宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

タミヤ TT-02 まとめ その④ (足回り)

2023年11月26日 | タミヤ TT-02

 

 

今回はまとめの最後となる足回りの紹介です。

 

 

 

 見ての通りにTT-02のノーマル足になっています。

 

 まとめに書いた内容は、この「ノーマル足」を活かす為のセットアップとも言えます。

 

 

 

 先ずは定番とも言えるサスアームとナックルの「ストッパーのカット」です。

 

 このストッパーをカットしないとステアリングの舵角が足りなくて、低速コーナーで曲がりが足りなくなります。

 

 足回りをスムーズに動かす為に「OP-1559 ローフリクションサスボール」も取り付けています。

 

 このオプションパーツと加工は、もはや必須レベルとなっています。

 

 

 

 画像は現在テスト中のナックルのボールのガタ取りです。

 

 アッパーアームのボールの横側からイモネジを入れて、ボールのガタを押さえる加工です。

 

 ボールの溝にイモネジを沿わせる形でアームの上下の動きに合わせています。

 

 ボールのガタが無くなり、摩耗による「ボール抜け」が起きるまで調整できると思います。

 

 現在はボールと取り付け部分の耐久性のテストを行っている状況です。

 

 

 

 ノーマル足にはキャンバーの調整機能がありません。

 

 説明書の通りに組み立てるとサスをストロークさせた時にキャンバーが起きてしまい、タイヤが上手く使えない時があります。

 

 キャンバーの調整は「OP-1874 アジャスタブルアッパーアーム」を使う方が簡単なのですが、耐久性と入手性を考えノーマル部品としてます。

 

 画像の様にナックの上下に「A8」部品を使う事で1G状態でアッパーアームに角度を付ける事ができ、僅かにキャンバーを付ける事ができます。

 

 また、ストロークさせた場合でもキャンバー角を維持した状態になります。

 

 この状態に6ミリのホイールハブ + 0.5ミリのスペーサーを組み合わせます。

 

 

 

 アッパーアームは前後とも大き目のガタがあるので、シムやスペーサーを使って調整をします。

 

 画像のスペーサーは、軸と同じ径の樹脂パーツを削った物です。

 

 

 

 リヤ側にはOP-1549 アルミリヤアップライト(2.5度)を使って最高速度と安定性を狙います。

 

 分かり難いのですが、「ハイポジション」で組んで車高を下げている状態です。

 

 この状態ではフロント側と同様にアッパーアームに少し角度が付いた状態になります。

 

 また、ドライブシャフトが水平に近くなるので、駆動効率も狙えます。

 

 ホイールハブは6ミリ + 1ミリのスペーサーを組み合わせています。

 

 

 

 サーボホーンは「OP-1799 サーボセーバー アルミホーン付き」を使います。

 

 短いアルミホーンもあるのですが、こちらの方がサーボの作動量に余裕ができます。

 

 

 

 サーボマウントはシャーシの「08カット」に合わせてTA08のサーボマウントを使っています。

 

 一応、タミチャレに合わせて「OP-1977 アルミサーボマウント」を使える様にカットしたロアデッキも用意しています。

 

 

 

 ステアリングに関しては「OP-1965 アルミLTステアリング」を使用しています。

 

 こちらの方がリンケージが長くなり、ステアリングの取り回しが良くなっています。

 

 ウワサでは「強度不足でパーツが曲がる」と言う話も聞きますが、今のところは問題がありません。

 

 大きな力がかかった時にはセッティングボードの上で確認した方が良いかもしれません。

 

 

 

 

 思ったよりも長い期間、TT-02のノーマル足を走らせてきました。

 

 

 これは個人的にも思う所があり、

 

 TT-02はサーキットでもレースでも活躍できる!!

 

 と言う事を言いたかっただけです。

 

 

 特にサーキット未経験の方で「TT-02で大丈夫かな?」と思っている人に伝わって欲しいところで、

 

 ぜひTT-02を持ってサーキットに来てほしいです。

 

 (人´∀`)

 キテクダサイネ。

 

 

 以上でTT-02 ノーマル足のまとめになります。

 

 

 少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

 

 (*´∀`)

 セッティングガンバッテネ。

 

 

 

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タミヤ TT-02 まとめ その③ (駆動系リヤ側)

2023年11月25日 | タミヤ TT-02

 

 

 前回に引き続き、駆動系リヤ側の紹介です。

 

 

 

 リヤ側のデフも種類を選択できるのですが、

 

 ギヤデフ一択になります。

 

 

 ボールデフと言う選択もあるのですが、

 

 メンテナンスが嫌です。

 

 (・∀・)

 ダヨネー。

 

 

 とにかくメンテナンスの頻度が多いボールデフを使うよりも、メンテナンスサイクルの長いギヤデフを使っていきます。

 

 

 

 ギヤデフは2種類でノーマルデフと「OP-2049 XV-02/TT-02 オイル封入式ギヤデフ」を使っています。

 

 主にオイル封入式ギヤデフを2個準備をして使用するのですが、基本はデフオイルは1000番を使い、少し加速が欲しい場合は3000番を使います。

 

 

 路面状況がかなり良い状況で旋回時にプッシュアンダーを感じる場合には、ノーマルデフにホビーグリスを塗ったデフを選択します。

 

 

 このギヤデフの組み合わせに39ミリのユニバーサルシャフトを使っていきます。

 

 

 

 

 少し前に紹介した「SP-1696 XV-02 リングギヤ(40T)」をリヤ側に投入した結果ですが、

 

 使う場所によってはかなり有効だと思います。

 

 (・∀・)

 バショニモヨリマス。

 

 

 

 「旋回の速さ」を求めてリヤ側に40Tのリングギヤを投入しました。

 

 その結果、旋回速度は向上したのですが、リヤ側のギヤ比のせいでストレートでの最高速度が少し落ちる状態になりました。

 

 いつものコースではストレートが長いので、最高速度 > 旋回速度 と言ったタイムになりました。

 

 

 いろいろテストした結果、「ストレートの短いミニコース」では有効ではないかと考えます。

 

 

 しかし、いつものコースではタイムが出せない事が分かったので、リングギヤ(40T)のテストは終了とします。

 

 

 

 

 モーターマウントには「OP-1558 アルミモーターマウント」を使います。

 

 樹脂製のモーターマウントは軽くてしっかり固定もできる良いパーツです。

 

 しかし、モーターの熱で固定ビスの穴付近が割れてしまう場合もあります。

 

 無用なトラブルを避ける為にも、TT-02には取り付けたいパーツですね。

 

 

 

 次回はサスアーム周りの紹介です。

 

 

 つづく。

 

 

 

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今年も収穫出来ました。

2023年11月22日 | 日記

 

 

 今年も「カリン」が収穫出来ました。

 

 (*´∀`)

 トレマシタ。

 

 今年は夏の暑さのせいか、収穫量がかなり少なかったです。

 

 その反面、実の大きく匂いも強くなっています。

 

 

 

 今年はカリンシロップを作ろうかな。

 

 (*´∀`)

 ツクッテミタイナ。

 

 今年の春に作った梅シロップがとても良く出来たので、カリンシロップにも挑戦してみたいと思います。

 

 (今年の梅シロップはこちら。)

 

 

 

 

 となりの猫さんが遊びに来ています。

 

 

 (*´∀`) ほらカリンだよ。

 

 

 / べろんべろん。 \

 

 

 カリンには興味が無い様です。

 

 (;´∀`)

 ダヨネー。

 

 

 カリンシロップを作る時には、また紹介したいと思います。

 

 

 

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タミヤ TT-02 まとめ その② (駆動系)

2023年11月22日 | タミヤ TT-02

 

 

 今回もTT-02のまとめとして「駆動系」をやっていきます。

 

 今回も情報量が多くなるので、フロント側とリヤ側に分けて紹介していきます。

 

 

 

 フロント側の駆動系から説明していくのですが、先ずはデフからです。

 

 

 

 個人的にはスプールデフを好んで使っています。

 

 「加速」や「軽さ」等の理由はいろいろあるのですが、

 

 デフのメンテナンスが嫌だからです。

 

 (・∀・)

 メンドウダカラナ。

 

 

 

 スプールデフを使っている場合ならば、フロントデフを手回しして異常がなければ注油だけでメンテナンスを終わらせます。

 

 デフカバーに開けたサービスホールからシリコンスプレーを吹くだけです。

 

 

 

 問題なのがTT-02に使っている「OP-2047 XV-02/TT-02 ダイレクトカップリング」です。

 

 画像の様にカップが割れてしまうのですが、SRX用の強化カップリングも簡単に割れてしまいます。

 

 全く使えないレベルで破損していたのですが、

 

 

 

 「OP-2063 TT-02BR用ジョイント」を組み合わせる事で、今のところは破損を抑えることが出来ています。

 

 この組み合わせだとカップが短いので、ユニバーサルシャフトの長さを39ミリシャフトに交換する必要があります。

 

 

 

 ノーマルデフの場合は「ホットボンド」を使ったデフロックや、「ねり消し」を使った作動が重めのデフもおススメです。

 

 「OP-2049 オイル封入式ギヤデフ」の場合は50万番か30万番のオイルを使って、フィーリングの良い方を選びます。

 

 

 

 画像はフロント側のプロペラシャフトのジョイント部分です。

 

 なぜかフロント側のジョイントが僅かに前下がりで傾いています。

 

 そのせいか、接続部分が摩耗すると駆動音が大きくなります。

 

 対策としてジョイントの前側のベアリング下にアルミテープを使って傾きの調整をします。

 

 (この場合、アルミテープの厚さによってはデフカバーの締め過ぎに注意です。)

 

 

 

 それに加えてプロペラシャフトの後ろ側にウレタンスポンジを薄くカットしたものを詰めておきます。

 

 プロペラシャフトを前寄りにする事で、ジョイントの傾きによる「ブレ」が少なくなります。

 

 プロペラシャフトを前寄りにするだけでも効果があるので、駆動音が気になる場合は試して下さい。

 

 

 

 

 プロペラシャフトについては意外と「曲がっている」ので、回転のブレがある場合には交換です。

 

 画像では「OP-2066 SRX用 プロペラジョイント」を使っているのですが、これは通常のアルミジョイントでも良いと思います。

 

 摩耗による交換の場合にはSRX用も検討して下さい。

 

 

 フロント側は以上なので、リヤ側の駆動系に続きます。

 

 

 つづく。

 

 

 

 

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タミヤ TT-02 まとめ その① (シャーシ)

2023年11月18日 | タミヤ TT-02

 

 

 今回からTT-02 ノーマル足に施してきた概要をまとめていきます。

 

 (*´∀`)

 ワスレナイヨウニシマス。

 

 

 先ずはシャーシからの説明です。

 

 

 

 シャーシは「OP-1926 ハードロアデッキ」を加工した物で、通称「08カット」と呼んでいます。

 

 これはTA08と同じ幅でロアデッキをカットした事から呼んでいます。

 

 TT-02ノーマル足はあまり限界が高くないので、「シャーシを捩じってでもマシンを曲げる」との考えから採用しています。

 

 また、TA08との動きの比較をする為に、このカットとしています。

 

 

 

 バンパー部分は「OP-1814 カーボンバンパーサポート」を使用しています。

 

 それに「OP-1815 TT-02B 強化ギヤカバー」に付属しているボディポストを加工して取り付けています。

 

 ウレタンバンパーは「SP-1019 ウレタンバンパーS」を取り付けています。

 

 

 

 バンパーについては画像上のバンパーはTT-02のノーマル部品です。

 

 画像下のバンパーは「SP-1218 TT-01D ウレタンバンパー」になります。 

 

 このどちらかのバンパーを取り付けて、バンパーを小型化していきます。

 

 

 

 デフのギヤカバーは破損対策として「OP-1815 TT-02B 強化ギヤカバー」を使い、取り付け精度も上げていきます。

 

 このギヤカバーはTT-02に取り付けたいパーツの一つです。

 

 バッテリーポストも付属しているので、このパーツに交換します。

 

 

 

 TT-02のデフの取り付け部分には上下にクリアランスがあり、デフが僅かに持ち上がるのでこの調整をします。

 

 瞬間接着剤を塗ってクリアランス調整してもいいのですが、再現性が高くないのでアルミテープを使います。

 

 アルミテープを3×10ミリにカットしてロアデッキ側に2枚を重ねて貼ります。

 

 

 

 デフカバー側にも1枚貼ってクリアランス調整をします。

 

 アルミテープによって貼り付ける枚数を調整します。

 

 

 

 軽量化の為に各ビスは指定の長さよりも2ミリ短くしていきます。

 

 ただし、負荷のかかるデフカバーとダンパーマウントの取り付け部分は指定の長さのビスを使います。

 

 

 

 スパーギヤカバーの部分はビスを締めると必要以上にベアリングを押さえてしまいます。

 

 ビスを締め込んだ位置から1/2回転程、ビスを戻します。

 

 

 

 バッテリーホルダーは「SP-1253 TB-Evo.5 B部品」を使います。

 

 以前はTA08タイプのバッテリーホルダーを使っていたのですが、衝撃でバッテリーが外れるトラブルがあったのでこちらに変更です。

 

 TB-Evo.5のバッテリーホルダーは柔らかく、シャーシの捩じれにも柔軟に動いてくれます。

 

 しかも、ノーマル部品と比較して重さが軽いのでおススメのパーツです。

 

 

 

 スポンジテープを裏面に貼り、バッテリーを確実に押さえます。

 

 

 

 それでもフロント側のバッテリーポストにガタがあるので、Oリングを入れて調整します。

 

 

 以上でシャーシの大まかなまとめになります。

 

 (*´∀`)

 ダイタイコンナカンジカナ。

 

 

 

 次回は駆動系になります。

 

 

 

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