ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。


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良書のリズム

2015年10月31日 | 中学受験 合格力随想
読みやすい文章を書く人の文の長さの平均は40-45字です。文の長さの平均が短い人は、文章を書くときにあまり深く考えていません。ですから、小学生の文章では、文の長さの平均が自然に短くなります。もちろん、これがよくないというのではありません。生活作文などの事実中心の文章では、文の長さは自然に短くなるからです。 哲学者の書く文章などでは、文の長さの平均が60字前後になることがあります。密度の濃さを感じさ . . . 本文を読む

たくさん願うということ

2015年10月26日 | 中学受験 行雲流水録
体の細胞は、常に新陳代謝をしています。新陳代謝の期間は場所によって異なり、皮膚は約1ヶ月、筋肉は2ヶ月、骨は3ヶ月と言われています。爪を怪我すると、その怪我のあとが根元からだんだんと先の方へ移動していきます。根元から先端まで行く期間が約6ヶ月と言われ流ことを考えれば、人間の体全体も、約6ヶ月ですべて新しく生まれ変わると言っていいのかもしれません。ところで、脳は新陳代謝をしません。脳の細胞は生まれた . . . 本文を読む

『百里を行く者は九十を半とす』

2015年10月20日 | 中学受験 合格力随想
『百里を行く者は九十を半(なかば)とす』-「百里を行こうとする者は九十里を行ったとき、やっと半分来たと思うべきだ」という古い詩句は「戦国策-秦策・武王」を出典とし、秦王(後の始皇帝)の奢りをある人が注意する場面で引用されます。あらゆる局面で人は達成感を味わいたいと考え、その思いが成功を為す原動力になっているのは事実です。しかし、ともすればその達成感による精神の高揚が奢りや慢心を生みます。このことは . . . 本文を読む

国語得点力をつくる

2015年10月16日 | 中学受験 合格力随想
国語の得意な子と苦手な子を分けるものは、読み取る速さの違いです。あっけないほど簡単な話で拍子抜けされると思いますが、これが真実です。 以前、小学6年生のお子さんのお父さんが、「国語があまりできないんです」と、模試の答案を持ってこられたことがあります。中身を見てみると、最初の方の問題はそれなりにできていましたが、最後の方になると×が多くなっていました。これは、最初の方に時間をかけすぎて、 . . . 本文を読む

嫁ぐ

2015年10月12日 | 中学受験 行雲流水録
10月某日、娘が嫁ぎました。思えば20年余。彼女と一緒に暮らしてきました。長いといえば長い、短いと言えば短い、そんな日々でした。ただ一つ思うことがあるとすれば、巷間よく言われる「親はなくても子育つ」というのはウソだということです。確かにこの言は、苦労の状況の中でも子どもたちが逞しく育つ様を言い表しているのでしょう。しかし、近年、頓にこの言を安易に使えない状況が生まれています。 幼児虐待やDVによ . . . 本文を読む

愚公移山

2015年10月08日 | 中学受験 行雲流水録
「愚公移山」…「愚公山を移す」「北山愚公者、年且九十。面山而居、懲山北之塞、出入之迂也。聚室而謀曰、吾与汝畢力平険、指通予南、達于漢陰。可乎。」-列子・湯問-『昔、愚公という者が山を他に移そうとして、永年努力し、 神はその志に感じ山を 移したという中国の寓話から』怠らず努力すれば、大きな事業も成就するというたとえ。に由来し、中学受験においてコツコツと努力し続けることの大切さを、一人で . . . 本文を読む