のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ガムか油

2010-08-18 | KA
 以前、KAのステージマネイジメントで働いていたジュリが、十週間早く出産をしたベッキーの代わりとして緊急で来てくれました。彼女は知的でかっこ良くて大好き。毎日眺められるだけでも嬉しいです。
 一回目のショー、ビーチのシーンが突然短くなり、急いでその後のシーンの為に待機に行きました。フルートを回すところは、湿度の関係か、何度も何度もスカートに絡まりました。スカートと闘っていたような感じだったと思います。終わって見ると、スカートがかなり回っていました。
 アキレス腱の辺りが気になります。痛みが移動するので、ここが原因ではないと思われます。二回目のショーの前にテープを巻きました。
 二回目のショー、キャプティビティの前に、バックステージテクニシャン達の動きで何かが起きていることを感じました。そして、バックステージテクニシャンの一人が、舞台上に何かが落ちていることを教えて下さいました。舞台袖に行くと、ステージマネージメントから、舞台の右後ろの方にガムか油が落ちていると伝えられました。滑るものと滑らないもの…。舞台に出て行くと、それはあまりにも小さくて、なかなかどこにあるか分かりませんでした。終わって確認すると、それはガムだったようですが、舞台のとても端でしたので、知らせて下さって良かったのか悪かったのかと思うほどでした。以前、舞台に貼られたテープが、派手で目立っていたという事の方が、私には大きなことでした。
 今日は思い切って、ゲイルに『戦場のメリークリスマス』の振付を見てもらうことにしました。すると、ジャニンも来てくれました。今朝作ったCDが上手く作動せず、最初に編集した短い曲しかありませんでしたが、そこはジャニンが一時停止して歌って17秒を埋めてくれました。踊り終わると、ゲイルは両手で顔を抑えながら笑い、「とってもインパクトがあって…。見てると、ワッ、ワッて」。言葉があまり出てこない彼女の様子に、私は思わず、「それは、良いの悪いの。」と尋ねると、良いということでした。ジャニンは落ち着いて「バトンとダンスのバランスが良い。」と。このまま練習して良いみたいです。 
 今日は家に居た時間とMGMに居た時間が同じくらいになってしまいました。帰りは風がとても強かったです。