のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

自転車のクーラー

2010-08-05 | KA
 ヘルメットを頂いた時、冷却パックも頂きました。彼はそれをヘルメットの内部に備え付けてかぶっていたようですが、私は同じようにすると、ヘルメットが上に浮いてお供え餅のようになって何とも不恰好。ただでさえヘルメットが似合わないのに、こんなに恰好が悪いのはさすがに許せず、使っていませんでした。でも昨日、もしや熱中症かもと思ったこともあり、今日は対策を考え、その冷却パックをタオルに仕込み、首に巻いて出掛けることにしました。その恰好も、あまり良くないのですが、私は涼しく快適。終始笑顔で通勤しました。

 日本に居た時に教えたことのあるバトントワラーが、世界大会に出ています。彼女のことを想いながらショーに臨むと、すぐにドキドキしてきました。世界大会の舞台に立つのは彼女なので、私が緊張することではないのに、いろいろと考えていたらとても緊張しました。でも、その緊張で頭は冴え、フルートを回すところは、一つ一つの動きを丁寧に、そして、動きの意味を考えながら踊ることができました。とても気持ち良く舞うことができ、お客様の拍手も私の好きなタイミングで頂くことができました。きっと彼女も上手くいく、そう思いました。 
 しかし、二回目はそれで安心してしまったのか、もしくは一回目でエネルギーを使い過ぎてしまったのか、動きが少し鈍い感じでした。曲に微妙に遅れているのが分かり、少しバタバタしてしまったような気がします。
 KAには2000回以上出演していますが、世界大会初出場の彼女のことを思って舞台に立つのは初めてで、今まで経験したことのない気持ちで臨み、いつもとはまた違った緊張をしました。明日は代役の日なので、いつも舞台で使うエネルギーの全てをノルウェーに向けられます。

 帰りも“クーラー”が使えるように、冷凍庫に入れておきましたが、それほど暑くないので使用せずに帰ることにしました。気温を調べてみると、摂氏32度ぐらい。数字だけ聞くと暑いようですが、いつもに比べれば涼しい夜でした。