弱体の巨人が、クライマックスシリーズで快挙なのである。あの菅野投手が、ヤクルト相手にCSでノーヒットノーランを達成し、CSのファイナルステージに進んだ。この重要にして重大なCSでのノーヒットノーランは初めての快挙である。精彩を欠いていた巨人が、やっと黄金の時期に進もうとしているのである。
【記事】
今季限りで退任が決まっている高橋由伸監督率いる巨人が、エース・菅野智之投手(29)のCS初、自身初となるノーヒットノーランでヤクルトとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ第2戦でヤクルトに勝利し、CSファイナルステージ進出を決めた。巨人はリーグ優勝を決めた広島とのファイナルステージ(17日開幕・マツダスタジアム)に駒を進めた。
巨人先発の菅野は山田哲を2打席連続三振に仕留めるなど、初回から3者凡退を続け、6回まで18人斬りで出塁を許さない“完全ペース”で前半を快投。7回は2死を取ってから山田哲に四球を選ばれ、完全は消えたが、その後もヒットを許さず、ノーヒットノーランを達成した。
巨人打線は、2回2死から長野がヤクルト先発・原の2球目の直球をバックスクリーン左に運ぶ一発で先制。4回には、先頭のマギーが原の初球スライダーを左中間席に運び、さらに2死一塁から亀井が初球のシュートを右翼席に2ランを決めて追撃し、菅野の好投にこたえた。
巨人のCS第1ステージを突破してのファイナル進出は、2010年、2015年に続いて3回目。過去2回はファイナル突破を阻まれており、広島とのファイナルステージで初の下克上を目指すことになる。
菅野智之投手「達成感はすごくあります。フォアボールはもったいなかったんですけど、満足はしてます。高橋監督と1日でも長く野球ができるように。広島に一緒に行きましょう」
闘魂こめて~読売ジャイアンツ球団歌
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