ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

説得力のない話

2008年09月24日 | 中学受験 行雲流水録
今年の夏は暑さが厳しく、9月もまだ暑い日が続いていましたが、やっと朝夕涼しくなり本格的な秋が来ました。幼稚園や小学校では運動会が盛大に行なわれています。スポーツには最高の季節になりましたが、みなさんは普段積極的に体を動かしていますか?私は全然動かしていません。 マァ、私のことはいいとして、近頃、子どもの体力低下に関する新聞記事がよく目にとまります。文部科学省の『体力・運動能力調査』によれば、小学 . . . 本文を読む

凡人の一芸

2008年09月17日 | 中学受験 行雲流水録
大分県は「一村一品運動」が有名です。この運動が全国的にどのくらい広まっているのか、社会的なことはわかりませんが、長野県に行ったときも、道の駅のお土産屋でこのような言葉に出会いました。一つの地域で一つの名産品に絞って力を入れる、ということは、とてもよい発想だと思います。地域を挙げて集中的に生産、販売をすることで、よりよい物を供給できます。また、その産品によって、地域の特性を表すことができ、人々に覚え . . . 本文を読む

馬頭琴の音色

2008年09月11日 | 中学受験 行雲流水録
馬頭琴はモンゴルの民族楽器であり草原のチェロと言われます。中国の二胡にも似た弦楽器で、「スーホの白い馬」でおなじみです。楽器の先端に馬の頭の彫刻が飾りつけてあるのがとても印象的であり、楽器の弦と弓は馬のしっぽから作られているとのこと。本体部分は現在は湿気に強い木製ですが、むかしは馬の骨や皮を使っていたそうです。モンゴルでは馬がそこまで生活の中にとけ込んでいたのでしょう。 そんなモンゴルなのでモン . . . 本文を読む

足のつかないプール

2008年09月05日 | 中学受験 合格力随想
保護者の方に「足のつくかつかない深さのプールが一番速く泳ぎを覚えます。水も少しは飲んだ方がいいのです。」というお話をすることがあります。何事も多少付加がかかり、ストレスを感じるぐらいの方が早く上達することの例えとしてお話しします。その付加は、時間制限であろうと問題量であろうと構わないのです。少ししんどいぐらいが成長の糧となります。先日、こんなお話を聞きました。このお話もまさにこのことの類でしょう。 . . . 本文を読む