@天王洲・銀河劇場
『Dirty Rotten Scoundrels』
Book by Jeffrey Lane Music&Lyrics by David Yazbek
出演・鹿賀丈史 市村正親 奥菜恵 愛華みれ 高田聖子 鶴見辰吾
演出・宮田慶子
訳詩・森雪之丞
これは、日本人が赤毛で「ハ~イ!ジョニ~!」っていうようなミュージカルが大嫌いな人にはダメなミュージカルです。
私は、大好きだから、満足ですけどね~
能天気なミュージカル万歳!
ただ、そこまで、そんな感じの演技つけるかな?とは思ったけどね。
舞台は南フランスの避暑地リビエラ
そこに城を借りて、自らを「某国の王子」と名乗ってるイギリス人ペテン師?詐欺師?ローレンス・ジェイムソン在り(鹿賀さん)。
その長年の右腕で、警察官のアンドレ・チボー。(鶴見さん)
自国が大変な危機にあるという王子を救おうとするアメリカはネブラスカ州からきた金持ちの婦人・ミュリエル(愛華さん)
ローレンスが、リビエラで、数々の詐欺事件を起こしてる若いアメリカ人詐欺師「ジャッカル」の異名を持つフレディが現れる。(市村さん)警戒するが、自分を弟子にしてくれと懇願され、弟子にしてしまう。
オクラホマの石油富豪の跡継ぎ娘・ジョリーン(高田さん)
やはりアメリカのソープ・クイーン・クリスティーン(奥菜さん)
最初は、鹿賀さんが、愛華さんやら、高田さんを騙すお話が続くのですが。
高田聖子ちゃん(劇団☆新感線)最高です
大金持ちで、勘違いで、壊れた女の子を演ずるのですがそれが、もう、あの壊れ具合は、そこらのテレビ女優さんには演じられません
さすがは聖子ちゃん!凄い拍手でした!
しかし、カーテンコールで、脇の下を隠すしぐさはやめなさい。女の子なんですから
後半は、純粋無垢なクリスティーンから、どちらが早く「5万ドルを巻き上げるか!」という勝負を二人がするのだが、いやはや、二転三転。
市村さんは、踊りが好きな兵士で、恋人とダンスコンクールで優勝したが、裏切られたショックで足が麻痺してしまって、治療代が必要な青年になったと思えば、鹿賀さんはその名医になって現れるとか。。。
そして、更に。。。。
よくできたコメディーだよねぇ。
ネタばれと言いつつ、これからご覧になる方もいらっしゃるだろうから、やはり最後は書きませんが。
いや。
やはり。大御所お二人はアッパレですよ!
特に、鹿賀さんは、以前観た『ジキルとハイド』が期待はずれだったので(まぁ、私が好きなバージョンと違う演出というのは大きかったのですが)、今回「やっぱり鹿賀さんだぁ!」と感激!
もう、そのキザで、怪しいペテン師そのものでした!
あんな風に演じられる役者さんっていないよ~。日本人とは思えん、外人に見えちゃう~。
そして、愛する市村さん!
若いお役のせいか、台詞が、なんだか面白かったが(あれは、演出かなぁ?彼のギャグ?)やはり、彼の身体の動きとか歌は、世界が変わるね。彼のオーラがバリバリに出るの!劇場の空気が変わっちゃう
あれは、彼ならではだよなぁ。
劇場を支配しちゃうんだ。
で。私としては市村さんが「クリスティーン」と呼ぶと、やはり『オペラ座の怪人』を思い出し、「ここから、歌ってくれないかなぁ」なんて、思っちゃったのでした。
うぅ。。。。
中学生の時、鹿賀さんがジーザスで、滝田栄さんがユダで、市村さんがヘロデで。。。その舞台をパルコに観に行こう!と誘われたのだが、そんなお金はなくて断ったんだよねぇ。行っておけば良かった
他の女性二人。
微妙です。
奥菜さんは、自分の地声のキーはキレイなんだが、高い音が細すぎて、市村さんやら、鹿賀さんとは、デュエットがキツイ。
悲しい。
カワイイんだがね。それだけじゃ、どうだろ。
愛華さんって、いつ観ても、なんか微妙。
特に今回の役は難しかったかも。
バリバリのアメリカ人女性役だからねぇ。
あんなイヤミなくらいの役は、まだ若すぎるのでは?
真矢みきさんなんて、良かったかも
鶴見辰吾君。彼って、舞台づいてるよね。
もう三作品、続けて観てるなぁ。
歌えるんでびっくり!
そして、執事のような、秘書のようなあの役、落ち着いてて、品があって、お茶目な感じが良かったです
銀河劇場は、もとアートスフィア。
しかし、劇場自体は、まったく変わってなかった。
ただ、バーは更に充実したかも!
特に今回は、『ペテン師』(ミモザのブラッドオレンジジュース入り)『詐欺師』(フランス版のサングリア風カクテル)とかあってね!ワインも南フランスのだったし!
オシャレだよね~♪
こういうの、何でやらないんだろう?って思って、劇場の外で売ろうか?とか考えてたが、無理だよな~って思ってた。
やっぱりね!長蛇の列でした!
又、長くなった。
おやすみなさい。
『Dirty Rotten Scoundrels』
Book by Jeffrey Lane Music&Lyrics by David Yazbek
出演・鹿賀丈史 市村正親 奥菜恵 愛華みれ 高田聖子 鶴見辰吾
演出・宮田慶子
訳詩・森雪之丞
これは、日本人が赤毛で「ハ~イ!ジョニ~!」っていうようなミュージカルが大嫌いな人にはダメなミュージカルです。
私は、大好きだから、満足ですけどね~
能天気なミュージカル万歳!
ただ、そこまで、そんな感じの演技つけるかな?とは思ったけどね。
舞台は南フランスの避暑地リビエラ
そこに城を借りて、自らを「某国の王子」と名乗ってるイギリス人ペテン師?詐欺師?ローレンス・ジェイムソン在り(鹿賀さん)。
その長年の右腕で、警察官のアンドレ・チボー。(鶴見さん)
自国が大変な危機にあるという王子を救おうとするアメリカはネブラスカ州からきた金持ちの婦人・ミュリエル(愛華さん)
ローレンスが、リビエラで、数々の詐欺事件を起こしてる若いアメリカ人詐欺師「ジャッカル」の異名を持つフレディが現れる。(市村さん)警戒するが、自分を弟子にしてくれと懇願され、弟子にしてしまう。
オクラホマの石油富豪の跡継ぎ娘・ジョリーン(高田さん)
やはりアメリカのソープ・クイーン・クリスティーン(奥菜さん)
最初は、鹿賀さんが、愛華さんやら、高田さんを騙すお話が続くのですが。
高田聖子ちゃん(劇団☆新感線)最高です
大金持ちで、勘違いで、壊れた女の子を演ずるのですがそれが、もう、あの壊れ具合は、そこらのテレビ女優さんには演じられません
さすがは聖子ちゃん!凄い拍手でした!
しかし、カーテンコールで、脇の下を隠すしぐさはやめなさい。女の子なんですから
後半は、純粋無垢なクリスティーンから、どちらが早く「5万ドルを巻き上げるか!」という勝負を二人がするのだが、いやはや、二転三転。
市村さんは、踊りが好きな兵士で、恋人とダンスコンクールで優勝したが、裏切られたショックで足が麻痺してしまって、治療代が必要な青年になったと思えば、鹿賀さんはその名医になって現れるとか。。。
そして、更に。。。。
よくできたコメディーだよねぇ。
ネタばれと言いつつ、これからご覧になる方もいらっしゃるだろうから、やはり最後は書きませんが。
いや。
やはり。大御所お二人はアッパレですよ!
特に、鹿賀さんは、以前観た『ジキルとハイド』が期待はずれだったので(まぁ、私が好きなバージョンと違う演出というのは大きかったのですが)、今回「やっぱり鹿賀さんだぁ!」と感激!
もう、そのキザで、怪しいペテン師そのものでした!
あんな風に演じられる役者さんっていないよ~。日本人とは思えん、外人に見えちゃう~。
そして、愛する市村さん!
若いお役のせいか、台詞が、なんだか面白かったが(あれは、演出かなぁ?彼のギャグ?)やはり、彼の身体の動きとか歌は、世界が変わるね。彼のオーラがバリバリに出るの!劇場の空気が変わっちゃう
あれは、彼ならではだよなぁ。
劇場を支配しちゃうんだ。
で。私としては市村さんが「クリスティーン」と呼ぶと、やはり『オペラ座の怪人』を思い出し、「ここから、歌ってくれないかなぁ」なんて、思っちゃったのでした。
うぅ。。。。
中学生の時、鹿賀さんがジーザスで、滝田栄さんがユダで、市村さんがヘロデで。。。その舞台をパルコに観に行こう!と誘われたのだが、そんなお金はなくて断ったんだよねぇ。行っておけば良かった
他の女性二人。
微妙です。
奥菜さんは、自分の地声のキーはキレイなんだが、高い音が細すぎて、市村さんやら、鹿賀さんとは、デュエットがキツイ。
悲しい。
カワイイんだがね。それだけじゃ、どうだろ。
愛華さんって、いつ観ても、なんか微妙。
特に今回の役は難しかったかも。
バリバリのアメリカ人女性役だからねぇ。
あんなイヤミなくらいの役は、まだ若すぎるのでは?
真矢みきさんなんて、良かったかも
鶴見辰吾君。彼って、舞台づいてるよね。
もう三作品、続けて観てるなぁ。
歌えるんでびっくり!
そして、執事のような、秘書のようなあの役、落ち着いてて、品があって、お茶目な感じが良かったです
銀河劇場は、もとアートスフィア。
しかし、劇場自体は、まったく変わってなかった。
ただ、バーは更に充実したかも!
特に今回は、『ペテン師』(ミモザのブラッドオレンジジュース入り)『詐欺師』(フランス版のサングリア風カクテル)とかあってね!ワインも南フランスのだったし!
オシャレだよね~♪
こういうの、何でやらないんだろう?って思って、劇場の外で売ろうか?とか考えてたが、無理だよな~って思ってた。
やっぱりね!長蛇の列でした!
又、長くなった。
おやすみなさい。