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ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

『一度きりの願い』

2008年11月27日 | 中学受験 行雲流水録
ドイツ民話に『魔法の指輪』というお話があります。内容は次の通りです。 若くて貧しいお百姓さんが、ふとしたことから魔法の指輪を手に入れます。その指輪は回しながら願い事を言えば何でも叶うというもの。しかし、使えるのは一度きりなのです。喜んだお百姓さんは、早く奥さんに見せてあげようと家路を急ぎますが、途中で悪い男に騙され、ただの指輪とすり替えられてしまいます。騙した男はすぐに「山ほどの金貨を」と指輪に . . . 本文を読む

「知識の身体化」について

2008年11月19日 | 中学受験 合格力随想
ある本の中で、未来の教育のことが書かれていました。未来の教育は、「体験」を中心としたものとなるとのこと。これを実際の学習にあてはめてみると、例えば、英語では、「英語漬け」の生活をするのがいちばんいい学習の仕方で、それが難しい場合は、できるだけ「イメージ化」して覚えるということだそうです。これは、納得できる考え方です。 覚えることを「イメージ化」することについては、記憶術という方法があります。例 . . . 本文を読む

マリーン・オッティのように

2008年11月14日 | 中学受験 合格力随想
2007年世界陸上大阪大会・女子100mに、ジャマイカ出身(スロベニアに移住)のマリーン・オッティが、女子では大会史上最年長となる47歳で出場しました。彼女は、1980年のモスクワオリンピックから7大会連続出場を果たし、実に27年間も世界のトップで活躍した大ベテラン選手です。かっては三位が多く『ブロンズコレクター』・『ブロンズの女王』というネーミングまで与えられていましたが、1993年の世界選手権 . . . 本文を読む

しっぽがないからこそ…

2008年11月06日 | 中学受験 行雲流水録
日本スピッツは、今ではすっかり珍しくなってしまいましたが、私が子どものころは、ちょうど今のダックスフンドのように人気のある犬でした。真っ白のふわっととした豊かな毛並み。三角にピンととがった耳。そして、ふさふさの立派なしっぽも、スピッツのかわいらしさの一つでした。 犬のしっぽには、走ったりジャンプをしたりするときにバランスをとる取る役目があります。犬を飼っている人は、走っていて急に止まるときどのよ . . . 本文を読む

桃栗三年なのに…

2008年11月02日 | 中学受験 合格力随想
朝夕はかなり冷え、秋も深まってきました。この時期になると以前郷里でやっていた畑仕事を思い出します。夏野菜が終わってひと夏頑張った野菜の茎や葉をせっせと片づけ、野焼きをします。その煙の臭いは何ともいえずいいものです。今でも、どこかで草焼きをしていてその臭いをかぐと妙に郷愁を誘います。 ところで畑では色々作っていました。キュウリ・トマト・カボチャ・ジャガイモ・サトイモ・ダイコン・ゴボウ・ハクサイ・タ . . . 本文を読む