて造られたのかな?」なんてちょっとでもストーリーがわかると更に愛おしくなるのではないか?
それは、舞台を一本観るのと同じくらいの感動を味わえるのではないか?と常々私は思うのです
一郎さんと祐子さんのこの本は、私のそんな想いを更に熱くしてくれました
ああああ。一郎さん達のワインが飲みたいな~~。
でも、お姉ちゃんもよく愚痴を言うのだ。
「私達(彼にはお姉さんが二人いらっしゃいます)にも、回す分が無くなったりしてるのよ
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」
凄い人気です!
天国のお父様もさぞかしご自慢に思ってらっしゃるでしょう!
そして畑や工場に住んでいる妖精さん達も「おっしゃ!」と思ってらっしゃる事でしょう!
金井醸造場50周年
『ぼくのワイン』刊行おめでとうございます!
末永く私達に美味しいワインを飲ませてくださいね