宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

FAZER Mk.2 バッテリーの選択について。

2021年05月20日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 先程、FAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーについて質問があったので文章にしておきます。

 

 

 

 バッテリーについてはいろいろ考え方があるので、

 

 

 

 あくまでも個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

 

 (*´∀`)

 オネガイシマス。

 

 

 

 ラジコンのバッテリーは人によってノウハウや考え方が違うと思うので、参考の一つにして頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 今回からFAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーが「ニッケル水素バッテリーのみ」になりました。

 

 

 

 数種類の選択ができるのですが、出力と容量が違います。

 

 

 今回から指定モーターは「540モーター G27」なので、8分間なら2200mAhでもバッテリーの容量は心配は無いと思います。

 

 

 

 

 では、どのバッテリーを選べば良いのかと言うと、

 

 

 路面状態によって選択するのも一つの手段と考えます。

 

 

 

 容量が足りているなら、常設コースで路面状況が良ければ2200mAhバッテリーの軽さが活きてきます。

 

 

 

 

 しかし、3600mAhバッテリーの「重さ」もメリットの一つと考えます。

 

 

 路面にホコリがある様な特設コース、グリップの低いタイル路面、グリップ剤とタイヤウォーマーが使えないコース等は絶対的なグリップが下がってしまいます。

 

 

 

 そこでバッテリーを含めたシャーシの「重さ」で安定感とグリップ感を稼ぐ事ができます。

 

 

 

 

 

 今回のレギュレーションの変更で一番困ったのは、「ニッケル水素バッテリーのみ」となった事だと考えます。

 

 

 

 

 ラジコン用のニッケル水素バッテリーは安価で取り扱いも簡単なバッテリーです。

 

 

 しかし、ラジコン用のニッケル水素バッテリーは、バッテリーとして高性能な物なので性能維持の管理が難しくもあります。

 

 (もちろん、Li-poバッテリーも十分な管理が必要です。)

 

 

 

 最大の難点として、Li-poバッテリーと違い「追い充電」は避けた方が良いという事です。

 

 

 詳しい説明は出来ないのですが、追い充電をすると「メモリー効果」により容量がどんどん減っていきます。

 

 

 ニッケル水素バッテリーを10回も使っていないのに、ほとんど充電出来なくなった事もありました。

 

 

 

 Li-poバッテリーの場合はバッテリーが1本あれば追い充電で、その日のレースは回す事ができます。

 

 

 実際に前回の地元チャレンジはLi-poバッテリーを1本で走りました。

 

 

 

 しかし、ニッケル水素バッテリーの場合では追い充電はしないので、予選用と決勝用の走行回数分だけの本数が必要です。

 

 

 (普段はLi-poバッテリーで練習しましょう。)

 

 

 

 

 なので、 

 

 

 

 思ったより費用がかかります。

 

 (;´∀`)

 ホントダヨー。

 

 

 

 自分の場合は「ニッケル水素バッテリー」をレース時にどの様に運用するかと言うと、

 

 

 

 22HVと36HVのバッテリーを各2本づつ用意します。

 

 

 

 予選走行が2回の場合は22HVと36HVのバッテリーで走り比べ、感じの良かった方を決勝で使います。

 

 (予選走行が3回の場合は余ったバッテリーを予選に使います。)

 

 

 

 その日の使用が終わったら、保管電圧まで放電をして保管をします。

 

 

 バッテリーによっては「自然放電」をしてしまうので、未使用時の電圧にも注意が必要です。

 

 

 

 

 最後に、ニッケル水素バッテリーもLi-poバッテリーも消耗品なのですが、

 

 

 

 大切に扱って楽しくラジコンを走らせましょう。

 

 (*´∀`)

 コレガイチバンダイジ。

 

 

 

 

 今回の内容が何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)