ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。


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知的環境の連鎖

2017年04月19日 | 中学受験 合格力随想
国語力というのは、もともとは日本語力です。日本語を駆使する力は、生活の中で育っていきます。これに対して学習の中で育つ国語力は、漢字の書き取りや熟語やことわざを覚えるような知識的な日本語力ということができるでしょう。 日常生活の中で、日本語に接する機会はいくつかに分けることができます。一つは、対話です。もう一つはテレビです。三つめは読書です。さら、もう一つ、毎日の暗唱というものが今見直されてきてい . . . 本文を読む

国語は気合と理詰めで解く

2017年02月05日 | 中学受験 合格力随想
他塾と併用の小5の生徒が最近の公開模試の成績を持ってきました。算数も理科もいい成績なのに、国語だけがもう一息です。賢い生徒なので、国語の学習の仕方がわかっていないだけなのでしょう。学習の仕方がわかっていないためか、文章の読み方も、答えの選び方も、あまり気合いが入っていません。算数や理科は気合いの有無に関係なしに、自分の実力どおりの得点がとれます。しかし、国語は気合いの有無で点数の差が大きくなる教科 . . . 本文を読む

新年に思うこと

2017年01月05日 | 中学受験 合格力随想
「読書や好きなことをさせて、お子様の情操性を高めたい」と、どちらの保護者の方もお考えになるところですが、実際には、受験勉強の間に読書に没頭したり趣味に力を入れたりする時間は、ほとんどありません。しかし、この両立は本当は簡単なこと。受験勉強を1年、長くても2年間に絞り、集中してやればいいことなのです。 何年も前から受験に向けて学習を詰め込んでおく必要はありません。早めにスタートしなければ間に合わな . . . 本文を読む

『信じる心』を信じて

2016年12月29日 | 中学受験 合格力随想
 ご覧の方にはお読みいただいたことがあるかもしれません。年末恒例の記事ですね。なぜ毎年この記事を掲載するのか。確かに、  受験生へエールとして取り組んでいることは事実です。しかし、この記事に接するたびに、思い出されることがあります。まだ今の形態が手探りだった頃の生徒たちの顔や名前、ともに笑い泣いたこと、怒ったこと、徹夜になったプリント作成や講習の組み合わせなど・・・。つまり、私 . . . 本文を読む

学習の意欲

2016年10月24日 | 中学受験 合格力随想
学習の意欲というものを考えた場合、高校生以上は学習の意義を自分なりに自覚して意欲を持ち続けることができるようになります。しかし、学習のいちばんの土台を形成する小中学生のころはそうではありません。この時期は学習の内容も基本的なものが多いので、学習自体はそれほど面白くはありません。また、小中学生のころは学習の意義というものを理解してそれで意欲を持つということもできません。 小中学生の意欲は、学習の意 . . . 本文を読む

「わかりません」

2016年10月14日 | 中学受験 合格力随想
「わかりません」、とよく生徒が言います。確かにわからないのでしょう。だから、「どこがわからないのか?」と聞くと「・・・」、「どこまでわかるのか?」と聞くと「・・・」、そこに思考のかけらさえ見出すことはできません。このケースから判断できることは、わからないのではなくて、考えていないから「わかりません」の状態なのです。 例を挙げてみます。ここに、ある『旅人算の問題』があります。これが『速さの問題』で . . . 本文を読む

漢字の練習

2016年09月01日 | 中学受験 合格力随想
小3生のお母さんからのご相談。「漢字が書けないと担任の先生に注意されたらしい。どうしたらいいか」という内容でした。 漢字が書けないということには学習障害も要因としてあるかもしれませんが、そういうケースはごくまれです。漢字が書けないのは単に漢字の練習をしていないことが原因のほとんどです。 ところが、漢字の練習というのは簡単そうに見えますが、確実に力をつけるためにはかなり時間がかかります。そのため、 . . . 本文を読む

それぞれの道

2016年07月27日 | 中学受験 合格力随想
受験というものは定員があるために、実力があっても不合格になる子が発生します。不合格は、誰でもうれしいものではありません。ただの点数が低かっただけなのに、まるで自分の人格が否定されたような感覚になるお子様もいます。 しかし、そこで、すぐに立ち直るお子様がいることも事実です。しかも、これまで以上により元気になって立ち直っていくです。どのようにしたら、そういうことができるのでしょう。それは次のように考 . . . 本文を読む

夏の読書感想文講座

2016年07月15日 | 中学受験 合格力随想
毎年ご好評の「夏の読書感想文講座」を今年も開催いたします。 今年は例年よりさらにパワーアップして、書くことに抵抗を感じているお子様の心理を解きほぐし、いつの間にか書けていると今評判の指導動画を使い、より丁寧な指導を図ってまいります。 読書感想文には、大人の方誰しも困った経験がありますね。お子様にもあるその心理を、ぜひこの機会に解消し、読書好き、作文好きに導いてあげてください。夏休みとは、そんな . . . 本文を読む

学習のかたち③

2016年07月06日 | 中学受験 合格力随想
これからの子供たちの教育を考える場合、未来の仕事がどういうものになるかを考えておく必要があります。人生のかなりの部分は、仕事によって占められているからです。 これからは、会社に勤めて給料をもらうという時代から、自分が仕事を作り出すという時代になっていきます。今の大人のほとんどは、会社勤めをしていますから、実感としてわかりにくいと思いますが、世の中はそういう方向に進まざるを得なくなっているのです。 . . . 本文を読む

学習のかたち②

2016年06月24日 | 中学受験 合格力随想
家庭学習にもコツがあります。第一は、毎日少しずつ同じことをやっていくということです。短い時間であっても、毎日やる方が続けやすいからです。回数を少なくして長時間やるよりも、短い時間でいいから毎日やる方がいいのです。毎日やるような形の学習だと、保護者の方がやり方を指示しなくても、お子さんが自分で自主的にできるようになります。そして、雨の日も、風の日も、土曜も日曜も祝日も、いつも同じようにやっていくと、 . . . 本文を読む

自然治癒力

2016年06月03日 | 中学受験 合格力随想
よく世間では仕事のうまい人は皆同じように上手だが、仕事の下手な人はそれぞれに下手だ、というような言い方をします。 これは健康と病気の関係にも当てはまります。健康な人は皆同じように健康ですが、病気の人はそれぞれに病気です。 ところで、現代の医学や科学や教育は、欠点に対して対処療法をして直すという発想しがちになります。ところが、そのような方法では、目の前の症状は多少改善されても、本質に切り込んでいない . . . 本文を読む

意欲を育てる

2016年05月05日 | 中学受験 合格力随想
「うちの子やる気がなくて」、「しっかり意欲を持って勉強に取り組めない」とお声をよく聞きます。人間は、やる気になったときに大きく成長します。だから、学習でも仕事でも、やる気、又は意欲というのがいちばん大事なのは事実です。だからこそ、こんなお声が上がるのでしょう。そこで、今回は、やる気や意欲を育てるためには、どうしたらよいかということを考えてみます。 ふつう、子供たちが学習というものに自覚を持ち、学 . . . 本文を読む

凡事徹底

2016年04月02日 | 中学受験 合格力随想
Face bookでも紹介したN市大医学部合格のTY君。彼についていろいろご質問が来るので差し障りのない範囲でまとめてみます。 当塾に中学入学と同時のご入会でした。その場でのお母さんとのご面談では、準備をせずダメもとでK教大附属中を受験して、予定通りダメだったと明るく笑っておられたのが印象的。受験自体、ご本人の思い立ちとのことで、放任主義ではなく自主性を重んじお子様の意思を尊重した親子の関わりが . . . 本文を読む

自分に正直にということ

2016年02月22日 | 中学受験 合格力随想
受験を生業にするものは、己が成功体験に囚われます。囚われないでいようとしてもその拘泥に足を取られ、のたうちまわることになります。つまるところ、生徒たちとともに受験に臨む私たちの本来の姿は、何もわからず知らずして、もがき苦しんでいることのほうが多いのです。 さもお見通しというご託宣を述べても、述べる方に100%の自信があるわけではありません。ただ経験則に照らし述べているに過ぎないのです。しかし、私 . . . 本文を読む