ALGOの塾長日記~愚公移山~

-学習塾方丈記-

学習指導の由なしごとを
    徒然に綴ります。

過去問は…

2009年06月26日 | 中学受験 合格力随想
今回は、実践的な話です。主に、高校3年生を対象にしたお話とお考え下さい。 受験勉強の目的は、志望校に合格することです。この目的に比べると、塾の点数がよいとか、模試の点数がよいとかいうことは、何の目的でもありません。ここをしっかり押さえておくことが大事です。 志望校に合格することを目的にしたときに、いちばんふさわしい教材は、過去問です。過去問は、自分がどれくらいできるかを見るほかに、何が苦手か、 . . . 本文を読む

来た道、行く道

2009年06月17日 | 中学受験 行雲流水録
「ねぇ~先生、聞いて下さい」で始まったある保護者の方のお話。わかっているけれどできない、子供と接するときのナカナカの示唆が、このお話にはありました。 *  *  *  *  * とある日曜日の朝、息子さん(小4)と娘さん(小2)が、些細なことから口喧嘩を始めたとのこと。先にちょっかいを出したのは息子さん。チョット他のことで気になることがあったお母さんは、騒がれると苛々してこう思いました。「毎日 . . . 本文を読む

『やり残したものは、宝もの』

2009年06月12日 | 中学受験 行雲流水録
「琴線に触れる」という表現があります。心の奥深いところにある感情に響くというときに使います。ある言葉が自分の琴線に触れたということは、その言葉が響くような心理状態にあるということかもしれません。同じ言葉でも、何の感慨も抱かずに終わることもあるのですから…。秋元康氏が以前書いた文章が、琴線に触れたと感じたことがあります。それは…。    *  *  *  *  * 人は、誰も、あの日、やり残した . . . 本文を読む

5本の親竹

2009年06月04日 | 中学受験 合格力随想
5月のある日、我が家に珍客が訪れました。それは、裏の竹林からの訪問者・タケノコです。早速、娘は『タケコ』と名付けて、日々の成長を楽しみにしています。よくぞ掘って食べなかったものです。食べていたら非難の嵐でした。 「雨後のタケノコ」とはよく言ったもので、一雨毎に背丈を伸ばし、もう今では二階のベランダに達しました。そろそろ頭止めをしなければならないでしょう。聞いた話では「1本の若竹の成長には、最低5 . . . 本文を読む