【歌舞伎町で路上売春の一斉取り締まり。18~60歳の24人を検挙】というニュースを見ました。
薬研堀海戦を思い出して憤慨。
登山二日目。6:30起床。ちょうどこの時間、窓からキレイな朝日が見えたらしいのですが、ボーっとテレビ観てました。朝食付きでしたので、食堂で朝食。パンとおにぎりとフルーツとヨーグルトとワッフルとシリアルと…。はい、食べすぎました。正直苦しいです。味は全て可もなく不可もなく。無料サービスだと考えれば、かなりいい部類。
出発までまだ時間があるので、部屋で一服。コーヒーを美味しいと思い始めたのはいつごろだろうなぁ。諸々準備を終えて、さあ出発と思ったら、靴履いてなかった。登山靴は履くのにちょっと時間が…『おすぎくん、行くよー』ちょ、ちょっと待ってください!すぐ行きます!
いやー、すみません、靴履いてなくて。『そもそもスリッパは室内用だからね、朝ごはんのときに履いてちゃダメだからね』まぁ、固いこと言わずに…注意されなかったですし。
駅前のバス停で、バスが来るまで待機。バスの出発まで30分近くあります。何故早く来たかと言うと、電車が来る前に並んでおこうと。1時間近く乗りますから、座りたいのです。電車から降りて来た人が多いと、座れないかもしれないからです。その電車でAさんが東京から現れました。新幹線で来たそうです。金持ち!そしてバスはガラガラでした。
10時くらいに、赤城山に到着。仁Dの舞台ですね。確かに走ったら楽しそうな道でしたよ。因みにバスの運転手さんがユニークだった。『時間調整のため、この停留所に10秒停車します』『みなさん、赤城山で登山ですよね?途中の停留所は音声案内を切ります』
大沼の湖畔では、ツーリングと思われるライダーがたくさんいました。見事におっさんばかりでした。ライダーの高齢化、深刻だな…。榛名湖にもライダーはいっぱいいたけど、基本的にうるさいね。運転も荒いし。だからライダーは嫌われるんだよ。
赤城神社でお参りして、さっそく登山開始。結構急な登りなんだけど、昨日ほど疲れないなぁ。ペースがゆっくりなのと、たっぷり眠れたからだな。序盤は順調に登っていったのですが、すぐにペースダウン。まさかの凍結。結構雪が残っていて、それが融けて凍ってを繰り返しているらしく、足元ツルツル。チェーンスパイクを持ってきているけど、出すべきか悩む。出した方が圧倒的に楽だったと思うけど、みんな出さないので私もそのままで。
今日も快晴で、景色は最高!ときどき見える大沼と赤城神社がいい感じ!ただ、後ろのおっさんが結構邪魔だった。登るのが早いわけではなく、ピッタリ後ろについてくる。Aさんが氷で四苦八苦しているので、私と元上司は下りとのすれ違いでは道を譲っていたんですよ。そうしたらおっさんが『登り優先だろ』と。そうだね、マナーではそうだよ。ただ、臨機応変だろ。マナーを言うなら、挨拶くらいちゃんとしろよとプンスカ。
道は凍っているけれど、気温は結構高め。昨日ほどじゃないけど、やっぱり歩いていると暖かい。ときどき吹く風が生ぬるくて驚いたよ。家でゴロゴロしていたら、ちょっと肌寒いくらいなのかなぁ。
氷上を歩くこと1時間、ようやく尾根まで来ました。今度は日当たりが良くて、足元グシャグシャ。これアレだ、本格的に水を張る前の田んぼだ。そう言っても都会人はわからないと思うので、砂場の水遊びをイメージしてください。ひたすら泥と水たまり。ゲーター付ければ良かった…。途中、根っこに躓いて、危うくヘッドスライディングをするところでした。全身泥まみれはツライ…。
氷と泥と格闘すること1時間半、ようやく黒檜山山頂に到着!が、超混んでるうえに足元ドロドロ。サクッと写真だけ撮って、ちょっと先のビューポイントへ。ここが比較的空いているうえに、石があるので座りやすい。大正解だぜ!足元の大沼はもちろん、北アルプスとか谷川岳方面とか、キレイに見える。青い山に白い雪。もう冬だなぁ。遠く、霞んで富士山も見えたよ。
そんなところで昼食タイム。朝ご飯を大量摂取したおかげで、あんまりお腹が空いてない。おにぎりとパンを食べて、Aさんのコーヒーを頂いてまったり。ほんと、いいコーヒーは香りが違う。ただ、笑いながらお湯を注がないでください。ぶれて私の手にかかります。今日はおやつを忘れたので、Aさんのどら焼きを半分頂きました。ありがとうございます。
30分ちょっと休憩してから、下山開始。目指すは駒ケ岳。甲斐駒ケ岳とは別だよ。尾根は日当たりがいいのでドロドロだけど、ちょっと影に入ると凍結。でも景色はずっとよかったなぁ。ふもとの方は霞んでいたけれども。曇りの予報がウソみたいだ。
順当に駒ケ岳に登頂し、ちょっと休んでまた下山。ここから先はほぼ階段。下山中も景色がキレイだったはずだよ。よく覚えていないのは、トイレに行きたいのをずっと我慢していたから。トイレ行きたい、マジトイレ行きたい。あと40分くらいか、たぶん大丈夫だ。たぶん1/3は来たぞ、頑張れ。そんなことばかり考えていました。
恋する乙女が白馬の王子様を想うが如くトイレについて考えていたら、やらかしました。鉄製の階段で、足を滑らせた。嫌な予感がしていたので手すりに掴まっていたのが幸い。両ひじを強打しただけですみました。後ろに倒れたから、下手すりゃ頭を打って下までスライディングだよ。気をつけましょう。
トラブルを乗り越えて、無事下山!尿意を我慢したまま記念撮影をして、さあトイレに行k『もうちょっと先のバス停まで行こうか』あ、はい。元上司、無情。
なんとかバス停まで着きました。急いで公衆トイレに向かいましたが、冬季閉鎖中。『閉まってる!』と言った私の顔は、鬼気迫っていたそうです。近くの観光案内所のトイレまでなんとか我慢できました。嗚呼神様、ありがとう。男性なので茂みでちゃちゃっとやってもいいのですが、マナー違反ですからね…。
今度はバスで道の駅の立ち寄り温泉へ。道の駅併設の温泉として、No.1なんだって。来場者数なのか人気なのかは知らん。さすがに日が暮れると肌寒い。温泉が気持ちいい…真っ赤に燃える空がきれいだ…。
露天風呂で長風呂した結果、猛烈に立ちくらんだ。浴槽から出たところで、目の前が真っ暗になって世界が大回転。前に3、4歩よろけたところで、バランス感覚が戻ってきて、徐々に視界も復活。目の前にベンチがあり、おっさんが座ってました。危なくおじさんと全裸で抱き合うところでした。いや、普通にコケなくて良かった。受け身も取れなかっただろうし。
風呂上がりは水分補給。お風呂入る前にも飲んだつもりだったんだけどなぁ。ちょっと休んだら、バスで前橋駅へ。バスの乗客は、我々と登山客が一人。この登山客は、赤城山から一緒でした。途中であまりにも大きな満月が見えて、つい大声を出してしまいました。ご迷惑をおかけしました。
前橋駅に戻って来た時には、満月は結構高く、小さくなってしまっていました。残念。高崎まで移動して、高崎から上野駅まで新幹線!今日来れなかった人たちと飲み会なんだよ!新幹線じゃないと間に合わないんだよ!新幹線を待っている間、今日のお店から電話が。混んでるから15分くらい遅らせてほしいとのこと。なんだよ…高崎線のグリーン車でも良かったじゃん…。
新幹線の隣の席は、普通の兄ちゃんでした。新幹線や飛行機で隣の美女とラブロマンスなんて幻。高崎から上野までは1時間もかからないので、寝ることもできず。新幹線、マジ早ぇ。上野での飲み会は、鶏の丸焼きでした。中々にインパクトのある料理でしたが、美味しかったよ。
2日連続は体力的に厳しいかと思いきや、ビジネスホテルで一泊することでむしろ快調でした。高崎や前橋まで、上野から往復で4,000円弱。ビジネスホテルだと7,000円だけど、朝食付くしゆっくり眠れる。時は金なりだね。
しかしそろそろ凍結シーズンか。チェーンスパイクの出番が増えるな。