凄いぞ！ 火の鳥NIPPON全日本女子バレー

       

　全日本女子バレーボールチームが、世界ランクNO.1のブラジルを３セットのストレートで撃破し、今大会であるW杯バレーの３位圏内を狙える位置に近づいた。しかし、全日本女子バレーの選手の動きは素晴らしかった。これまで、イタリア、中国、セルビアに敗退し、４勝３敗という土壇場での戦いを強いられていたのである。３位以内に入れば、ロンドン五輪に出場できる権利が獲得できる。多くの強豪との対戦を待たずに、五輪切符が手に入ることは、非常に重要なのである。だからこそ、今大会での３位以内の入賞は、是が非でも勝ち取りたいのである。
　上記写真は、時事通信によるもの。バレーボールのＷ杯女子第８日。日本は世界ランキング１位のブラジルを３―０で破った。５勝３敗で５位を守り、五輪出場権を得る３位以内へ望みをつないだ。喜ぶ日本の選手たち＝（１３日、北海道立総合体育センター ）。
　今大会は、まさに強豪揃いの厳しい戦いが続く。各世界ブロックの覇者が集結しての大会なので、弱いチームは皆無。その中で、勝ち抜かねばならぬ試練なのである。今後、ケニア、アメリカ、ドイツとの３戦を残すのみ。この３選に全勝しなければ、３位以内が見えてこない。何としても頑張って、ロンドン五輪への切符を手に入れて欲しい。
　エースアタッカーの栗原を欠き、体調不良の狩野が出場できないという、厳しい人材の中での戦い。しかし、若手やリザーブ選手が伸びてきており、この大会の勝利に勢いをつけている。「頑張れ！！ニッポン」である。