宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

FAZER Mk.2 曲がるセッティング。

2021年06月01日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 今回は「京商チャレンジ」や「地元チャレンジ」に向けた

 

 

 

 「曲がるセッティング」

 

 

 

 に変更していきます。

 

 

 

 

 FAZER Mk.2は「シャフト車」なのですが、「シャフト車」と「ベルト車」では操縦はもちろん、セッティングの方向性も違ってきます。

 

 

 なので今回のコンセプトとしては、シャフト車の「転がり」を活かした「素直に曲がる」を目指します。

 

 (・∀・)

 ヤルヨー。

 

 

 

 

 

 

 先ずはスプリングの変更です。

 

 

 速度域が上がったのとサーボの動きが良くなったので、スプリングを硬くしていきます。

 

 

 付属スプリング、ハード、ミディアム、ソフトの4種類を組み合わせてバランスをみます。

 

 

 

 前後ともミディアムがバランスが良かったのですが、フロント側 ミディアム、リヤ側 ハードの方が曲がる感じです。

 

 

 この状態をベースに変更していきます。

 

 

 

 

 

 次に車高の調整です。

 

 

 コーナリング中もフロントに荷重をかける為に、前後で約1ミリ位の差をつけておきます。

 

 

 フロント 4.5ミリ、リヤ 5.5ミリ設定したところ、

 

 

 

 

 

 フロント側が路面に接触しているみたいです。

 

 

 もう少し車高を上げる必要があります。

 

 

 

 

 オプションの「TCアルミダンパー」なら問題無いのですが、標準のプラダンパーなので調整が難しいです。

 

 

 

 

 スペーサーを組み合わせて、シムで微調整をします。

 

 

 最終的にフロント側 5.2ミリ、リヤ側 5.8ミリとなりました。

 

 

 

 

 

 

 デフの硬さを調整してコーナリング中の「姿勢」を調整します。

 

 

 フロントは10万番でコーナーの入りに問題無いので、リヤ側のみ変更です。

 

 

 シリコンオイルを4000番から段階的に柔らかくしていき、コーナー入り口で「巻かない」状態まで柔らかくします。

 

 

 その結果、リヤデフのオイルは1500番にしました。

 

 

 リヤデフが柔らかくても「リヤモーター」なので荷重がかかり、加速も問題ありません。

 

 

 

 

 

 

 最後に微調整ですが、ダンパーとフロント側のトー角度の調整をします。

 

 

 フロントダンパーは350番の「引きダンパー」にして、ギャップとグリップ感のバランスを取ります。

 

 

 リヤ側のスプリング硬さに対してダンパーの「動き」が早いので350番 → 500番 押し込みダンパーにします。

 

 

 

 

 

 フロント側のトー角はアウト側 0.5度にしていたのですが、コーナー後半で「転がり」感が気になりました。

 

 

 スムーズなコーナーの「抜け」の調整で、トー角を「ほぼ0度」にしました。

 

 

 

 

 これでエキスパートクラスのセッティングとします。

 

 

 

 

 

 夕方までセッティングの変更に時間を使ってしまったのですが、満足できるマシンになりました。

 

 

 シャフト車らしい「転がり感」のあるスムーズなコーナリングになりました。

 

 

 

 

 周りの方からは「よく走る」、「よく曲がってる」とか言われたのですが、

 

 

 

 

 FAZER Mk.2ですか?

 

 

 とも言われました。

 

 (;´∀`)

 アタリマエジャナイカ。

 

 

 

 他にもエントリータイプのスティックプロポとの組み合わせも気になったみたいです。

 

 

 

 

 これでレースに向けたセッティングも完了しました。

 

 

 

 

 FAZER Mk.2は「手軽に遊ぶ」~「レースに使う」まで使える良いマシンです。

 

 

 少しでもFAZER Mk.2に興味を持ってくれる方が増えると嬉しいですね。

 

 

 

 また手を加える様な事があれば報告していきます。

 

 

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FAZER Mk.2 エキスパートクラスに変更。

2021年05月30日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 

 前回いろいろあって、FAZER Mk.2を「エキスパートクラス」に変更する事になったので、

 

 

 

 メカやセッティングの変更を行い、

 

 

 

 京商チャレンジ的な仕様にしていきます。

 

 (*´∀`)

 ヤルヨー。

 

 

 

 

 

 今回の大きな変更点は「サーボ」です。

 

 

 動きの遅いサーボを、SAVOX製のロープロサーボに変更です。

 

 

 

 高性能のサーボを使っても良かったのですが、

 

 

 

 

 スティックプロポの「2HR」を継続して使用するので、この選択になりました。

 

 

 

 とは言え、手頃な価格で性能も良くFAZER Mk.2にちょうど良いです。

 

 

 

 

 

 サーボホーンもそのまま使えるので簡単です。

 

 

 サーボテスターを接続してニュートラルの状態でサーボホーンを取り付けます。

 

 

 

 

 

 ロープロサーボなのでスペースが空きます。

 

 

 そこにケーブルを押し込んで配線をします。

 

 結構スッキリします。

 

 

 後はピニオンギヤを32枚 → 37枚に変更して、メカの変更は完成です。

 

 

 

 

 

 

 早速、いつものコースでテスト走行です。

 

 

 

 サーボを変更しただけなのですが、

 

 

 

 かなり走ります。

 

 (・∀・)

 コレハイイゾ。

 

 

 

 コーナーも安定して曲がるし、素直に走ってくれます。

 

 

 

 これならシャフト車ならではの「転がり感」と「曲がるマシン」にできます。

 

 

 

 次回は「曲がるマシン」にする為にセッティングを変更です。

 

 

 

 

 つづく。

 

 

 

 

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FAZER Mk.2 仕様変更。

2021年05月22日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 前回の京商カップ FAZER Mk.2のレギュレーションを確認したところ、大幅な変更が確認できました。

 

 (;´∀`)

 カワリスギダヨ。

 

 

 

 

 

 スポーツクラスの変更点として、

 

 ・バッテリーはニッケル水素バッテリーのみ。

 

 ・モーターは540モーター G27(27ターン)に変更。

 

 ・ピニオンギヤは48ピッチの29枚。

 

 ・サーボとサーボホーンは交換可能。

 

 

 と変更になりました。

 

 

 

 先ずは「540モーター G27」です。

 

 

 これは京商の方で「在庫切れ」となっていて、8月中頃の出荷予定となっています。

 

 

 いつものお店では出荷されるまで手に入らないので、近い性能のモーターを使ってみます。

 

 

 

 タミヤ 540-J モーターです。

 

 (・∀・)

 ヒサシブリダナ。

 

 

 俗に言う「ジョンソンモーター」なのですが性能やモーター缶の形状も似ています。

 

 

 

 

 

 

 缶のフタも同じ形状なので、

 

 

 

 たぶん中身はジョンソンモーターと思います。

 

 

 

 G27と540-Jのスペックは27ターンの実回転数は約16000~17000rpmだったと思います。

 

 

 

 レースで使用したG14L モーターがLi-poバッテリーの組み合わせで約21800rpmだった事を考えると、

 

 

 

 かなりのスピードダウンです。

 

 (;・∀・)

 ケッコウデカイナ。

 

 

 

 

 

 ニッケル水素バッテリーも準備しました。

 

 

 容量は違うのですが、マッスルパワー 2200mAhです。

 

 

 古くなっているのですが、充電可能だったので使ってみます。

 

 

 

 と言う訳で、

 

 

 

 

 京商カップ 2021年仕様のFAZER Mk.2のテストマシンが出来ました。

 

 

 サーボの変更は、どうしても駄目な場合に変更をしていきます。

 

 

 

 

 と言う訳で、いつものコースに行ってきます。

 

 ε=ε=ヽ( ゚Д゚)ノ

 イッテキマス。

 

 

 

 

 

 

 早速、いつものコースでテスト走行してみたのですが、

 

 

 

 スピードが足りません。

 

 (;・∀・)

 モウチョットカナ

 

 

 

 GPツーリングが走るコースではさすがに速度が足りません。

 

 

 コーナーが多くコース幅が狭いコースではちょうど良い感じで楽しいかもしれません。

 

 

 

 コーナリング速度もかなり落ちたので、サーボの変更も必要無い感じですね。

 

 

 

 

 あまりブレーキの必要も無くサーボとタイヤで曲がれる感じなので、これ以上のセッティングの必要が無いです。

 

 

 

  Li-poバッテリーも使ってみたのですが、あまり変化がありません。

 

 

 

 

 いつものコースで店長やFAZER Mk.2ユーザーの方とスポーツクラスの検討してみたのですが、

 

 

 

 変更後の速度や、モーターとバッテリーを新たに購入等しなければならない事を検討した結果、

 

 

 

 

 うん、

 

 

 

 

 

 エキスパートクラスに変更になりました。

 

 (;´∀`)

 ダヨナー。

 

 

 

 

 しばらくお待ちください。

 

 

 

 

 

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FAZER Mk.2 バッテリーの選択について。

2021年05月20日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 先程、FAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーについて質問があったので文章にしておきます。

 

 

 

 バッテリーについてはいろいろ考え方があるので、

 

 

 

 あくまでも個人の感想であり、効果効能を示すものではありません。

 

 (*´∀`)

 オネガイシマス。

 

 

 

 ラジコンのバッテリーは人によってノウハウや考え方が違うと思うので、参考の一つにして頂けたら幸いです。

 

 

 

 

 

 今回からFAZER Mk.2 スポーツクラスのバッテリーが「ニッケル水素バッテリーのみ」になりました。

 

 

 

 数種類の選択ができるのですが、出力と容量が違います。

 

 

 今回から指定モーターは「540モーター G27」なので、8分間なら2200mAhでもバッテリーの容量は心配は無いと思います。

 

 

 

 

 では、どのバッテリーを選べば良いのかと言うと、

 

 

 路面状態によって選択するのも一つの手段と考えます。

 

 

 

 容量が足りているなら、常設コースで路面状況が良ければ2200mAhバッテリーの軽さが活きてきます。

 

 

 

 

 しかし、3600mAhバッテリーの「重さ」もメリットの一つと考えます。

 

 

 路面にホコリがある様な特設コース、グリップの低いタイル路面、グリップ剤とタイヤウォーマーが使えないコース等は絶対的なグリップが下がってしまいます。

 

 

 

 そこでバッテリーを含めたシャーシの「重さ」で安定感とグリップ感を稼ぐ事ができます。

 

 

 

 

 

 今回のレギュレーションの変更で一番困ったのは、「ニッケル水素バッテリーのみ」となった事だと考えます。

 

 

 

 

 ラジコン用のニッケル水素バッテリーは安価で取り扱いも簡単なバッテリーです。

 

 

 しかし、ラジコン用のニッケル水素バッテリーは、バッテリーとして高性能な物なので性能維持の管理が難しくもあります。

 

 (もちろん、Li-poバッテリーも十分な管理が必要です。)

 

 

 

 最大の難点として、Li-poバッテリーと違い「追い充電」は避けた方が良いという事です。

 

 

 詳しい説明は出来ないのですが、追い充電をすると「メモリー効果」により容量がどんどん減っていきます。

 

 

 ニッケル水素バッテリーを10回も使っていないのに、ほとんど充電出来なくなった事もありました。

 

 

 

 Li-poバッテリーの場合はバッテリーが1本あれば追い充電で、その日のレースは回す事ができます。

 

 

 実際に前回の地元チャレンジはLi-poバッテリーを1本で走りました。

 

 

 

 しかし、ニッケル水素バッテリーの場合では追い充電はしないので、予選用と決勝用の走行回数分だけの本数が必要です。

 

 

 (普段はLi-poバッテリーで練習しましょう。)

 

 

 

 

 なので、 

 

 

 

 思ったより費用がかかります。

 

 (;´∀`)

 ホントダヨー。

 

 

 

 自分の場合は「ニッケル水素バッテリー」をレース時にどの様に運用するかと言うと、

 

 

 

 22HVと36HVのバッテリーを各2本づつ用意します。

 

 

 

 予選走行が2回の場合は22HVと36HVのバッテリーで走り比べ、感じの良かった方を決勝で使います。

 

 (予選走行が3回の場合は余ったバッテリーを予選に使います。)

 

 

 

 その日の使用が終わったら、保管電圧まで放電をして保管をします。

 

 

 バッテリーによっては「自然放電」をしてしまうので、未使用時の電圧にも注意が必要です。

 

 

 

 

 最後に、ニッケル水素バッテリーもLi-poバッテリーも消耗品なのですが、

 

 

 

 大切に扱って楽しくラジコンを走らせましょう。

 

 (*´∀`)

 コレガイチバンダイジ。

 

 

 

 

 今回の内容が何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

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FAZER Mk.2のレギュレーションを

2021年05月18日 | 京商 FAZER Mk.2

 

 

 

 

 ここ最近、手を焼いているFAZER Mk.2なのですが、やっと良い感じになってきました。

 

 (*´∀`)

 ガンバッタカラナ。

 

 

 

 ふと思ったのですが、使用パーツの確認の為に「レギュレーション」を確認してみました。

 

 

 

 

 

 「京商カップ 2021 レギュレーション」です。

 

 

 大きな変更は無いとは思うのですが、確認は必要ですね。

 

 

 

 

 

 

 それではFAZER Mk.2 スポーツクラスのレギュレーションを確認します。

 

 

 

 あまり変更は無い様な感じでしたが、

 

 

 

 

 

 バッテリーが「ニッケル水素バッテリーのみ」になっています。

 

 (;´Д`)

 ナンデダヨ!?

 

 

 今更、ニッケル水素バッテリーを用意するのも考え物ですね。

 

 

 一応、持っているのですがコンディションは良くないと思います。

 

 

 これは勘弁してほしかったです。

 

 

 

 

 

 次に「車検対象外部品」の確認をしていきます。

 

 

 

 これは変わっていないと思ったのですが、

 

 

 

 

 ・ ・ ・

 

 サーボ?

 

 

 サーボホーン!?

 

 

 

 ・ ・ ・ ・

 

 

 

 サーボの交換がOKになっています。

 

 (;゚Д゚)

 マジカヨ。

 

 

 今までの「動きの悪いサーボ」に対するセッティングは何だったのでしょう?

 

 

 サーボを乗せ換えてテストもしているので、FAZER Mk.2が良く走るのを知っています。

 

 

 

 これでは根本からセッティングの方向が変わってきます。

 

 

 

 セッティングをやり直していきます。

 

 (;´∀`)

 ガ、ガンバルヨ。

 

 

 

 

 

 

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