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ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

頭のよい子になる方法

2007年10月11日 | 中学受験 合格力随想
★頭がよい子どもになる方法は…?
・早起きをする ・きちんとご飯を食べる ・本を読む…これで100%おつりがきます。(7月14日付朝日新聞、土曜版「フロントランナー」より)★ 
これは、「脳をきたえる大人のDS」ですっかりおなじみとなった東北大学の川島隆太教授の言葉です。

そう、テレビCMに出てくる、あの顔の先生です。川島教授いわく、脳はあきらかに午前中の方がよく働くのであって、「わたしは夜型だから、夜の方が頭がさえる」と考えるのは、まったくの妄想(もうそう)だそうです。さらに、脳の重さは体重全体のわずか2%ですが、脳が必要とするエネルギーは体全体のエネルギー消費量の約2割にも相当するそうです。ご飯をたくさん食べないと、頭がフル回転しないとのこと。「早起き」「ご飯」「読書」。朝早く起きれば、朝ご飯をぬくこともなくなり、時間の余裕がとれて読書ができる。3つの法則をらくらくクリア!! パンパカパーン、おめでとうございます!!!

★いまの子どもたちは、答えに自信がないと、当てずっぽうで選ぶことすらしないのだという。なぜ、こんなにも失敗や間違(まちが)いを恐(おそ)れるようになったのだろうか。(7月29日付朝日新聞、教育面「あめはれくもり」より)★ 
今度は、教育ベンチャー開発担当者の池谷聡さんのコラムです。「まちがえる」って、いやですね。その気持ち、とてもよくわかります。私も中学生のとき、授業中に間違った答えを発表したときのことは、いまでも覚えています。その日は1日中、とてもはずかしい気分でした。案外、私も体に似合わず気が小さいでしょ?(笑)。

でも、その後でよいことがありました。同じような問題がテストで出るたびに、「間違えた思い出」が頭の中によみがえり、二度と答えをまちがえなかったのです。まさに「失敗は成功のもと」。まちがえないために、ただ一言「わかりません」と答える方法もあります。しかし、それは努力不足ではないでしょうか。「……と考えたけど、そのあとがわかりません」。これはりっぱな答えだと思います。自分がどう考えたのかを表現することは、とても大切です。たとえ、それが途中まででも、間違っていても、一生懸命に考えた大切な意見なのですから。

国語の習作では、感想文や意見文の形を借りて自分の考えを書きます。「こんなこと書いたら、間違いかな」なんて考える必要はありません。「こう書いた方が、よい子の意見にみえるかな」と気を遣う必要もありません。思ったことをそのままストレートに書いた文の方が、読んでいていいたい気持ちがうまく伝わるものです。

間違いをいちいち気にしていたら、脳トレもタイムオーバーになってしまいます。世の中、知らないことの方が多いのだから、いちいち気にせず、前へ前へと進むのみ!それにしても、DSの店頭モニターで脳トレにチャレンジしたら、私の脳年齢は62才でした。これはちょっとヘコみました……(ToT)。

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