ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

『話しが理解できない』

2011年10月27日 | 中学受験 合格力随想
あるお母さんから相談がありました。 「子供に何かを言っても、その子が話を聞いていないようだ」と、いうのです。さらに、「学校でも、先生がみんなに言ったことを、この子一人だけ聞いていないようだ」と、おっしゃいます。この時は、「こんなことはどなたでも多かれ少なかれ経験のあることの様な気がします。それほど大した問題ではないとも思うのですが…。」と、お応えはしました。 しかし、視点を変えてみる . . . 本文を読む

キリストと釈迦と聖徳太子

2011年10月20日 | 中学受験 合格力随想
英語や数学は、たとえ苦手であっても、必要性を感じてから本気でやれば、数ヶ月で得意というレベルまで学習することができます。しかし、国語の差は、いったんつくと埋めがたいものになります。ところが、点数の差でいうと国語の点数の差は小さく、英語や数学の差は大きいというのが一般的です。そこで、多くの人は国語の点数の差を過小評価してしまうことになります。 国語は点数の差があると思ったときには、もうすでにかなり重 . . . 本文を読む

塾とテレビが奪うもの

2011年10月10日 | 中学受験 合格力随想
「勉強脳をしつける勉強法」の著者石田勝紀氏は、大学受験の浪人時代に、それまで読まなかった難しい本を読むようになると、40ぐらいだった国語の偏差値が20以上アップした、と述べています。また、国語の成績が上がるのと並行して、英語や数学も学習を特にしたわけでもないのに成績が上がったという体験談を書いています。私も、高校生のとき、漢文に興味を持ったことをきっかけに、中国古典文学大系で「三国志演義」や「水滸 . . . 本文を読む

2時間44分の旅

2011年10月03日 | 中学受験 行雲流水録
福岡で高校のクラス会がありました。仕事の都合もあり、出席者はクラスの半数程でしたが、楽しいひとときを過ごすことができました。中には卒業以来会えなかった人もいて、懐かしいやら、うれしいやら…。 それにも増して、どんなことにおいても、無事に完結するまでの担当者の苦労が並大抵ではないことを思えば、笑顔のうちに散会した幹事諸氏にあらためて感謝です。ただ、度々の打ち合わせ会毎に増え続ける . . . 本文を読む