ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。


広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

体験を味わう

2010年07月30日 | 中学受験 合格力随想
サッカーやバスケットボールなどのスポーツを小学校低学年の時期までに始めた子は、そのスポーツの感覚が自分の体の一部になっていきます。…と同じように、小学校の低学年までにものを書いたり読んだりする習慣を身につけ始めた子は、文章を書くことや読むことが生活の一部となってきます。 しかし、だからといって幼児期や小学校低学年のころには、文字の暗記を先行させないことが大事です。なぜなら、このころは体験を味わう . . . 本文を読む

『ホンマモン』

2010年07月24日 | 中学受験 合格力随想
世はおしなべて『バッタモン』の時代。子どもたちと関わる教育にも『ホンマモン』と『バッタモン』が存在します。『ホンマモン』を「本物の教育」、『バッタモン』を「成績のための教育」と定めてみましょう。「本物の教育」と「成績のための教育」には、次の二つの点で違いがあります。 第一に、「本物の教育」は学ぶことを楽しんで行われるという点です。例えば、子供が何かに興味を持ったとき、その興味を知的に伸ばしてい . . . 本文を読む

片肺飛行の是正

2010年07月16日 | 中学受験 合格力随想
小中学生の学力が、一般的に首都圏・近畿圏よりも地方の方が高いのではないかというデータがあります。学校教育における教職員の方の力量の差は、たぶんほとんどないでしょう。また、学習塾などの充実度は、かえって都市部の方が高いはずです。とすると、都市生活者としてはいささか不本意ですが、帰するところは家庭の教育力に原因があるのではというお話になってきます。 このことは、小中学校にとどまらず高校や大学でも、 . . . 本文を読む

『面白き味わひ』

2010年07月09日 | 中学受験 行雲流水録
能の先駆者、世阿弥は息子観世元雅に書き残した『花鏡』の中で、こんなことを言っています。 『面白き味わひを知りて、心にてする能は、さのみの達者になけれども、上手の名をとるなり』 →「面白い味わいを知って、心から演じると、未熟な演技でも、うまいと言われる」~そのあとに続けて、 「面白いと思う段階を超え、無意識に「あっ」と言ってしまう段階が感動である。初心の時からだんだんに上達しているだけではよい演技 . . . 本文を読む