何かを見たとき、聞いたとき、体験したとき、私たちはいろいろなことを感じます。作文では、その感じたことをどのように表現するかということが、とてもおもしろいものです。たとえば、何かを見たときどう思ったか。見る前の気持ち、見た瞬間の気持ち、あとになって思ったこと。ずっと気持ちが一定しているとは限りませんから、気持ちの変化を書くことができます。聞いたときや体験したときも同じです。自分が知っている言葉をいろ . . . 本文を読む
お父さん、お子さんに何か話していますか。
朝早く出勤して、夜遅く帰宅するとお子さんと接する時間はあまりありません。そこへたまの日曜日、お子さんとゆっくりできる時間ができても、共通の話題があまりないため、「勉強はどうだ。ちゃんとやってるか」「うん」という会話になってしまいます。お子さんが小さいころは、会話よりも遊ぶことが中心で、どこかに出かけて楽しくやっていればコミュニケーションは取れていましたが . . . 本文を読む
日本語の一つの特徴に『抑揚』があります。英語と比較してみるとわかりますが、英語は語と語の間に連続性があります。例えば、「This is an apple.」という文を読むときは、極端に言うと「じすぃーずあんなっぽー」で、日本語的に聞くとよくわかりません。日本人が読むともちろん、「じす いず あん あっぷる」であり、この一語と一語の間に『抑揚』が生じます。この『抑揚』を伴う間の文化的資質は、音楽の聴 . . . 本文を読む