宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

タミヤ ダンパー比較。

2024年07月06日 | ラジコン

 

 

 暑いのでラジコンはシーズンオフです。

 

 (;´∀`)

 アツイカラナー。

 

 

 

 

 7月になってから警報が出る位の暑さが続いています。

 

 外でラジコンで遊ぶには、人にもラジコンにも少し厳しいですね。

 

 みなさんも熱中症など、体調を崩さない様に気を付けて下さいね。

 

 

 

 暑い時期にはメンテナンスを兼ねて、マシンにいろいろ手を入れていきます。

 

 と言う訳で、以前より気になっていたパーツが手に入ったので見ていきたいと思います。

 

 

 

 OP.1000 Mシャーシ ハイグレードアルミダンパーです。

 

 かなり前からあるMシャーシ用のダンパーなのですが、今回初めて手に入れました。

 

 ダンパーのサイズはTRFダンパーとSSBBダンパーの中間みたいな感じです。

 

 ( 以降はMダンパーと表記します。)

 

 

 対応車種はMシャーシがメインなのですが、もちろん他のシャーシにも使用できます。

 

 「MB-01」も記載されているので、パッケージは最近リニューアルされたみたいです。

 

 

 

 「シリンダー内部にフッソコートを施した高性能ダンパーです。」とあるので、作動には期待できますね。

 

 

 

 パッケージを開封していきます。

 

 紙のトレーを出すとダンパー本体が出てきます。

 

 スプリングは硬さの違う物がセットされています。

 

 

 

 次にプラパーツです。

 

 これはTRFダンパーと同じ物みたいです。

 

 これは早い段階で「OP-1871 TRFダンパー強化部品」に取り換える予定なのですが、とりあえずは組み込んでいきます。

 

 

 

 あとはシャフトやピストン、Oリング等の小袋です。

 

 どうやらもう1組、 スプリングが付属しているみたいです。

 

 

 

 付属のスプリングを並べてみました。

 

 マーキングの色から見るとソフト、ミディアム、ハードの3種類です。

 

 しかし、ソフトだけは線径と全長が違うので、どうやら違う種類のスプリングですね。

 

 「TRFシリーズ No.68 ショートタイプスプリング」のソフトスプリングみたいです。

 

 種類が違うのですが1セット分のスプリングが付属しているので、お買い得感がありますね。

 

 

 

 ウレタンスポンジとOリングです。

 

 ウレタンスポンジは先日リニューアルされた青色が入っています。

 

 Oリングは溝の無いシリコンタイプのOリングです。

 

 個人的には漏れが少ないので、X断面タイプよりも好きです。

 

 

 

 シリンダー内のフッ素コーティングも良好です。

 

 これならスムーズに動いてくれそうです。

 

 

 

 今回は組み込み時に「OP-1730 ハードロッドガイド」を組み込んでいきます。

 

 硬くて精度も上がるので、ダンパーのメンテナンス時にはおススメのパーツです。

 

 

 

 ダンパーシャフトの長さは26ミリです。

 

 ピストンの取り付けもシム調整が不要な感じです。

 

 

 

 各部のサイズを測定していきます。

 

 先ずはダンパケース(ダンパーキャップを含む)の長さです。

 

 ・TRFダンパー 27ミリ

 

 ・ Mダンパー 25ミリ

 

 ・SSBB 23ミリ

 

 ちょうど2ミリずつの差がついています。

 

 次にシリンダーの内径と深さです。

 

 ・TRFダンパー 内径 10.0ミリ 深さ 18.0ミリ

 

 ・Mダンパー 内径 10.0ミリ 深さ 16.0ミリ

 

 ・SSBB 内径 11.2ミリ 深さ 15.3ミリ

 

 となっています。

 

 内径と深さから簡単な計算で考えた内容積は、

 

 ・TRFダンパー 約 5.7㏄

 

 ・Mダンパー 約 5.0㏄

 

 ・SSBB 約 5.4㏄

 

 となります。

 

 以上の事から、Mダンパーの減衰力は少しさがるのですが、ダンパーの動きとストロークのバランスが取れていると思われます。

 

 

 次回はダンパーの組み立てと、シャーシに搭載していきます。

 

 

 つづく。

 

 

 

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やっぱりサーキットに行ってみませんか。

2024年06月16日 | ラジコン

 

 

 以前、ラジコンのサーキット未経験の方に向けて、

 

 「サーキットに行ってみませんか。」

 

 と、ブログを書いた事があります。

 

 ( 「サーキットに行ってみませんか。」の記事はこちら。)

 

 

 実際に「ブログを見て来ました。」や「初めてサーキットに行きました」と声を頂きました。

 

 

 凄く嬉しかったです。

 

 (*´∀`)

 ウレシカッタデス。

 

 

 それでも、やはり初心者の方やサーキット未経験の方には敷居が高く感じられる様です。

 

 

 サーキットには行ってみたいと思うのだけど、

 

 「サーキットには何を持って行けば良いの?」

 

 とか、

 

 「サーキットでのルールやマナーは?」

 

 と、質問される事がありました。

 

 そこで、改めてサーキットの利用について簡単に紹介したいと思います。

 

 ( 内容が以前の記事と重複する部分があるのですが、ご容赦下さい。)

 

 

 最初に、サーキットに持っていく物の紹介です。

 

 

 マシンとプロポ、バッテリー、充電器です。

 

 最低限これだけあればサーキットで走る事ができます。

 

 逆に言えば、これが無ければ走る事ができません。

 

 

 

 サーキットによっては「ピットテーブル」が無い所もあります。

 

 その場合にはテーブルとイスを用意しましょう。

 

 

 

 あると便利なのはプラスドライバーや六角ドライバー、ボックスレンチはタミヤのキット付属品でとりあえずは大丈夫です。

 

 走らせるマシンに必要な工具があれば準備しましょう。

 

 サーキットにショップが併設されていない場合には、破損しやすい部分のスペアパーツを準備します。

 

 パーツクリーナーと汚れを拭き取る為のペーパー、あとはハケがあると便利ですね。

 

 サーキットで走るだけなら、これだけで荷物は十分です。

 

 荷物の移動はカゴやプラコンテナで大丈夫です。

 

 

 

 バッテリーは数が多いほど充電が楽になります。

 

 マシンが大きく破損して、その場で修理ができない時の為にセカンドマシンがあると安心です。

 

 

 それではサーキットに行ってみましょう。

 

 (・∀・)

 イクヨー!!

 

 

 

 サーキットのほとんどは「初心者歓迎」だと思います。

 

 しかし、サーキットによっては「会員限定」や「初心者には難しい」と言った所もあります。

 

 そこは事前に、自分に合っているサーキットを調べておきます。

 

 

 

 

 店内に入ったら、先ずはお店の方に声をかけましょう。

 

 お店の方に「サーキットの利用は初めて」と伝えて、利用料金と使用ルールを聴いて下さい。

 

 サーキットによっては「走行の時間割」や「グリップ剤の使用禁止」等があります。

 

 また、タイヤやパーツクリーナーなどに指定品がある場合もあるので確認しておきましょう。

 

 あとは常識の範囲内で行動すれば大丈夫です。

 

 

 

 お店の方の説明を聞いて納得したなら、走行をする旨を伝えましょう。

 

 料金が前払いの場合は料金を支払い、走行者リストがあるなら記入して手続きをします。

 

 そうしたら次にピットスペースの確保をして走行の準備をします。

 

 店内にピットテーブルがあれば、そこを利用します。

 

 場所が無ければお店の方に声かけて場所を確保しましょう。

 

 

 

 画像の様に屋外にテーブルを設置できるサーキットもあるので確認しましょう。

 

 もし、ピットスペースの隣に人がいる場合は、必ず「お隣失礼します。」と声をかけましょう。

 

 サーキットでも挨拶と声かけは大事です。

 

 

 

 準備ができたなら走行をします。

 

 ステアリングのトリムなどは操縦台に上がる前に調整します。

 

 必ずマシンの走っていないタイミングで、邪魔にならない場所で調整しましょう。

 

 

 

 どうやら操縦台に先客がいるみたいですね。

 

 この場合でも操縦台に上がったら「お隣失礼します。」や「後ろを通ります。」など声をかけて移動します。

 

 

 (操縦モデル hiro様 ありがとうございます。)

 

 操縦する時の姿勢は、画像の様に少し足を開いた状態で真っ直ぐ立ちましょう。

 

 前かがみや柵に寄りかかる姿勢は、他の人の視界を塞ぐので気を付けましょう。

 

 

 

 複数のマシンがコース上を走っている時は、他のマシンと接触する事があります。

 

 この場合はどちら側が悪いと言う事ではなく、必ず「すみません。」と言いましょう。

 

 ( 故意にマシンをぶつける事は絶対にしてはいけません。)

 

 

 また、後ろから速いマシンが来た場合は、コースの邪魔にならない場所で外側に避けて走行ラインを譲りましょう。

 

 この時、走行ラインやコース中央などで停止しては衝突の原因になるので、スピードダウンしたり止まらない様にして下さい。

 

 

 

 走行しているとマシンが横転したり故障で走行不能になる場合があります。

 

 この時は直ぐに「転倒しています!」「マシンが止まっています!」と周りに注意喚起をして下さい。

 

 マシンの回収時にも操縦台に向かって「コースに入ります。」と声をかけてからコースに入って下さい。

 

 ( コースに入る時はマシンが来ていないタイミングを見てコースに入って下さい。)

 

 マシンの近くに人がいる場合は回収や復帰をしてくれる場合があるので、必ず「ありがとうございます。」とお礼を言って下さい。。

 

 

 

 マシンの故障やトラブルでマシンが不調の場合、原因が分からない時や自分で対処できない場合があります。

 

 こんな時は迷わず、お店の方や近くの人にアドバイスをもらったり、原因を教えてもらいましょう。

 

 速くなる近道でもあるし、コミュニケーションを取る機会でもあります。

 

 

 

 その日の走行が終わったら、帰る前にお店の方や隣りの方に「お疲れ様でした。」とか「ありがとうございました。」と声をかけて下さい。

 

 次のサーキット走行の時には、お店に訪れやすくなります。

 

 

 

 サーキットに来ると趣味としての「ラジコンの世界」が変わってきます。

 

 速く走るのはもちろん、カッコ良く動かしたり、ただ走らせるなど楽しみ方は自由です。

 

 それでもサーキットで走るだけで、その楽しさの幅が広がってきます。

 

 

 もし、サーキットに来る事を迷っているなら見学だけでも来て下さい。

 

 それだけでも大歓迎です。

 

 (*´∀`)

 キテクダサイネ。

 

 

 それではサーキット未経験のみなさん、お待ちしていますね。

 

 

 

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ステアリング周りの振動について。

2024年05月24日 | ラジコン

 

 

 今回はコメント欄に質問を頂いたので、それについて説明していきたいと思います。

 

 ( ・∀・)ノ

 オコタエシヨウ!!

 

 その前に、今回の説明はパーツに変形や破損が無く、クリアランス等が適正に組み立てられている事が前提となります。

 

 

 

 早速、質問の内容ですが、

 

 「切れ角が最大付近でステアリング周りが振動する。」

 

 と言う事です。

 

 

 とても気になる部分なのですが、

 

 ある意味、正常な状態です。

 

 (・∀・)

 ダイジョウブデス。

 

 

 このステアリング周りの振動は「ピン」と「カップ」のドライブシャフトを使う限り、どの4WDシャーシでも発生します。

 

 振動の大なり小なりは違ってくるのですが、TT-02等のサスアームが短い場合は振動が大きくなる傾向みたいです。

 

 

 

 先ずはステアリング周りに振動が発生する原因を説明します。

 

 原因としてよく言われている事なのですが、

 

 「ピンとカップの接合位置により回転速度が変化する。」

 

 と言う事です。

 

 (;´∀`)

 ナッ、ナニソレ?

 

 言葉にすると難しいので、画像で簡単に説明します。

 

 

 

 説明なので分かりやすい様に、適当なシャフトとカップ使っています。

 

 

 

 シャフトとカップを組み合わせた状態です。

 

 この状態ではピンの両端がカップの外側に0.5ミリずつ出ている感じです。

 

 ピンとカップの接合部分は線を引いた場所になります。

 

 

 

 今度はシャフトとカップに角度が付いた状態です。

 

 この状態でもピンの両端がカップの外側に0.5ミリずつ出ているので、接合する幅は同じだと考えます。

 

 なので、ピンとカップの位置関係がこの状態だと変化がないみたいです。

 

 

 

 変化が出たのは、ピンとカップがこの位置になった時です。

 

 カップからのピンのはみ出しが無くなり、接合部分の幅が広くなりました。

 

 接合部分が軸の中心から離れると言う事は、カップの回転速度が速くなると言えます。

 

 つまり、同じ回転軸上に回転速度が速くなる部分があると言う事です。

 

 これが振動の原因です。

 

 (;´Д`)

 ソウダッタノカ。

 

 

 この状態がデフカップとホイールアクスルの両方で発生します。

 

 更にジャイロ効果により「高速回転時に回転軸が真っ直ぐになろうとする力」も加わります。

 

 なので、ドライブシャフトの高速回転時には振動が大きくなります。

 

 

 原因が分かったところで、質問内容の

 

 「ステアリング周りの振動はどうすればいいのか?」

 

 と言う事なのですが、

 

 

 気にしない事です。

 

 ・:*:・(*´∀`*)・:*:・

 キニシマセンヨ。

 

 

 気にしなくても良いと言う理由なのですが、

 

 「ステアリングを最大角に切ったまま、スロットルを全開にする事がほとんど無いからです。」

 

 

 

 

 画像の様なステアリングを最大で切る低速コーナーでは、惰性による転がりや少しスロットルをあおる感じでコーナーを抜けていきます。

 

 立ち上がりもステアリングを戻してからのスロットル全開となります。

 

 コーナー進入時の舵角が最大の場合でも、スロットオフの時には振動は気になる事はありません。

 

 

 なので、マシンが低速の場合はステアリング周りの振動は気になりません。

 

 

 

 高速コーナーや中速コーナーの場合は、速度に対してステアリング周りに振動がでるまでの舵角にはなりません。

 

 この場合もステアリング周りの振動は気にしなくても大丈夫です。

 

 

 どうしてもステアリング周りの振動が気になる場合や、走行に影響が出る時には「ダブルカルダンジョイント」が有効となります。

 

 

 

 

 ダブルカルダンの場合はピンとカップの接合が多段となるので、接合部分の角度が緩やかになります。

 

 接合部分の角度が緩くなるので、ステアリング周りの振動が出難くなります。

 

 特にコース幅が狭く、小さいコーナーが多い場合にはダブルカルダンの効果が大きいので、走行に差が出るかもしれません。

 

 また、「ドリフトの4WDマシン」の場合は、切れ角が大きい状態でスロットルを大きく開ける事もあるので採用したいところです。

 

 

 以上がステアリング周りの振動についての考えになります。

 

 今回の考察については個人的な考えなのですが、少しでも参考になれば幸いです。

 

 また、何かヒントやアドバイスがありましたら教えて頂けると嬉しいです。

 

 (*´∀`)

 オネガイシマスネ。

 

 

 

 

 

 

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ついに、

2024年04月27日 | ラジコン

 

 

 

 ついにサンワのスティックプロポが全て終了しました。

 

 Σ(´∀`;)

 ナッ、ナンダッテー!?

 

 

 サンワのホームページを確認してみると「EXZES ZZ」に生産終了の表示がありました。

 

 ついでに「空用」と「水用」のページも無くなっていました。

 

 事実上のスティックプロポからの撤退かもしれません。

 

 

 そろそろ愛用のEXZES Xが少し調子悪くなってきたところなので、プロポの買い替えを検討していました。

 

 スティックプロポの種類が少なくなった現在、その中で選択肢が無くなっていくのは残念です。

 

 復帰してからずっとサンワユーザーだったのですが、どうやら乗り換えないといけないみたいですね。

 

 受信器やサーボ類もサンワのメカばかりなので、どうしたものかと考えます。

 

 

 今度の静岡ホビーショーの動きなどを見て考えたいと思います。

 

 (;´∀`)

 ヨウスヲミヨウカナー。

 

 

 

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タミヤ TA08はどうするのか?

2024年03月20日 | ラジコン

 

 

 

 勇気ぃい! 爆発だぁあああ!!

 ( ´∀`)ノ

 

 

 勇気!爆!発!!

 (・∀・)

 

 

 

 (゚∀゚)合体だぁ!!!

 

 

 ・ ・ ・ ・

 

 

 うん、まあ合体はさておき、

 

 

 みなさんは「タミヤ TA08R」の走りは見ましたか?

 

 

 

 画像はいつものコースで走っているTA08Rの1台です。

 

 いつものコースでもTA08Rが数台走っているのですが、予想以上に良く走っています。

 

 アッパーデッキの効果が大きいと思うのですが、ハイパワーのモーターでも全然大丈夫みたいです。

 

 その走りと「タミヤ製」と言うパーツの入手性を考えると、かなりコストパフォーマンスの良いマシンだと思います。

 

 

 しかし、現状ではR化用のパーツが手に入らないのと、TA08Rの次の入荷が分からない状態です。

 

 では、「TA08 Proのユーザーはどうすればいいのか?」と言われると、

 

 

 そのまま突き進めば良いのです。

 

 (・∀・)

 モチロンジャナイカ!!

 

 

 

 現在の自分のTA08なのですが、フルメンテ後はディスプレイモデルとなっています。

 

 個人的にはアッパーデッキの無いシンプルでメンテナンス性の良いTA08が好みです。

 

 タミヤクラスのモーターならTA08 Proでも十分だと思っています。

 

 それに、そろそろTT-02もする事が無くなってきたので、サブマシンとしてTA08を動かしたいと考えています。

 

 

 しかし、ただ以前と同じ仕様にしても面白くはありません。

 

 

 そこで、

 

 妄想セッティングを詰め込んだ「TA08 Pro」

 

 にしていきたいと思います。

 

 

 不定期なのですが、思いついた時にTA08に手を入れていきたいと思います。

 

 (*´∀`)

 シバラクオマチクダサイ。

 

 

 

 

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